34歳が未経験の業界・職種に転職するために知っておくべき5つの悩みとポイント

中堅社員も板についてきた34歳。

34歳って今の会社で一生やっていくべきか転職すべきか最後の選択ができるような気がしませんか？

未経験の業界や職種に転職するのであれば確かに若いに越したことはありません。

でも34歳は未経験に転職できる最後のチャンスでもあるのも事実。

なぜなら35歳になっていないからなんです。

企業が募集をかけるときにはどこかで年齢のラインを引くのですが34歳の場合は30歳から34歳に入る場合が多くなります。

もちろん企業によっては33歳から36歳というところもあるかもしれません。

しかし転職エージェントの担当者曰くキリのいい数字でラインを引く企業の方が多いそうです。

本記事を読めば34歳が未経験の業界や職種に転職するには今何をすべきかが分かります！

34歳が未経験の業界・職種に転職するときの3つの悩み

34歳でそもそも転職なんてできるものなんでしょうか。

そりゃ不安ですよね。

不安を取り除くためには原因と対策です。

まずは不安の原因を確認しましょう。

今の業界の経験と知識しかないから不安

今の業界でもう何年も働いて知識と経験が偏っている。

20代だったのも5年前だし、こんな状態で他の業界や職種に転職なんてできるものなんだろうか？

他の業界に行けば人脈もリセットだし、何もかもゼロから勉強し直さなければならない。

果たしてそこまでして転職しないといけないんだろうか？

いやでも今の会社や業界に定年までいるイメージは持てない。

でも経験と知識がない！というジレンマに陥ります。

役職・肩書きがないから不安

34歳の転職はキャリア転職でチームマネジメントをした経験がないと転職ができないんじゃないだろうか？

会社の規模や業績によってはある程度年齢がいっても肩書きや部下が付かなかったりということは起こります。

30代の転職でよく聞くのはマネジメント経験が必要だということ。

肩書きの無い34歳は転職は諦めるしかないんでしょうか？

年収が下がるか不安

転職で一番気になるのはやっぱり年収。

月1万円くらい下がるくらいならまだしも、3万円も5万も下がるのはちょっと受け入れられない。

そもそも転職後の年収なんて想像もつかないんだけど、未経験の転職だとやっぱり上がることはないんじゃないだろうか。

未経験の転職を考えても最終的に年収を考えると（やっぱやめとくか）となりがちです。

ブラック企業に入社してしまわないか不安

ブラック企業に転職してしまったどうしよう・・・。

転職する人すべての悩みです。

これは年収が下がるよりも嫌かもしれません。

というか絶対嫌ですよね。

今の会社はブラックではないけれどもブラック企業だけは絶対に避けたいところ。

でもブラック企業かどうかなんて働いてみないと分からないし、仮にブラック企業でなくても会わない会社に転職してしまったら今の会社に残った方がいいに決まってる。

ブラック企業に絶対に転職しない転職の方法なんてあるんでしょうか？

そもそもどうやって転職するんだろう？

そういえばそもそもみんな転職ってどうやるんだろう？

ネットで調べるといろんな転職サービスが出てきてどれがいいのかよく分からない。

友達で転職している人もいるし、うちの会社で転職している人もいるし、うちの会社に転職してくる人もいる。

でもみんな前の会社で仕事をしていて、転職活動をして、次の会社に入っている。

うちの会社の転職組に聞くわけには行かないので今度友達にでも聞いてみるか。

34歳が未経験の業界・職種に転職するために知っておくべき3つのポイント

さてあなたの不安はありましたか？

それではここからは不安を一つ一つ解消していきましょう！

未経験業界・同職種、同業界・異職種だったら転職できる！

34歳での転職は全くの未経験の業界と職種への転職は不可能ではありませんがオススメはできません。

理由は分かりますよね？

34歳での転職は未経験業界で同職種がベスト、同じ業界で違う職種がセカンドベストです。

未経験業界で同職種がベストな理由は職種での経験を応用することができるからです。

前の業界では常識だった方法が転職した業界では有効に使われておらず、異業界からの転職者が新しい方法で新しい収益の柱を打ち立てることは珍しいことではありません。

企業も異業界の手法を取り入れられることを期待して34歳を採用している面もあります。

同じ業界で異職種がセカンドベストである理由は、今の会社での異動で済ませられる可能性があるためです。

面接の際には、なぜ今の会社での異動を検討しないのかを必ず聞かれるでしょう。

肩書きがなくてもリーダー経験はある！

34歳ともなれば課長などの管理職で転職しなくても近い将来に肩書きを持って20代の社員を引っ張りつつ自身も仕事の最前線で戦うプレーイングマネージャーを求められます。

そうなればやはり面接で語れるリーダー経験は欲しいところです。

しかしあなたにはリーダーの証である肩書きがない！と嘆くのは少し早いです。

リーダー経験がなくとも、後輩の指導を行なった、あるプロジェクトを中心的役割で引っ張った経験が一個でもあればOKです。

あなたの約10年の社会人経験を振り返れば何かしらあるはずです。

面接の時に語るリーダー経験は一つもあれば十分。

そんなに何個も伝えられるほど面接の時間があるわけではありません。

自分の過去をほじくり返してリーダー経験を思い出し、面接官が魅力的に感じる物語にデコレーションしましょう。

転職活動を本格化する前にどんな会社にどんな条件で入社できるか分かる

年収は下げたくないですよね？

でも年収は入社する前に大体分かるんです。

これはあまり心配することではありません。

転職エージェントに登録をすると担当者から電話がかかってきて面談の日程を決めることになります。

その電話の際にまだ転職するかどうか分からないことを伝えておきましょう。

面談の際にはあなたの経験・スキル・希望などを担当者に伝え、その経験・スキル希望などに沿って求人を紹介してくれます。

転職エージェントにはあなたに似た経験・スキル・希望に加えて34歳という年齢の人がどんな会社にどんな条件で転職したのかという膨大なデータがあります。

転職エージェントのデータにあなたを当てはめれば高確率で転職後の年収を予想することができます。

ブラック企業は避けることができる！

ブラック企業を100％避けることはできませんが、可能な限り可能性を低くすることができます。

そのためにはまずハローワークを利用したり、自分で企業のホームページを調べたりして応募先を決めないこと。

ハローワークは企業の求人掲載費が無料のため末端社員を使い捨てにするタイプの企業の求人が紛れます。

自社のホームページは採用情報が書いてはありますが、社内のリアルな内情までは見えて来ず、基本いいことだけを書いてあります。

そもそも会社のホームページは採用のために開設している企業はほとんどなく転職活動の情報を得るには不向きです。

人を使い捨てるタイプのブラック企業を避ける一番良い方法は求人掲載料が高い大手の転職エージェントを利用すること。

転職エージェントは求職者が利用する場合は無料ですが、企業が利用する場合は有料なのです。

ブランドのある大手やハイクラス転職を扱う転職エージェントは求人掲載費が高い傾向にあるので、末端社員を使い捨てにするタイプの転職エージェントは少ない傾向にあります。

しかし激務の会社や残業が当たり前の会社の求人はありますので、あなたに合った会社を転職エージェントと一緒に見つけることが重要です。

みんなが使っている3つの転職方法はこれだ！

いろんな会社のホームページで求人情報をネットで探して求人情報を集める人はごく少数でしょうが、自力で求人を探して応募する人はいます。

しかしこれは先述したブラック企業の選別も含めて効率が悪い方法です。

他にはあなたの知り合いや親戚の企業を紹介してもらう縁故採用という方法があります。

縁故採用は採用率も高く事前に会社の内情もある程度分かるので利用しても良いでしょう。

しかし縁故採用で入社した会社を退職する際に紹介者の顔に泥を塗ってしまう可能性があることを忘れないようにしましょう。

最も一般的な転職方法は転職エージェントを利用することです。

これも先述の通りすることをお勧めします。

転職エージェントにはすでに数千〜数十万の求人が集まっているので求人を集める手間が省けますし、面接の日程や年収交渉なども代行してくれます。

参考までに大手の転職エージェントをご紹介しておきます。