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「営業を辞めたい!」と思う人が知るべき9つのこと

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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サイト管理人
サイト管理人
こんにちは!新卒でブラック企業に入社し、個人客への飛び込み営業を3年間やっていたサイト管理人です!

営業を辞めたいと思っていても、実行するのはなかなか難しいですよね。

本記事では「営業を辞めたい!」と思っているあなたに知っておいてほしいことをまとめました。

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緊急事態宣言が解かれていない今、すぐに辞めてしまうのはちょっと危ないので、まずは転職エージェントに登録をして、様子を見ましょう。

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タップできる目次
  1. 個人客営業がきついなら法人営業
  2. 飛び込み営業で門前払いされて辛い時に考えるべきこと
  3. 営業成績が悪くて転職する時に考えるべきこと
  4. 営業以外の仕事に転職するために今すぐやるべきこと
  5. もう営業をやりたくないから転職したい!と思う時に考えるべきこと
  6. 営業が向いていない20代が悩む5つのことと転職したいと思う時に考えるべき3つのこと
  7. 営業を辞めたい30代が知っておくべき5つのこと
  8. 正真正銘のラストチャンス!営業を辞めたい40代が考えるべき4つのこと
  9. 営業職に転職したい人向け!オススメの最強転職サイトランキング

個人客営業がきついなら法人営業

私は個人相手から法人相手の営業職に転職しました。

転職してからしばらくして思ったのが(なんて気持ちがいい仕事なんだ!)ということです。

法人営業の方が楽というわけでは決してありません。

法人営業の方が合理的で理不尽なことが少ないのです。

私は個人営業が優っている部分は、ほんの一握りのトップ集団だけが飛び抜けた年収を得られる部分だけではないかと思っています。

そのトップ集団の中の人も常にトップ集団にいられるわけではない。生涯賃金で均したら平均年収以下というう場合が多いのではないかと思います。

少なくとも私の経験上はそうです。

個人営業は個人客相手のため仕事の時間帯が遅くなったり、休日出勤や平日が休みだったりします。

ブラック企業と言われても仕方がない状態の会社が相当数あります。

法人営業は法人が相手だけにコンプライアンス(法令遵守)を尊重しなければなりません。

法人営業の会社に転職した私には驚くことばかりでした。

個人営業の世界から法人営業の世界に移ると、こんなに効率よく仕事ができるものなのかと驚きます。

個人営業の世界が全てではありません

個人営業の努力と根性はどの世界に行っても通用はします。

しかし努力と根性だけでは時間をかけて体系的にビジネスを学んできた法人営業ビジネスマンのビジネススキルには敵いません。

しかし数年個人営業を経験した後に法人営業に転職すればビジネスマンとして成長できると共にワークライフバランスも取れる人生が待っています。

本記事では個人営業の悩みとなぜ法人営業の方が良いのかについてお伝えします!
個人客相手の営業のはノルマがきつくて仕事を辞めたい!と思っている人の5つの悩み

もし今月目標達成したとしても来月の達成は絶対無理だと分かっている

今月は先月から育ててきた案件がうまいこと売れて売上利益目標を達成したとしても来月はまたゼロから。

そんな毎月都合よく案件があって達成できるわけではなく達成できる月もあれば未達成の月もある。

数年の経験でも月末の案件数の状態で来月の数字はだいたい読める。

そりゃ飛び込み営業の数を増やせばいくらかは売れるかもしれないが未達では意味がない。

その次の月で気が変わるから全てまたリセットされる。

来月売る意味はない。

「達成ギリギリだったら結局ゼロと一緒」と思ってしまう

目標の売上利益を達成してからの上澄みからがやっと実入り。

いわゆるインセンティブ。

しかし目標値ギリギリの売上利益は会社からしたら達成して当たり前の数字。

社内的にちょっとは意味があったとしても給料は実質売上利益ゼロの場合とほぼ一緒。

果たしてこれに何の意味があるんだろうか。

達成している人はいるが全然幸せそうじゃない

たまに目標達成するあの先輩は確かにすごい営業なんだろう。

でもあまり幸せそうには見えない。

確かに達成した月はちょっと自慢げな雰囲気はあるが、一度一緒に会社に遅くまで残っていた時に言っていた。

「毎月毎月やってらんないよね」

果たしてあの先輩は幸せなんだろうか?人生楽しいのだろうか。

全く幸せな風には見えない。

自分の人の役に立っている気なく、むしろ罪悪感がある

自分もたまに売上を上げる。

しかしそれは目標額達成のためであり、お客さんのことは考えていないような気がする。

お客さんのためになるから販売する、ではなく、なんとか言ったら買いそうなお客さんだから頑張って喋って売る。

果たしてこれは人の役に立っているのだろうか。

なんだか口車に乗った人だけに売っているようで、全く人の役に立っている気がせず、むしろ騙しているような罪悪感にもかられる。

ホワイトカラー同士のシュッとしたビジネスの世界は本当にあるんだろうか

テレビで見るような世界は非現実だとしても、パソコン持ってスーツケース持って日本中世界中を飛び回る。

相手会社に訪問してプレゼンテーションを行い契約を取る。

そんな世界は本当に存在するのだろうか。

そもそも日本中世界中を人一人が飛び回るということはその旅費や宿泊費以上の利益をその人が生み出しているってこと。

どれだけすごい人なんだ!と思う。

憧れはするがそんな世界は現実に存在するのだろうか?

個人客相手の営業のはノルマがきつくて仕事を辞めたい!と思っている人は法人営業が向いている3つの理由

会社のブランドによるベースの売り上げがあり、営業マンはその保持と新規開拓のために存在する

個人営業の世界では営業職が毎月ゼロから売上利益を構築しなければなりません。

しかし法人営業の企業の多くは既に売上のベースを持っています。

法人営業はまず既存の客さんの売上を守るためのメンテナンス。

そしてその売上をベースに新規顧客の開拓を行い、売上を伸ばして行く。

たまに既存のビジネスが終わってしまったり競合他社が攻めてきたりということはあるのですが、売上のベースができています。

売上ベースを維持しながら新たな売上を構築して行く。<

毎月ゼロからのスタートの世界と比べると随分と効率が良いと思いませんか?

個人客相手をしてきたあなたは顧客がサラリーマンだと余裕

個人営業のお客さんは昼間はサラリーマンだったり、個人事業をしていたり、会社を経営していたり。

そのお客さんがものを買う立場になると昼の仕事の反動なのか、わがままっぷりがMAXになる人が少なくありません。

その点法人営業はお客さんもサラリーマン。

たまには癖のあるお客さんもいますが、強烈な個性を持った個人営業のお客さんと比べたらしれています。

その代わりビジネスマンとしての能力はより問われることになります。

個人営業の場合は人を気に入ってもらえれば購入してもらえる場合も多いですが、法人営業は人を気に入ってもらうことも重要ですが自社製品や会社そのものを気に入ってもらう・納得してもらわなければ売れません。

法人営業ビジネスでは営業職は一つの役目。

営業が得た情報を会社に持ち帰り開発や改良を進め、より顧客ニーズに合わせていかなければなりません。

ビジネスマンとしての能力も身につけていかなければこの世界では生き残ることができません。

みんな定時で帰るし有給も取る

上司がいようが所長がいようが帰れる時は早く帰る。

もちろん忙しい時期は遅くなるときがあります。

しかしあまりに帰宅時間が遅いと「早く帰れ!」と注意を受けます。

遅い時間まで働いていたり土日出勤すると褒められる個人営業の世界とはえらい違いです。

有給や代休もみんな積極的に取ります。

休日出勤の申請をしたら代休の申請もその場で求められます。

ホワイト企業がどこにいるのかは転職エージェントが知っている

その会社で働いて自分が幸せか、やりがいを感じるかなんてことは入社してからでないと分かりません。

でもミスマッチはなるべく防ぎたいものです。

そのミスマッチを防ぐために転職エージェントが存在しています。

もしあなたが今個人営業で嫌気がさしているのであれば、転職を検討してみませんか?

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自分に合ったキャリアアドバイザーに巡り合うためにもより多くの求人数に触れるためにも3社以上の転職エージェントに登録することをお勧めします。

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飛び込み営業で門前払いされて辛い時に考えるべきこと

私は新卒で営業職として入社した会社で3年間飛び込み営業をしていました。

朝8:30会社に出社して朝礼。営業車で出かけて18:00くらいまで飛び込み営業。

そのあとに会議やら資料作りです。

3年この生活を続けた時に、この仕事を一生続けたいとは思えず転職に至りました。

就職活動で本当に自分がやりたいことが分かっておらず、営業ならなんでもいいやと思って就職先を決めてしまったことが、転職に至った一番の原因です。

嫌なら最初から飛び込み営業の会社を選ぶな、という話ですからね。

でも私のように、学生時代に何がしたい分からず飛び込み営業の世界に入ってしまった人は会社の中にも何人もいました。

中には飛び込み営業をやってみたら意外と性に合って続ける人もいれば、転職する人がいます。

本記事では飛び込み営業で門前払いされて心が折れそうな時に、考えるべきことをお伝えします。

最後まで読めば、何を基準にあなたが飛び込み営業を続けるべきなのか、それともいつかは辞めるべきなのかが分かります。

飛び込み営業が嫌になる5つのとき

飛び込み営業は終わりがありません。

あなたが日々嫌だと思っていることはこんなことではないですか?

とにかく門前払いで断られる

飛び込み営業には波があります。

10件飛び込んで1件見込み客ができれば上出来。

でも調子が悪ければ20件30件飛び込んでも断られ続け、全く見込みができない時があります。

経験則的にあと何件か飛び込めば見込み客が見つかるはずだ、と思っていても何十件も飛び込んで無理だったら(どうせ次も無理なんだろう)という気になります。

そんな負のオーラをまとった営業がものを売れるわけもなく、当然のごとく門前払い。

それでも次に行かなければいけない。

飛び込み営業をしている限りこの悩みは一生付きまといます。

ややこしい客のアフターフォロー

売れたとしても、買ってくれたお客さんの中にはちょっと変わった人もいます。

だいぶ変わった人もいます。

中には商品を買うことではなく、客という優位な立場を楽しむために買う人もいます。

お客様は神様と言わんばかりに、営業を足で使うような偉そうな人は一定数いるもの。

でも数字のためには買ってくれる人なのであれば、客を選んでいられません。

ややこしい人でも門前払いされてしまえば、一生会うことはありません。

しかし買ってもらうとその後も関係は続きます。

上司が怖い

飛び込み営業の会社の上司は、飛び込み営業で実績を上げてきた人。

飛び込み営業の会社に長く在籍する上司は基本的に根性論、精神論

売れなければ、帰ってくるな。

月末が近い20日以降にチームの数字が悪ければ機嫌が悪くなる。

営業会議では怒鳴り散らす

成績が良くても、当たり前、というような態度を取られます。

ノルマが達成できていない月の営業会議と月末

数字が全ての営業は月末が修羅場。

ノルマを達成できる見込みが無いとその月の営業会議は地獄です。

もう達成は無理と分かりながらまずは現状報告、次に無理と分かっている挽回策。

上司の顔なんて見れたもんではありません。

もう今月は諦めて来月の見込みを作りに行った方がいいな、と思いつつ来月と考えると時間があるのでちょっとサボりが多くなってしまったり・・・。

ノルマの達成ができていないと負のスパイラルに陥ってしまいます。

給料日

飛び込み営業のお給料は、基本給+出来高。

ノルマを達成できていなかったり、ノルマは達成したものの上積みがわずかなものであればその月の給料は少ないものです。

その給料を見るたびに、自分は飛び込み営業には向いていないんじゃ無いか、と考えてしまいます。

会社によっては平均以上の成績を出している営業職でも、意外とその年代の平均年収に達していないこともあります。

ちなみに平成28年の平均年収は422万円。

男性が522万円で女性が280万円です。

年齢や業界、職種によっても年収は違いますので、自分の年収が平均と比べてどうなのかを知りたい人は厚生労働省のホームページから調べてみてください。

飛び込み営業で門前払いされた時に考えるべき3つのこと

あなたが日々嫌だと思っていることはありましたか?

成績を挙げている人でも、飛び込み営業が嫌だと感じる瞬間はあります。

しかし門前払いされた時に、嫌気がさしているのであればちょっと今の状況を考え直してみた方がいいかもしれません。

数字への執着心、訪問数、向上心はまだあるか

飛び込み営業は門前払いなんか気にしていられない仕事。

まずは訪問数が多いこと、次に訪問の度に少しずつ質を上げていく向上心が必要です。

そして何よりも大事なのは数字への執着心。

もうこれ以上訪問できない、慣れで訪問できてもコピーペーストのトークしかできない、一定の売り上げで満足してしまう、というような状態であれば、もう末期なのかもしれません。

常に売っている人はなんだかんだ言って数をこなしています。

そこで少しずつ営業トークに工夫を重ねています。

あなたが売っている人を越えるためには、その人以上の努力を重ねるしかありません。

一生、飛び込み営業を続けたいか

今の会社にい続ける限りあなたの飛び込み営業生活は続きます。

会社の規模や仕組みは違いますが、飛び込み営業の会社は課長クラスになっても飛び込み営業をしているでしょう。

もし部長クラスになれば飛び込み営業はそれまで。

部長クラスへの昇進ができないのであれば定年まで飛び込み営業は続くでしょう。

部長クラスになるためには、まずは実績を上げて課長になり、課長になってからも自身で成績を上げながらチームの成績も上げなければなりません。

一生今の会社にいるとどうなるかを今知るのは難しいですが、数年後のあなたの仕事における近未来をある程度の確率で予想することができます。

それはあなたの先輩や上司を見ること。

あなたの先輩や上司のようになりたいと思いますか?

そんな仕事人生でもいいと思うのであれば、今の会社にい続けてもいいでしょう。

とりあえず求人を見るだけ見てみる

でもいざ転職と思っても、時間も労力もかかる転職はなかなか大変です。

ハローワークに行ったり、転職エージェントに登録して担当者に会うとなると、事前準備も含めて丸一日くらいの時間を取られます。

そんな時間があるくらいだったら少しでも休みたい、と思うのであれば、とりあえず転職サイトに登録をしておきましょう。

転職サイトは登録をしたら専用サイトで求人を見れるようになります。

最近の転職サイトはプロフィールを詳しく書き込むと、会社の方からアプローチしてくるスカウト機能も充実しています。

気になる求人があれば本格的に転職活動を始めたらいいので、まずは自分の市場価値を知るために転職サイトに登録するのはオススメです。

本気で転職を進めるのであれば、ハローワークや転職エージェントも利用すれば良いでしょう。

参考までにオススメの転職サイトをご紹介しておきます。

転職サイト名 特徴
ミイダス 年収査定サービスやスカウト機能が充実
マイナビ転職 地方の求人にも強い

ちなみに私が飛び込み営業経験者にオススメなのはルート営業です。

一期一会の飛び込み営業に比べると、先輩たちが培ってきた顧客との信頼関係を壊してはならないというプレッシャーはありますが、飛び込み営業ほど気負って訪問する必要もないのです。

飛び込み営業が辛いならルート営業がオススメ!

私は新卒でブラック企業に入社し3年間飛び込み営業を続けました。

営業は売ってなんぼ。

売り上げ至上主義で毎月のノルマを追いかけてひたすら外回り営業の日々。

同じ会社の営業は敵か味方か分からずノウハウは共有されません。

一時期は輝かしい成績を誇っても長続きは難しいのが現実です。

私はその後転職してルート営業をすることになったのですが、そこで待っていたのはなんと楽な世界!ではなかったのです。

ルート営業だからこそ求められる責任は飛び込み営業の比ではありません。

と同時にお客さんとの長期にわたる信頼関係とビジネスで得られるものも計り知れません。

実績さえ出続けていれば飛び込み営業の方が圧倒的に楽です。

と同時に実績が出ない時のプレッシャーは半端ではありませんが。

しかし飛び込み営業を経験したあなたが本記事で紹介する3つのことをクリア出来るのであればルート営業こそ向いているかもしれません。

お客さんとの信頼関係とビジネスを長期にわたって継続できる

飛び込み営業はその日会ったお客さんに商品を販売します。

長くても1ヶ月程度のフォローを続けますが、販売後も長期にわたって関係が継続することは稀です。

一方でルート営業は先輩たちが築き上げてきたビジネスを引き継ぎます。

自分の代でそのビジネスを終わらすわけにはいきません。

もちろん世の中の流れでビジネスがなくなってしまうことはありますが、それは誰のせいでもないこと。

しかし競合他社にビジネスを取られてしまうのは自分のフォローが行き届いていなかったことに大きな原因がある場合が多くなります。

先輩や上司からビジネスを引き継いで一番大変なのは先輩や上司の評判が良い場合です。

前の担当者の方が良かったとお客さんに思われてしまうようでは立つ瀬がありません。

しかしこれこそルート営業の醍醐味。

飛び込み営業でもお客さんとの信頼は当然ありますが、ルート営業の方がより深い信頼関係を結ぶ必要があります。

それは飛び込み営業では味わうことのできない、人と人のつながりです。中には厄介なお客さんもいます。

飛び込み営業は合わないお客さんは避けることが比較的容易です。

飛び込み営業の時は厄介な人に当たった場合は販売さえしなければもう二度と訪問する必要はありません。

しかしルート営業は一度担当になれば長い付き合いをしなければならず逃場はありません。

そしてこれは営業としても人としても成長のチャンスです。

難しいお客さんとの信頼関係を築きビジネスを継続すると、対応できるお客さんの幅も広がりビジネスを拡大させることができます。

多くのお客さんと信頼関係を築き継続させることがルート営業の難しいところであり面白いところです。

会社全体の利益を優先するチームワークの営業ができる

個人戦の飛び込み営業の会社は一匹狼の世界。

ルート営業はチームワークの世界です。

個人戦の営業であればノウハウを車内で横展開することは自身の首を絞めることになりかねません。

自分が見つけた市場やノウハウで他の営業が成績を上げる事は敵に塩を送ることになるからです。

表向きは情報を共有するかもしれませんが、一番キモの部分は隠す傾向にあります。

一方チームワークの会社は迅速にノウハウを共有し会社全体の利益を最短距離で求めることができます。

とある市場でのプレーヤー(潜在顧客)がA社、B社、C社の3社の場合、トップシェアのA社に製品を採用してもらったら担当の営業はその実績と採用までのノウハウを社内で共有し、他の営業が同じ業界の他のB社C社に売り込む、といった具合です。

ここで情報を社内で共有しないことは悪です。情報を共有する事は社内での評価にもつながります。

またチームワークの会社は飛び込み営業の会社と比べて各社員の給与にあまり差をつけません。

基本給は基本的に一緒で特別成績の良かった個人やチームに対してはボーナスで差が出るという場合が多くなります。

それでもトップと一番下の営業で飛び込み営業の会社ほど収入に差が出る事はないでしょう。

会社全体の利益が増える事は自分の収入に直結するので情報を独占する事は有益な情報は積極的に共有するのです。

新規開発営業もできる

ルート営業といえどいつまでたっても同じことの繰り返しばかりするわけではありません。

引き継いだビジネスはその昔先輩の誰かが作ったビジネスです。

ルート営業の中で売上を上げつつ、新規開発で売上をさらに上積みしなければ会社は成長しませんし社員の給料も上がりません。

ルート営業を行うと同時に新規開発営業を行う必要があるのですが、ここで飛び込み営業をしていた人は強みを発揮できます。

飛び込み営業とは新規開発営業の一つの手段でしかありません。

しかし飛び込み営業をしたことがないルート営業の人の多くは飛び込み営業のハードルを高く感じます。

人脈がなくても会社に訪問するとある程度相手にしてもらえるものです。20件も電話すればキーマンまでたどり着くこともあります。

ルート営業で育った人はこのことを知りません。でも経験のある人からしたら大したことではありません。

ルート営業の会社ではターゲットやノウハウが共有されています。

どこに売りに行けば売れるのかは分かっているのであとは飛び込み営業で培った営業力でどんどん新規開発して行くことができます。

飛び込み営業の会社から転職した人が入社間もない頃は共有できる情報が少ないですが、飛び込み営業のスキルを活かして実績をあげれば営業手法を共有することができます。

飛び込み営業をしていた人からすると当たり前のことでもルート営業の世界の人からすると目から鱗の手法に見えることもあります。

私は転職後当初は業界や商品を学び引き継いだお客さんをフォローすることで精一杯でしたが、少し仕事に慣れてきた頃に飛び込み営業を活かした営業活動を行うとすぐに成果が上がりました。

ターゲットとプロセスはすでに社内で共有されていたので、あとはターゲットの会社のキーマンを探すことだけだったのです。

ターゲットの会社への人脈が無ければ代表電話からキーマンにたどり着いたり、電話で相手にされなければ直接訪問して見たり、直接訪問でもダメだったら喫煙所にお邪魔して社員さんに話しかけたりしてキーマンを探し当てていました。

入社間もない頃に会議や報告書で共有できる情報が少ない私はこの手法を共有して一定の評価を受けることができました。

喫煙所まで行って話しかけるのはやる人とやらない人がいましたが、積極的にキーマンにたどり着く姿勢は評価されることができました。

営業成績が悪くて転職する時に考えるべきこと

私は新卒でブラック企業に新卒で入社して3年間個人客相手に飛び込み営業をやっていました。

成績が上がった時期もあったのですが、成績を維持することはできず、低迷。

成績が悪い営業ほど惨めなものはありません。

ブラック企業だったことも転職した要因ではありますが、成績が低迷して「もうこれ以上売れない」と思ったことも大きな要因でした。

転職活動の際には営業職以外も検討しましたが、結局は異業界の営業職におさまりました。

個人客相手の飛び込み営業から、法人客相手のルート営業兼新規開発営業に転職し楽しくやっています。

年収も良くなり労働環境も改善されました。

最後まで読めば、どうすれば成績の悪い営業職が転職を成功させることができるのかが分かります!

営業成績が悪い営業職の悩み

営業成績が悪いサイクルに入ってしまうと毎日が憂鬱ですよね?

あなたが日々悩んでいることはこんなことじゃないですか?

社内で肩身が狭い

営業職で成績が悪いと言うことは売れていないと言うこと。

営業であれば、自分の給料以上に直接商品を販売しない事務員さんなどの給料も稼がねばなりません。

もう耳にタコができるほど言われてきたことです。

営業は数字が全て。

商品を売るのが仕事なのに売れていないと言う逃れようのない状況は自分を否定するのに十分な事実です。

別に事務員さんがあなたのことを揶揄しているわけでもないのに、被害妄想・自虐的に肩身が狭い思いがします。

毎日上司に怒られる

成績が悪いと当然上司から怒られます。

怒られなくなると見放されていると言うことにもなりかねませんので、怒られないのもそれはそれで怖いですが、怒られるのも当然嫌なものです。

成績が悪くてネガティブな気分の上に怒られるとさらに気分はネガティブに。

この負のスパイラルを抜けるためには成績を上げるしかありませんが、そんなに簡単に売れるものでもありません。

今月は諦めようかな・・・。

同期がどんどん成績を上げる

あなたの成績が悪いのを尻目に同期が次々と売り上げを立てていく。

他人に比較されるまでもなく、自分が一番悔しいと思っています。

今月はたまたま俺の調子が悪くてあいつの調子が良かっただけだ!と思いたいのですが、数字って時には残酷ですね。

同期の売上が落ちることを祈るよりも、自分が売って追い越さねば!と思っても、心のどこかでは同期の売上が落ちることを祈っているのかもしれません。

営業の会議に出席したくない

営業会議では初っ端に、現在の売上利益の状況、見込み案件の進捗を報告せねばなりません。

もはや目標達成がほぼ無理であろう数字を報告するのが本当に嫌。

挽回策を報告してもどうせ無理なのは分かっている。

これぞ絵に描いた餅。

成績が悪い月の営業会議ほど嫌なものはありません。

どうせ無理なのに月末が忙しい

もはや15日を過ぎて目標額の半分に遠く及ばない数字だったら諦めるしかありません。

実際そこから無理して挽回するくらいだったら、来月に回した方がいい。

月によっては来期に回したいくらいです。

それでも成績が悪いのであれば月末は忙しい…、フリをせねばなりません。

目標達成は無理だけど最後まで頑張ってる感、を出しながらどうやってサボるのかを考えます。

気がつけば来月の仕込みもろくにできておらず、気がつけば月が変わり1週目は月初だからダラダラ、あれよあれよと月の半分が過ぎ、負のスパイラルの無限ループ。

いつかこれを断ち切ることはできるんだろうか?

営業成績が悪くて転職する時に考えるべき3つのこと

あなたが悩んでいることはありましたか?

営業が負のスパイラルに入り込んでしまったら抜け出すのは容易ではありません。

今の会社で負のスパイラルを抜け出すと決めたのであればそれで良し。

しかし転職して心機一転頑張るのであれば、以下の3つを考えておいてください。

異業界の営業職を検討する

営業成績が悪いのはあなたの実力不足、ということもありますが、営業ではなくその業界や会社が向いていないということも十分に考えられます。

ちなみに私はそうでした。

個人客相手で毎月の売上利益を同じ会社の社員同士で競い合う営業の世界は私には合いませんでした。

しかし法人客相手に会社全体が一番となってチームプレイで売上利益を最大化していく営業の世界は私にジャストフィットしました。

もしあなたが営業職を続けたいと考えているのであれば、異業界の営業職を検討してみてください。

異業界でも営業という職種が一緒であれば、業界知識と商品知識を勉強すれば売ることはできます。

前の業界で当たり前に行われている手法が、転職後の業界では全く行われておらず、あなたの武器になるかもしれません。

ちなみに私の場合は、飛び込み営業の経験が転職後に武器になりました。

法人営業で新規開発営業の際は、ターゲットの会社に電話して担当者につないでもらいアポイントをもらって、数回その担当者に通って買ってもらういます。

しかし私は新規開発営業で電話して訪問するまでは一緒なのですが、アポイントを取っていない部署にもついでに飛び込みで売り込みをします。

一度お客さんの会社に行くと見込み客が数件できるので効率よく案件開発ができます。

1アポイント1訪問が当たり前の法人営業の世界では飛び込み営業をする人がほとんどいないので、私の武器となったのです。

この営業手法は社内で共有し各部署の売上が上がりました。

私からしたらそんなに大したことではなかったのですが、飛び込み営業をしたことがない営業職にとってはとても新鮮だったようです。

営業職以外を検討する

もう営業職が嫌だ!という場合には営業職以外の仕事を検討するしかありません。

異業種への転職の場合に考えるべきは、まず今の会社で別の職種に異動できないかということです。

同じ会社でも職種を変えることができるので当てば、会社での勤続が継続しますので、別の会社で異職種に転職するよりも状況が良くなる可能性があります。

もう今の会社も営業も嫌だ!という場合には同じ業界での異職種か別業界での異職種に転職することになります。

同じ業界での異職種への転職の場合は、必ず「なぜ今の会社での移動をしなかったのですか?」と聞かれるので相手を納得させられるだけの理由を準備しておきましょう。

異業界異職種の場合はかなりの確率で年収が下がることを覚悟しておかねばなりません。

また営業に嫌気がさしすぎて人と接する仕事が嫌だというような場合は、工場での仕事やシステムエンジニアなど営業職と比べると人と接する時間の少ない仕事もあります。

転職活動を本格化する前に、転職後の条件を確認する

転職活動を行うと転職後の仕事内容や年収や労働条件が気になりますよね?

なるべくいい条件の会社に転職したいと思うのは当然のことです。

転職後の労働条件は転職エージェントを利用すれば簡単に知ることができます

まずは転職エージェントに登録をして面談だけ済ましてしまいましょう。

転職エージェントは面談を含めて全てのサービスを無料で受けることができます。

まずは求人件数が最も多いリクルートエージェントに登録をしておいて、いい条件の会社があればあと2つくらいの転職エージェントにも登録をして転職活動を本格化すれば良いでしょう。

いい条件の求人がないと思えばいい条件の求人が出てくるまで今の会社に在籍しておけばいいのです。

面談は平日の遅い時間や土曜日でも受けることができます。

営業以外の仕事に転職するために今すぐやるべきこと

私は10年以上営業をやっていますが、嫌だと思ったことは数知れず。

特にブラック企業だった前職での営業は悲惨な体験でした。

本記事ではそんな私の体験をもとに営業からの転職に悩むあなたの具体的な悩みを深掘りし、営業職から転職するためには今何をしたらいいのかをお伝えします。

本記事を読んだ後にはあなたが転職に向けて今すぐやるべきことが分かります!

営業のこんなところが嫌だ!

営業独自の嫌な仕事ってありますよね?

あなたはこんなことが一生続くと思うと嫌で嫌でしょうがなくて転職したいと思っているんじゃないですか?

お客さんが嫌だ!

個人客を相手にした営業は大変です。

お客さんは仕事の鬱憤を晴らすかのようにわがまま言い放題。

笑顔で対応するのも限界がある・・・と言いたいところですが買ってもらうためには致し方ありません。

嫌なお客さんに会いたくないな、と思っても担当者なのであれば会わざるを得ません。

嫌なお客さんに会う前には不謹慎にも(何か大事件でも起きてどうしても会わないで済むような状態にならないものか)(お客さんに怒られたらどうしよう)なんて考えてしまったりもします。

法人のお客さんでも嫌なお客さんはいます。

法人営業の場合は会社対会社の付き合いなのでこちらか先方の担当替えがない限りずっと定期的に会わなければなりません。

嫌な担当者は業界内でもちょっと有名だったりもします。

取引先と特定の会社の話になると「○○という会社といえば御社の担当者は○○さんですか?あの人ちょっと変わった人ですよね?」と盛り上がることもしばしばです。

サービス残業が嫌だ!

お客さんに出さなければいけない見積書、明日新規訪問するお客さん向けのプレゼン資料は会社に戻ってから作らなければなりません。

ある程度慣れてきて早く作れるようになったものの、就業時間内に毎回すべて終わらすなんて夢のまた夢。

下手したら土日に社内業務をやらなければなりません。

お客さんによっては土日しか会えない人もいるので土日にスーツを着て外回り。

営業である以上就業時間という概念は捨てたほうがいいのかもしれません。

慣れとは怖いもので外が真っ暗になってから帰宅するのが当たり前になります。

でも仮に1日平均1時間の残業をしていたとしても週に5時間、月に20時間を仕事に費やしていることになります。

残業時間が1時間どころではないのであれば余裕で月に24時間を超えますよね。

ちょっと勿体無いと思いませんか?

ノルマが嫌だ!

どれだけ売っても月初になれば全てリセット。

ノルマが達成できなければ当然上司からのあたりも厳しいし、給与も上がることはありません。

営業である限りノルマ達成、予算達成は必須。

達成できそうな予算を組むと上司から指摘が入り、予算を上げさせられます。

ノルマ・予算は営業が常に向き合わなければならないこと。

営業は数字がすべてです。

売りたくない商品を売らないといけない

営業はいい商品でなくても会社で売ると決めた商品であれば売らなければなりません。

実はこの商品は良くないということを理解していながらも売らなければならない。

嘘をついているようで、人を騙しているようで後ろめたい。

先輩の中には、これはほとんどアウトだろう、と思うような売り方をしている人もいいるが、会社の中では売った人、成績を挙げた人が正義。

売上があればすべて肯定されます。

会社の人と合わない

上司はひたすら「売ってこい」の一点張り。

騙してでも売ろうとする先輩社員。

自分が自分の信念に基づいて売ろうと思うと、ノルマの達成は難しい。

どうの会社の方針についていけず、この人たちと長いこと一緒にやっていくのは難しそうだ。

会社の同僚や上司は今後の人生で長い時間を共にする仕事仲間。

会社の人たちを合わない、嫌いとなってしまうと長く会社にいるのが苦痛でしょうがありません。

営業から転職するために今すぐやるべき3つのこと

あなたの悩みはありましたか?

もし3つ以上当てはまったのであれば転職を検討した方がいいでしょう。

社内での配置換えを検討する

もし会社は嫌いではないけれど営業だけが嫌だという場合には転職の前に社内で職種を変えてもらうことを検討してみてください。

本人が希望して営業職から総務部や企画部に移動するケースは結構あります。

同じ社内で職種を変えるのであればあなたの社内外の人脈や経験がそのまま使えます。

あなたが今の会社で培ってきた経験やスキルや人脈を一番活用できる職場は今の会社です。

転職せずに職種を変えられるのであればそれに越したことはありません。

転職活動を本格的に始める前に会社に相談をしてみましょう。

異業界の営業を検討する

営業が嫌なのに同じ営業に転職するの!?って思いましたか?

営業職は業界によって毛色が全く違います。

個人営業をやっていたのであれば法人営業はさほどきつく感じないかもしれません。

商社の営業をしていたのであればメーカーの営業をさほどきつく感じないかもしれません。

メーカーで決まったも自社製品しか売っていなかったのであれば、商社であらゆる商品を扱うのが楽しいかもしれません。

サービスを売っていたのであればモノを売る営業が楽しいかもしれません。

ものよりも形のないサービスを売ることにやりがいを見出すかもしれません。

もし今の会社での職種替えもせず、転職の道を選ぶのであれば異業界の営業職を選択肢から外さないでください。

本格的に転職活動を始める前にどんな会社に転職できるか下調べをする

こうやって転職に関する情報をネットで集めるのも転職活動の一環です。

ネット上にはいろんな求人サイトがあり、募集要項や労働条件を確認することができます。

まずはあなたの経験やスキルでどんな条件の会社に転職できるのか確認してみましょう。

でもネット上の情報だけでは、本当にその会社に転職できるのかいまいち自信が持てませんよね?

そこで転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談することをお勧めします。

転職エージェントとは求職者と募集をかけている会社のマッチングを提供してくれるサービス。

まだあなたが転職する気がなくても無料で相談に乗ってくれます。

転職エージェントは今まで大量の人を転職させてきたので、どのような経験・スキルの人がどんな会社に転職できるのかを経験則的に知っています。

この生の情報を無料で知ることができるのですから利用しない手はありません。

転職エージェントは様々なものがありますが、まずは相談だけということであればリクルートエージェントをお勧めします。

リクルートエージェントは数ある転職エージェントの中でも求人数が最も多いためです。

求人数が多いとあなたの選択肢が増えますからね。

またリクルートエージェントに登録をするとエージェントレポートというサービスを利用できます。

エージェントレポートは様々な業界の動向、活躍している人材、選考のポイントなどが載っているレポートです。

求人件数No.1のリクルートエージェントのネットワークに裏打ちされた信頼性の高いエージェントレポートを見れるだけでも登録の価値はあります。

リクルートエージェントの口コミ評判|求人の質と年収アップ、特徴、悪評は? ※コロナウイルス感染拡大防止のためリクルートエージェントでは対面面談を電話面談に切り替えています。 転職エージ...

もう営業をやりたくないから転職したい!と思う時に考えるべきこと

私は新卒で営業として入社した会社で、ひたすら飛び込み営業の毎日でした。

その会社は3年で転職することになるのですが、末期に毎日考えていたのは、

「今更1〜2件売ってもしょうがない。」

「どうせ次も断られる」

「飛び込みして断られるくらいなら、サボってやろう」

こんなことを毎日考えてはゲームセンターや公園、喫茶店や漫画喫茶で時間を潰していました。

さすがにこんな毎日ではいけないと、奮起するのですがすぐに意気消沈。

営業は向いていないと思い、転職するに至りました。

私が転職したのはルート営業。

結局営業職だったのですが、転職する際に色々考えた末の結論でした。

色々考えていた時期に相談する人が違っていたり、意外と営業以外でいい求人を見つけたりしたら営業以外の仕事についていた可能性も十分にあると思っています。

転職をしてからは営業の良さにも悪さについても再確認できるようになりました。

本記事は、転職前後に私が営業職と向き合って考えたことを5つにまとめました。

もしあなたが、「もう営業をやりたくない!」と転職を考えているのであれば参考になると思います。

最後まで読めば、やっぱり転職はやめておこう!、やっぱり転職しよう!のどちらかの結論が出ることでしょう。

もう営業をやりたくない!と思う5つのとき

入社当初は希望を持って始めた営業職。

しかし日々嫌なことが起こると負のスパイラルに陥ってしまいます。

嫌なことが積み重なり、やがて営業そのものが嫌になってくる。

あなたが、もう営業をやりたくない!と思うのはこんな時ではないですか?

今月も未達!ノルマ・予算が達成できない!

営業といえば数字。

半ば上司に無理やり設定させられた数字を達成できるかどうかは、毎月10日くらいに分かります。

10日の時点で見込み案件が少なければ月末に達成するなんてとても無理。

今日、奇跡的に見込み案件が何件もできたら達成できるかもしれないけど、そんなことは起きないのは分かっている。

未達成が続くと、どうせ来月も・・・、とネガティブな気持ちになります。

なんてワガママ!お客さんがもう嫌!

お客さんはわがままなもの。

営業と客という立場の違いがあると、人はここまで横柄になるものかとビックリします。

もちろん全然普通の人もいるのですが、嫌な人もそれなりにいます。

しかも買ってくれる人に限ってややこしい人だったりもします。

一つ買ったくらいでなんでそんなに偉そうにできるのか、その神経が理解できません。

そんなお客さんとこれからもずっと付き合っていかないといけないと思うと、テンションが下がります。

本当は良くないのを知っている!自社商品が好きになれない!

商品説明するときには自社製品のいいところばかり。

一応正直者を装ってデメリットも説明するけれども、本当のデメリットはそこではない。

このお客さんは商品ではなく、私を気に入って買ってくれているんだ!と思うものの、仮にそうだとしたら自分を気に入ってくれた人を騙しているような気分になる。

なんでこんなもの売らないといけないんだろう。

今日も外が真っ暗!残業をしたくない!

外回りが終わって会社に戻ってきたら、会議や資料作り。

営業が昼間に会社にいると、早く外回り行ってこいよ、という視線が飛んでくるので、帰社後にしないといけない。

学生時代の友人に聞いてみたら、どうやらみんなもうちょっと早く帰っているようだ。

そもそも残業という概念が会社にないみたいなんだが、帰社後の時間をプライベートに使えたらどれだけ楽しいだろう。

営業しか経験がないから営業にしか転職ができない!

もう営業をやめたい!と思っていても自分にある仕事の経験は営業のみ。

今更エンジニアとか開発職とかできないしもう自分には営業しかないんだろうか。

今の営業が嫌だからといって転職しても、また営業だったら大して状況は変わらないんじゃないだろうか?

転職したいと思う時に考えるべき5つのこと

さてあなたが、もう営業をやりたくない!と思う瞬間はありましたか?

もう営業をやりたくない!と思って転職が頭をよぎり始めたのであれば、ここに書いてある5つのことを思い出してみてください。

転職は慎重に。

今の会社に残ることも、営業職を続けることも選択肢から外さないようにしましょう。

ノルマ・予算達成は営業の仕事

営業である以上数字は絶対。

これはどの業界の営業でも一緒です。

末端営業社員の予算を元に課長はチーム予算を作り、課長の予算を元に部長は予算を作り、部長の予算を元に会社は経営計画を立てます。

予算は営業社員と会社との約束。

約束が守らなければ評価が下がっても仕方ありません。

予算達成が営業の使命であるのはどの会社でも一緒なのです。

営業である以上、ノルマノルマ、予算予算、と一生言われ続けます。

これが嫌なのであれば営業以外の職種に就くしかありません。

しかし予算の立て方に関しては会社によって違いがあるようです。

大きく分けると、営業社員が自分の思い通りによって立てられる会社、上司の意向により無理やり高めの予算を立てさせられる会社の二つです。

予算を末端の営業社員がコントロールできないということは、上司に悪意があれば達成困難な予算を組ませられることもあり得るということです。

評価が下がれば、昇進・昇給・ボーナスに影響します。

もし予算を個人の裁量で自由に組める会社だとしたら営業を続けてみてもいいと思いませんか?

業界によってお客さんの質は違う

どの業界でもお客さんはわがままなものです。

しかし業界によりお客さんのわがままの度合いが違います。

個人事業主がお客さんであれば、相手は一人でビジネスを展開するビジネスマン。

飲食店・物販店オーナー、コンビニオーナー、IT系とその種類は様々。

癖のある人が多いかもしれません。

法人営業であれば相手も同じサラリーマンですでの自分と常識の範疇が似通っている人が多いでしょう。

自動車業界、電機業界、建設業界、不動産業界、サービス業界など業界により、人の質や常識が異なります。

もしかしたらあなたは、営業職が嫌になったのではなく、その業界の慣習や顧客が嫌なのかもしれません。

営業、と大きなひとくくりで嫌いになってしまわず、何が嫌なのか細分化して原因を究明してみてください。

営業は嫌いではないけれど、建設業界は接待が多すぎて自分の時間が削られるのが嫌だ、というのであれば電気業界や自動車業界など接待が比較的少ない業界もあります。

何でも細かく決められている自動車業界が嫌だ、というのであれば比較的おおらかな業界もあります。

転職では職種が変わってしまうと、年収もリセットされてしまう可能性があります。

年収の面から考えると営業は営業のまま転職するのがベターです。

良い商品が売れるのではなく、売る商品が売れる

自社製品が好きになれないというのは、営業あるあるですね。

でも世の中に完璧な商品はありません。

そもそも売れる商品というのは良い商品ではなく、売る努力をしている商品が売れます。

自社製品が良くないからと営業が商品を売らないのであればその会社は倒産してしまいます。

自社製品が良かろうが悪かろうが、売って代金を回収することこそが営業の仕事

ここから逃れることはできません。

特にメーカー営業は商品が自社製品だけなので、どうしようもありませんね。

商品をある程度選べる商社の営業であれば、自社の業界や部署の範囲で自分がいいと思った商品を取り扱うことがでいます。

営業の特権は時間をコントロールできること

営業が残業を嫌がっていると仕事になりません。

大きな仕事を取ってきたら資料作りや打ち合わせが重なり毎日遅くなることもあるでしょう。

だからこそ時間は自分でコントロールしなければいけません。

営業はその気になれば直行、直帰、サボり、出張に有給や週末をひっつけて遊ぶなど、自由自在です。

大切なのは選択できる会社かどうかということです。

休みたいと思えばいつでも休める、という選択肢があるだけで仕事を頑張れます。

しかし慢性的に長時間労働の会社では希望が持てません。

営業経験しかなくても異業界や異職種に転職はできる

営業経験しかなくても異業界や異職種への転職は可能です。

と言ってもなかなか信じられませんよね?

転職できるかどうかは、転職エージェントに相談をすると簡単に知ることができます。

転職エージェントは求職者と求人を出している企業をマッチングさせるサービスです。

転職エージェントに面談を受けると、あなたの経験・スキル・希望でどんな会社に転職できるのかを教えてくれます。

ただ、転職エージェントはあなたが転職エージェントの紹介した会社に転職したら、転職先の会社から報酬が入るというビジネスモデルです。

初回訪問の時には、あなたが転職に興味を持つよう比較的いい求人を見せてくる担当者もいるでしょう。

まだ本気で転職活動を始める気は無く、とりあえず話を聞いてみたいということであれば求人件数が最も多いリクルートエージェントがオススメです。

営業が向いていない20代が悩む5つのことと転職したいと思う時に考えるべき3つのこと

私が転職した理由の一つがもう営業職が嫌になったから。

あまりにわがままなお客さんを連日訪問することで、もう人と接することのない仕事に転職したい!と考えていました。

本当に一生この仕事を続けることが自分の望むことなのか。

もっといろんな選択肢があるのではないか。

当時は工場に勤めることや職人になること、プログラマーやSEなど様々な職種を探しました。

今思えば20代の頃に様々な業界・職業を隅々まで調べたのはとても良い経験だったと思います。

もしかしたら今の仕事以外に自分に合う仕事があるかもしれないのに知らずにいたかもしれないのです。

この記事を読めば、20代の営業職から転職するかもしれないあなたにどんな選択肢があるのか、どうすれば世の中の選択肢を知ることができるのかが分かります。

営業が向いていない20代が悩む5つのこと

お客さんと接するのが嫌だ

営業職であればお客さんと接することは避けて通れません。

せめて嫌なお客さんだけでも避けて通りたいのもですが、取引先の担当者は自分では選べません。

みんないい人だったらいいのにたった一人嫌な人がいるだけでテンションが下がりますよね。

嫌なオキャうさんが一人くらいだったらいいんですが、何人かいたりもする。

営業職をしている限りこの環境は続いて行きます。

もしあなたが課長、部長と昇進できたとしたらお客さんと接する機会は減ります。

しかしたまにはお客さんと接する場面もあります。

課長、部長がお客さんと接する時。

それは部下の担当者レベルでは面会するのが失礼な肩書きの人と打ち合わせをする時、多くはトラブルが発生した時です。

営業職を続ける限りわがままなお客さんやトラブルとのお付き合いは続きます。

その経験を糧に成長できるのであればあなたは営業職を続けていくことができるでしょう。

しかしもしあなたが営業職に愛想が尽きて成長が止まってしまったのであれば別の道を探した方が良いのかもしれません。

ノルマ、数字を競うのが嫌だ

営業職である以上予算達成は至上命題。

個人営業の世界でもチーム営業の世界でも個人間・チーム間で競争があります。

競争の結果、ボーナスに差が出るなど収入に影響します。

隣の人やチームは同僚でありながらある意味敵でもある。

そんな環境をギスギスしていると取るのか切磋琢磨と取るのかはあなた次第です。

社内勤務の人が羨ましい

  • ワガママなお客さんと接することがなし上司も厳しいからからそんなに毎日楽しそうにできるんだ
  • 18時退社くらいで遅くまで仕事したような顔をして・・・

営業職は最もお客さんと接する機会の多い職種。

総務部や人事部、社内SEなどは社外の人と接する機会が少ない職種です。

営業職に嫌気がさしている人は社内業務の人が羨ましく感じることがあります。

もし本当に羨ましいのであればあなたはそっちの仕事をしたらいいのです。

20代なのであればまだまだ間に合います。

定時で帰りたい

出勤日が20日/月だとすると1日平均30分の残業をしただけで月に10時間をロスしています。

1時間だと20時間。

この時間を勿体無いと思うかどうかに今の仕事が向いているのかどうかの答えが隠れています。

仕事を楽しくこなしている人からすると残業時間等概念すらない場合があります。

周りの人が残業しているから、そういうものだからと残業時間を意識していないのは何も考えていないだけです。

残業を勿体無いと考えるか、仕事が楽しくてもしくは特に苦に思わず残業を残業と思っていないか、あなたはどちらでしょうか。

定時に帰れたら好きな本を読んだり、趣味に没頭したり、デートしたり、飲みに行ったりもできるでしょう。

あなたは何に時間を使うのが楽しい人生になるのかを考えてみると今の仕事を続けるべきか答えが見えてきます。

気がついたら仕事をサボっている

  • 
気がつけばパソコンをいじっているふりをして仕事をしていない
  • 気がつけば営業車で昼寝スポットに向かっている
  • 社内に居たくないので営業に出かけるふりをして目的もなく街中をさまよう
  • 嘘の予定を入れて会社をサボる
  • 仕事をしようとすると拒否反応が出る。

このような症状が出て入ればもうかなりの末期かもしれません。

サボりぐせは一度つくとなかなか抜けません。

仕事をする意欲が湧かずにただただ時間を浪費し給料日がきたら給料が振り込まれるだけ。

この状況は極めて危険です。

仕事をしなくても給与が入ってくることがまかり通ってしまえば、もう仕事をする気が起きません。

そしてそのような日々は永遠に続くことはなく避けられない壁にぶち当たり、もう一度気合いを入れ直して仕事をするか退職するかの2択を迫られることになります。

営業が向いていない20代が転職したいと思う時に考えるべき3つのこと

本当に営業が嫌なのか

あなたは今仕事が嫌だと思っているわけですが、その根本は本当に営業が嫌だからなのでしょうか。

  • 今の業界が嫌であって営業自体は嫌ではない
  • 個人の客が嫌なのであって法人の担当者(サラリーマン)相手の営業であれば問題ない
  • 営業が嫌なのではなく今の会社が嫌だ

今の状況が嫌だと思う原因はいくつかあると思いますが、なぜ今の仕事が嫌なのかを考えてください。

その出た答えに対してまた、なぜそうなのかを考えてみてください。

その後その質問をあと3回、最初のなぜを入れると合計5回の「なぜ」を繰り返すと、自分が原因だと思っている原因は数ある要因の一つであることがわかり、真の原因にたどり着くことができます。

※詳しくは「トヨタ式 5回のなぜ」で検索してください。

世の中に仕事はたくさんある

厚生労働省編職業分類(2011年改訂版)には17,209種類の職業が掲載されています。(独立行政法人労働政策研究・研修機構ホームページ 調査研究成果 より)

業界については大別して20種類、さらにそれぞれが数十〜数百の業界に別れています。

それらすべてを知る必要はありませんが、日本には知らない仕事がたくさんあるということです。

その中にはIT・ウェブ系、工場勤務、トラックドライバーのように人と接する機会の少ない仕事も含まれています。

転職エージェントはあなたに合う転職先を知っている

17,000種類を超える職種に数百種類の業界。

その中からあなたに一番合った職種を探すのは至難の技、というかほぼ不可能です。

しかし転職のプロの助けを得ることであなたに合った職業に巡り会える可能性は格段に上がります。

その転職のプロとは転職エージェントのキャリアアドバイザーです。

キャリアアドバイザーは求職者の経験・スキル・希望に合った求人をマッチングしてくれます。

キャリアアドバイザーは数々の求職者とのカウンセリングを行なっており、その中には営業職から別の職種に転職したいと考えている求職者も少なくありません。

今までに営業から別の職種に転職した事例などもあるので、まずは話を聞くだけ聞いてみてもいいかと思います。

あなたに転職の意思はなくとも、転職に興味があるので話を聞いてみたい、との意思を最初に伝えておけばキャリアアドバイザーはあなたにあったアドバイスをしてくれます。

もし転職エージェントに興味を持ったのであれば以下のいずれかより選んで見ることをお勧めします。

【リクルートエージェント
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営業を辞めたい30代が知っておくべき5つのこと

私は最初に入った会社で営業をしていました。

最終的に転職することになるのですが、 なぜ転職したかと言うともう営業が嫌だったからです。

営業の何が嫌だったのか。

わがままなお客さん、毎月1日にはリセットされるノルマ、サービス残業や土日の出勤は当たり前。

このような状態が一生続くかと思うと営業は自分には向いていない、 そう思って転職することにしました。

しかし私が転職したのは違う業界の営業職でした。

そして今は楽しく充実した日々を送っています。

何で同じ営業職に転職したのに、今私が楽しく仕事をできているのか。

転職活動している時には気づいていなかったのですが、後々考えると5つのポイントにまとめることができました。

本記事は営業を辞めたいと思っている30代の人に向けて書いています。

最後まで読むと営業を続けるべきなのか営業ではない仕事に就くべきなのかそれとも他の選択肢があるのかが分かります。

営業以外に転職すると年収は下がる

まず30代の転職で認識しておかないといけないのは、営業以外の職種に転職をすると年収が下がる可能性が高いということです。

同じ業界でも職種が変わってしまえば、仕事はゼロから覚えなければいけません。

営業を10年 前後もやって来たあなたには釈迦に説法かもしれませんが、今から機械修理のサービス業、新商品開発の開発者、システムエンジニアリング、 経理業務などを10年前後やってきた人が営業職をやったところで、できないことはないでしょうが、10年選手のあなたの足元にも及ばないでしょう。

単純にあなたが別の職種に着くと、 これと逆の状態が出来上がるということです。

しかし実際には調べてみないと分かりませんのであくまで一般論として知っておいてください。

人と接することの少ない仕事もある

厚生労働省によると日本には17000以上の職種があるそうです。

会社に勤める以上人と接する機会が全くのゼロということはありませんが、これらの中には人と接することの少ない仕事がたくさんあります。

例えばシステムエンジニアは基本的にパソコンと向き合っている仕事です。

お客様から受注したシステムをチームの中で仕事を振り分けて一人で自分の担当区域を作り上げる、社内システムのメンテナンスをひたすら行う時間が多くなります。

社内会議やお客さんとの打ち合わせをする場面もありますが、他の仕事に比べると他人に接する時間は少ない方になります。

工場の作業員は、決められた仕事をコツコツと決められた時間内に仕上げる仕事です。

最初に仕事を覚える時は先輩や上司に指導を受ける必要がありますが、 仕事を覚えてしまえばその後はひたすら一人で作業を続けていくだけです。

工場は就業時間や交代の時間がきっちり決められているので残業も営業に比べると極めて少ないでしょう。

トラックの運転手も他人と接することが少ない仕事の一つです。

人と接する時間は社内の人間から荷物をどこからどこへ運ぶのか指示を受けるとき、荷物を受け取る時、荷物を引き渡すときです。

仕事のほとんどの時間は運転であり、ほぼ独りの時間です。

ここでご紹介した三つの職業は一人の時間が比較的長い仕事の代表例です。

他にも一人の時間が長い仕事は探せばたくさんありますので探してみてくださいね。

異業界の営業を検討してみる

営業と一言で言っても業界によってお客さんの性質は様々です。

中でも特定の一人の個人客が大金を出して購入するような商品を販売する営業職は特に大変かと思います。

もし個人客を相手にしてきた営業職の人が法人の客を相手にする営業職につくとものすごく営業が楽に感じることもあるでしょう。

また法人の営業の世界でも業界によって会社やお客さんの性質は大きく異なります。

自動車・電機・保険・建設・住宅など他にも様々な業界がありますが、それぞれの業界によっておとなしい人が多かったり体育系が多かったりなど様子が異なります。

もしかしたらあなたは営業職が嫌なのではなく、 あなたの業界のお客さんが嫌であったり、あなたの会社の社風が嫌であったり、業界のあり方そのものが嫌いなのかもしれません。

あなたは営業職を10年前をやってきているわけですから良かれ悪かれ営業職に興味はあるわけです。

しかもあなたが営業職として優秀か優秀でないかにかかわらず10年近く一つの職種を続けてきたということはこの上ない強みです。

どれだけ能力のある人間でも経験だけはお金を出しても買えませんし、頭を使っても手に入れることはできません。

だから経験があるということは転職においてとても重視されるのです。

もしかしたらあなたの営業経験は他の業界であれば他の会社であればストレス無く本領を発揮できる可能性があります。

一度きりの人生自分本位でいい

給料が良くて休みが多くて定時で帰れて仕事が楽、そんな仕事はありませんしあったとしてもその社会人人生は楽しいものかどうかわかりませんね。

実際には給料がいいと仕事がものすごく難しかったり忙しかったり、いろんなものがトレードオフの関係になっていたりします。

いろんな求人を見ると何を基準に選んでいいのか分からなくなりますが、 考え抜いて考え抜いて結論が出ないのであれば、最終的には直感で選べばいいと思います。

転職の際には取引先や今までお世話になった社内の人達に迷惑をかけるのではないか、ちょっと年収が下がってしまったら家族に迷惑をかけるのではないか、などいろんなことを考えてしまいますが、周りが幸せであるためにあなたが不幸になる必要はありません。

あまりに自己中心的になるのも考えものですが、自己犠牲が過ぎるとそれはあなたにとってもあなたの周りの人間にとっても不幸なことです。

一度きりの人生あなたがどうすれば一番楽しいのかを考えて転職も決めていきましょう。

本格的に転職活動を開始する前に求人だけ見ておく

さてここまで「年収が下がる」「人と接することが少ない仕事がある」「異業界の営業を検討してみる」 と解説しましたが、そもそもこれらに該当する求人をどうやって探せばいいのでしょうか。

次の職場を決めずに会社辞めたりしたら駄目ですよ。

あなたの経験とスキルであればどんな労働条件の会社に転職することができるのか、まずは求人を探します。

ネット上 で求人を探すことはできますが、その会社に本当に自分が転職できるのかよく分かりませんよね。

あなたの経験とスキルで どんな労働条件の会社に転職できるのかというのは転職エージェントの担当者が無料で教えてくれます。

転職エージェントとはあなたのような求職者と求人を出している会社をマッチングさせるプラットフォームサービスです。

あなたが転職エージェントを利用する場合は完全に無料、企業が求人を出す場合は成果報酬型で有料になります。

転職エージェントへの登録後3日以内程度に転職エージェントの担当者と面談をすることになります。

その際にあなたの経験やスキル転職この会社に求める労働条件や希望を担当者に伝えて、担当者はその情報をもとにあなたに合う求人を紹介してくれます。

紹介してもらった求人の中であなたが興味を持つ求人があれば転職活動を本格的に開始すればいいです、興味が持てなければ転職活動を延期したり転職活動をすること自体を辞めてしまえばいいのです。

転職しても年収が上がらないな、ちょっと嫌だけれど今の会社の方にいた方がまだマシだ、などと思うのであれば今の会社に留まっておきましょう。

もしあなたがそんなに転職する気はないけれどももしいい求人があるのであれば転職を検討してもいい、という程度の気持ちでも転職エージェントは面談に応じてくれます。

面談の最初の時点であなたの転職に対する意欲を伝えておくのを忘れないようにしましょう。

あと転職エージェントはあなたをどこかの会社に転職させて初めてその会社から報酬を支払ってもらうことになります。

転職エージェントを利用して転職活動をするのであればこのビジネスモデルを覚えておきましょう。

サイト管理人
サイト管理人
転職エージェントを利用して転職するのであれば求人件数No.1のリクルートエージェントがおすすめです。

正真正銘のラストチャンス!営業を辞めたい40代が考えるべき4つのこと

私は営業の傍、採用担当者をすることもあるのでよく友人から相談を受けます。

その中でも印象的だったのは40代で営業職をしている友人からの相談です。

彼は大学卒業以来、某カーディーラーの営業を15年以上やってきたのですが「転職がしたい」とのこと。

彼の転職したい理由は3つ

  • 個人客がものすごくワガママで、一生あの客の相手はしたくない
  • 休みが平日なのが嫌
  • 残業が多すぎる

とのことでした。

その話を聞いた正直な私の印象は(今更かよ!)というものでしたが、彼は真剣です。

そういえば30代の頃に彼が「工場で誰とも話さず働きたい」と言っていたのを覚えています。

彼は家族もいるので、まずは転職は慎重に考えるように促し、リクルートエージェントなどいくつかの転職エージェントに相談し、信頼できる担当者を選んで今の会社に残ることも選択肢に入れながら時間をかけて転職活動をするようアドバイスをしました。

その後彼は転職に成功。

年収は少し下がりましたが、土日が休みになり残業も減り家族との時間も増え、充実した生活を送っているそうです。

しかしあれだけ嫌だと言っていた営業職には留まりました。

異業界・異業種の転職になると年収の下がり方が半端ではなかったためです。

異業界・同業種の転職では年収が上がる求人もいくつかあったそうです。

しかし彼はワークライフバランスを考慮した結果、若干年収が下がる異業界・同業種での転職を選択しました。

営業を辞めたい40代の4つの悩み

40代にもなって未経験の職種に転職なんてできるものなのか。

色々と不安はあると思います。

あなたの不安はこんなことじゃないですか?

やっと気づいたけれど営業向いてない

大卒で22歳から数えると18年、浪人や留年をしていても15年以上の経験はあり会社でもベテランの扱いでしょう。

でも自分の意見に正直になってみると、仕事を楽しんでいない。

わがままな客、毎月のノルマ、接客時間が終わってからの資料作り、吊し上げられる営業会議。

何が楽しくてこんなことをしているんだろう。

もし成績が良かったとしても、そんなに気分がいい毎日ではない。

というか成績がいくら良かったところで、わがままな客の相手をしなければいけない時点で営業の仕事自分に向いていない。

客が嫌で嫌でしょうがない。

20代の頃は特に何も考えずに給料がもらえるからいいかと思って、気がついたら30代。

営業は嫌だ嫌だと思いながら結婚して子供が生まれて気がついたら40代。

もちろん家族も大事だけれど、自分がこんなに嫌なことを続けててもいいものなんだろうか?

年収は下がるの?

独り身だったら年収が下がるのも問題ないんだけれど、家族もいるので極端に下げるわけにもいかない。

でもずっと営業をしてきたので、他の仕事ってなるとゼロからのスタートなわけで年収が上がる要素は見当たらない。

せめて今と一緒くらいの年収だったらいいんだけど・・・。

やっぱり年収は下がるんだろうか?

嫁ブロック

旦那の転職というのは、嫁はものすごく不安になるらしい。

そりゃ旦那の収入でやりくりしているわけだから、旦那の年収の変化は嫁と子供の生活に影響するから当たり前。

うちの嫁は現実的だから「転職」って言葉を出しただけで嫌な顔をするだろうな。

転職を嫁に止められることを嫁ブロックって言うらしい。

いや、もちろん家族のことは考えるよ。

でも自分のことを完全に犠牲にするのは違うと思うんだ。

どうやって転職するのか分からない

ずっとこの業界、この会社で営業でやってきた。

30代の頃にちょっとだけ転職に関して調べた時に、ハローワークや転職サイトで転職する人が多いらしい。

でも友達は知り合いの会社に転職したり、中にはヘッドハントっぽい転職をした人もいる。

でも自分にあった転職方法って何なんだろう?

営業を辞めたい40代が考えるべき4つのこと

さて、あなたの悩みはありましたか?

悩みを一つ一つ潰していけば、転職への道が拓けます。

同業界・異職種か異業界・同職種か

40代になって異業界・異職種の転職は現実的ではありません。

40代の異業界・異職種を雇うくらいなら、伸びしろが多く年収も安い20代が雇われます。

40代の転職は何らかの経験を活用しなければならないのです。

同業界・異職種の転職

営業が嫌で転職したいのであれば、まずは今の会社で異動できないかを考えましょう。

職種が変わることで営業の経験はリセットされますが、会社に在籍している年数は継続され福利厚生も継続して受けることができます。

退職金など勤続年数がものを言う制度を考えると、今の会社での移動は選択肢に入れるべきです。

異動が不可能であったり異動した後の社内の目が嫌であったり、今の会社が嫌なのであれば転職しかないですね。

同業界である競合他社の異職種に転職する際には、必ずなぜ今の会社での異動を考えないのか、異動ができなかった場合はその理由、を聞かれます。

あまりポジティブな理由を回答できない質問ですし、競合他社で営業をしていた人を別の職種で雇いたい会社は少数派でしょう。

異業界・同職種

40代の営業の転職であれば営業経験を活かすことをお勧めします。

あなたの経験が活きて嫌な思うをすることが少ない異業界の営業は必ずあります。

そのためには今の業界、会社で何が嫌なのかを明確にしておきましょう。

冒頭の私の友人は営業が嫌というよりは個人客が嫌でした。

電機業界の商社に転職したことにより、お客さんは全て会社になりました。

わがままな個人客を相手にしてきた彼にとっては、常識をわきまえたサラリーマン担当者が相手の営業職はものすごく楽に感じるそうです。

年収は下がる可能性が高い

それでも職種や業界が変わるのであれば年収が下がることは覚悟しておかなければなりません。

しかし40代の異業界や異職種への転職は年収が下がるというのはあくまで一般論です。

あなたが転職する場合に年収がどうなるのかは、調べてみなければ分かりません

嫁は数字で説得、家族愛で納得してもらおう

あなたの妻がどんなタイプの女性なのかによって説得方法は変わりますが、冒頭の私の友人は、お客さんにプレゼンする時並みの資料を作り込み嫁を説得したそうです。

まずは転職したら収入がどうなるのか。

退職金、ボーナス、毎月の給与がどう変化するかをグラフで視覚的に訴えます。

今の会社を辞めるのであれば退職金は入りますが、次の会社を退職した時の退職金は少なくなります。

収入が増えるのであれば概ね問題ありませんが、減る場合はなぜ減っても大丈夫なのかという理論武装をしてまずはお金の面を説得しましょう。

そして最終的にはお金が問題ないから転職しても大丈夫、ではなく、家族のことを思うとこの選択肢がベストである、という着地点をお勧めします。

転職活動を本格化する前に転職エージェントに相談しよう

あなたが転職できそうな営業職は本当にあるのか、年収は下がるのか、転職活動を本格的に始める前に知りたいですよね?

それらは転職エージェントを利用することで知ることができます。

転職エージェントの面談で求人を紹介してもらうと、あなたの年齢・経験・スキルで転職できる可能性のある会社・業界がどんなものか高確率で分かります

転職エージェントのいいところは、転職するかどうか決めていない状況でも情報を提供してくれるところです。

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そんな営業職への転職に燃えるあなたに求人件数順で転職エージェントのランキングをお伝えします!

営業職の転職を成功させるための3つのポイント

私は新卒でブラック企業に営業として入社し3年間勤めた後、転職エージェントを利用してホワイト企業への転職に成功しました。

『ブラック企業に転職はしたくない』というのはもちろんですが、他にも『年収を上げたい』『自分の経歴を活かしたい』『世界経済の中で働いている実感・やりがいを持ちたい』『日本中はもとより世界中を飛び回るビジネスマンになりたい』など、どうせ転職するんであれば一気に夢を叶えてやろうと思い以下の三つを実践しました。

大手の転職エージェントに登録する

転職をするのであれば可能な限り多くの求人に接する状況を作らなければなりません。

そのためにも求人件数の多い大手の転職エージェントに登録する必要があります。

また大手の転職エージェントは企業が利用する際の利用料が、ハローワークや中小の転職エージェントと比べて社会傾向にあるため、人を使い捨てにするブラック企業の求人が少ない傾向にあります。

自分に合った担当者を探し当てる

どれだけ大手の転職エージェントで求人とサービスが揃っているといっても、キーとなるのはあなたに付く担当者。

担当者との相性が悪ければ転職活動もうまくいきません。

どの転職エージェントでも担当者の変更を申請すれば変更をしてくれます。

しかし担当者の変更をするとまた人間関係の構築のところからやっていかなければなりません。

同時に2社3社と登録をしておけば同時並行で転職活動を進めることができ自分に合った担当者に巡り会う可能性も高くなります。

転職エージェント同士を競争させる

そこであれば相見積もりは当たり前の戦略。

あなたが転職エージェントを利用する際も2社3社に登録をして、転職エージェント同士を競合させましょう。

各転職エージェントに面談に行く際に他にどの転職エージェントに登録をしているのかを伝えておくのが有効です。

営業職求人件数ランキング

それではここから求人件数順に特徴を添えて転職エージェントをご紹介します!

リクルートエージェント

リクルートエージェント
圧倒的求人数で他社を寄せ付けないNo.1転職エージェント
営業職求人件数 公開求人数:30,676件、非公開求人数:44,123件
拠点 東京本社(東京都)・北海道(札幌市)・東北支社(仙台市)・宇都宮支社(宇都宮市)・さいたま支社(さいたま市)・千葉支社(千葉市)・西東京支社(立川市)・横浜支社(名古屋市)・京都支社(京都市)・大阪支社(大阪市)・神戸支社(神戸市)・中四国支社岡山オフィス(岡山市)・中四国支社広島オフィス(広島市)・福岡支社(福岡市)
運営会社 (株)リクルート
メインユーザー 20代後半〜40代

doda

doda
業界2位の求人件数を誇る大手ながらも、障害者向けサービス、スポーツ業界の求人、女性向け求人など、特定の分野にも強い
営業職求人件数 公開求人件数:14,068、非公開求人数:非公開
拠点 北海道第二オフィス(札幌市)・東北オフィス(仙台市)・丸の内本社(東京都)・横浜第二オフィス(横浜市)・中部オフィス(名古屋市)・関西オフィス(GFO)(大阪市)・岡山オフィス(岡山市)・広島オフィス(広島市)・九州オフィス(福岡市)
運営会社 パーソルキャリア(株)
メインユーザー 20代後半〜40代

パソナキャリア

パソナキャリア
求人件数こそNo.1,2に遠く及ばないが、その拠点は全国47都道府県にあり、転職後年収アップ率67.1%を公表
営業職求人件数 7,449件
拠点 東京丸の内(東京都)・東京本部ビル(東京都)・大阪(大阪市)
【北海道・東北】
札幌支店(札幌市)・青森支店(青森市)・盛岡支店(盛岡市)・一関支店(一関市)・秋田支店(秋田市)・仙台支店(仙台市)・登米支店(登米市)・山形支店(山形市)・米沢支店(米沢市)・福島支店(福島市)・郡山支店(郡山市)
【関東】
日立支店(日立市)・水戸支店(水戸市)・つくば支店(つくば市)・宇都宮支店(宇都宮氏)・佐野支店(佐野氏)・高崎支店(高崎市)・太田支店(太田市)・千葉支店(千葉市)・木更津支店(木更津市)・熊谷支店(熊谷市)・川越支店(川越市)・所沢支店(所沢市)・東京丸の内(東京都)・東京本部ビル(東京都)・新宿支店(東京都)・立川支店(立川市)・横浜市てん(横浜市)・武蔵小杉支店(川崎市)・橋本支店(相模原市)・厚木支店(厚木市)・小田原支店(小田原市)
【中部】
甲府支店(甲府市)・長野支店(長野市)・松本支店(松本市)・新潟支店(新潟市)・柏崎支店(柏崎市)・静岡支店(静岡市)・沼津支店(沼津市)・浜松支店(浜松市)・牧之原支店(牧之原市)・富山支店(富山市)・金沢支店(金沢市)・福井支店(福井市)・名古屋支店(名古屋市)・豊橋支店(豊橋市)・岐阜支店(岐阜市)
【関西】
四日市支店(四日市市)・鈴鹿支店(鈴鹿市)・草津支店(草津市)・京都支店(京都市)・梅田支店(大阪市)・大阪支店(大阪市)・難波支店(大阪市)・神戸支店(神戸市)・奈良支店(奈良市)・和歌山支店(和歌山市)
【中国】
岡山支店(岡山市)・津山支店(津山市)・広島支店(広島市)・福山支店(福山市)・山口支店(山口市)・周南支店(周南市)・鳥取支店(鳥取市)・松江支店(松江市)・【四国】
高松支店(高松市)・徳島支店(徳島市)・松山支店(松山市)・高知支店(高知市)
【九州・沖縄】
福岡支店(福岡市)・北九州支店(北九州市)・佐賀支店(佐賀市)・長崎県(長崎市)・熊本支店(熊本市)・大分支店(大分市)・宮崎支店(宮崎市)・鹿児島支店(鹿児島市)・沖縄支店(那覇市)
運営会社 (株)パソナ
メインユーザー 20代後半〜40代

 

マイナビエージェント

マイナビエージェント
業界・職種・年齢別に細かくサービスを分けているマイナビグループの中核事業で、20代と30代に特化した求人を扱う
営業職求人件数 公開求人件数:2,606件、非公開求人数:3,388件
拠点 東京(京橋)オフィス(東京都)・新宿オフィス(東京都)・横浜オフィス(神奈川県)・札幌オフィス(札幌市)・名古屋オフィス(名古屋市)・大阪オフィス(大阪市)・福岡オフィス(福岡市)
運営会社 (株)マイナビ
メインユーザー 20代後半〜40代
ABOUT ME
監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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