監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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体育会系でない人にとって体育会系の会社に勤めるのは大変ですよね?
ちょっと社内では言いづらいけれど、ブラック企業と同じような感じなのでは・・・と思うこともしばしば。
もちろん体育会系とブラック企業は違うのですが、体育会系のノリが経験則的に理解できない人が体育会系のノリを強要されればブラック企業に勤めているのとほとんど変わらないでしょう。
私が懇意にしていた取引先で体育会系の会社が2社あり、特に新入社員の方は大変だなと思いながら見ていました。
本記事では体育会系じゃないのに体育会系の会社に入ってしまった人の3つの悩みと、体育会系の会社から転職するための3つのポイントをお伝えします!
体育会系の会社に勤める体育会系じゃない人の3つの悩み
社長室や応接室には社長と(誰やねん)と思うような人との2ショット写真。
スポーツ界の大御所みたいですが、20代で体育会系ではない人には分かりません。
そのスポーツ業界の人か大御所の現役時代を知ってる人にしか分かりませんからね。
体育会系にしか分からないことというものがあるのです。
※体育会系の会社がすべてが以下のような社風ではありません。
先輩の言うことは絶対!基本的に根性論
先輩や上司の言うことは絶対。
部活のグラウンド10周と同じようなノリで仕事をすることが求められることがあります。
正論であっても根性論に叩き伏せられます。
確かに物事に良い結果が出なかった場合の原因には物理的な量が足りていない場合があります。
しかし限界を超えて無理をできる成功体験のある体育会系経験者であれば対応ができますが、想像もできない量をこなすのが初めての経験の場合は人によっては成功する前に潰れてしまうこともあります。
人が成功するプロセスは様々。
最初から超人的量をこなすことができる人もいますが、体育会系でない人は段階を踏む方が合っている場合もあります。
ちなみに社長の言うことはもっと絶対です。
土日に練習や社内行事
入社の時に自由参加ときていた野球の練習に試合。
いつの間にやらユニフォームまで作られ、会場費やらなんやらで地味な出費がかさみます。
土曜日の朝から練習なのでせっかくの金曜日にあまり遅くまで遊べません。
メンバーの中には夜中まで遊んで朝から野球をする鉄人もいますが、自分には真似できない。
体育会系の会社でのスポーツ行事は伝統行事なので外すことはできません。
それが当たり前と思っている人しかいない
学生時代からスポーツの部活をしてきた体育会系の人にとっては当たり前の理屈。
少数派の体育会系ではない人はその風潮に合わせるか転職するかしか手段がありません。
非体育会系は社内では少数派なので息をひそめるしかありません。
相談をしても結論は「うちの会社では仕方がない」となってしまうので愚痴を言うくらいしかできなくなってしまいます。
体育系の会社から転職するための3つのポイント
体育会系の会社を非体育会系の会社に買い買うすると言うのはなかなか非現実的。
そもそも体育会系のノリを好む人が多数派なのですから、非体育会系の風潮に会社を合わせていくことは同意を得られないでしょう。
体育会系の会社に一生いるのが嫌だと思う場合は転職するしかありません。
転職の際に転職エージェントを利用することはもはや一般的ですが、転職エージェントも上手に利用をしなければまた体育会系の会社に入社してしまうかもしれません。
転職は1回で完結できるよう転職エージェントを正しく使いましょう。
2~3つの転職エージェントに登録する
転職エージェントは2~3つに登録をするのが鉄則です。
その理由は以下の通り。
・可能な限り多くの求人にアクセスできる状況を作るため
・よりあなたにあった担当に巡り会うため
どの転職エージェントに登録をしても担当者からあなたに紹介される求人は数社〜十数社程度です。
希望をすれば何十社でも紹介してくれますが、何十社もも求人の中からあなたが求人を選んでいては転職エージェントを利用する意味がありません。
あなたに合った求人を選ぶのは転職エージェントの仕事です。
転職エージェントがあなたに合っている求人を選定し、その中からあなたが厳選するのです。
しかしどれだけ担当者が優秀であっても、そもそも転職エージェントにある求人が少なくてはあなたに合う求人が無いかもしれません。
また転職エージェントにより得意とする業界や職種も違います。
よりあなたにあった求人に出会うためには複数の転職エージェント登録をしてよりあなたにあった求人にで荒れる確率を少しでも上げます。
体育会系に嫌気がさしての転職であれば、扱う求人の全てに訪問をしているウズキャリに登録をしておくことをお勧めします。
もしあなたがまだ転職するかどうかは分からないがまずは情報収集をしたいという場合には、求人件数業界No.1のリクルートエージェントに登録をしておきましょう。
すぐに転職する気がないことを伝えておけば担当者は情報提供に徹してくれます。
参考までにオススメの転職エージェントをご紹介しておきます。
転職エージェント名 | 特徴 |
リクルートエージェント | 求人件数20万件以上を抱える総合型転職エージェント
IT関係を中心にあらゆる業界・職種・年代向けの求人を取り扱う |
doda | 求人件数10万件以上を扱う総合型転職エージェント メーカー関係を中心にあらゆる業界・職種・年代向けの求人を取り扱う |
同じ日にカウンセリングを受ける
転職エージェントに登録をすると担当者から電話があり面談(カウンセリング)を行うこととなります。
面談では今の会社への不満、次の会社に求める条件、あなたの経験やスキルを担当者に伝えて求人を紹介してもらうこととなります。
このカウンセリングは可能であれば全て同じ日に受けておきましょう。
転職活動は短期間で一気に終わらせてしまうのが鉄則だからです。
面談の前の日にはあなたが転職において決し譲れないこと、あなたの経験とスキルなどをまとめておき、効率よく面談が進むように準備をしておきましょう。
担当者(キャリアアドバイザー)、求人を比較する
同じ日に面談を行うのにはもう一つメリットがあります。
それは転職エージェントによる担当者と求人の質を比べることができることです。
・いい担当者だと思うけれども紹介してくれる求人がイマイチ
・求人数は少ない転職エージェントだけれども自分に合った求人が多いと感じる
これらの比較は同じ日に面談をしていなければできません。
一番最初に登録をした転職エージェントの紹介で最終面接まで進んでいる求人があるときに、昨日面談を済ましたばかりの転職エージェントから良さそうな求人の紹介を受けた、なんてことになるとどっちの求人がいいのか判断ができません。
最後に
ちなみに体育会系の人が体育会系ではない会社に転職して世界が広がったパターンもあります。
たった1社しか経験がなくて今の会社がベストだと判断することはできません。
しかし体は一つなので何十社も務めることはできません。
自分の世界が全てだとは思わずにいることも重要ですし、自分の信じた道を進むことも重要です。
バランスを保ちながら転職活動を進めていきましょう。