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やってられない!仕事を辞めたくなる4つの時

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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私がブラック企業に勤めているときは何度やめようかと思ったことか。

実際にその後辞めるんですが。

私は辞めたい辞めたいと日々考えており、これらの思いが頂点に達した時に、このままでは明るい将来はありえないと確信し、入社から3年経った時に一念発起。

転職活動を開始しました。

私が日々、悶々と抱えていた会社、仕事への不満をリアルにお伝えします!

①給料が安く上がる気配がない

私は大卒で営業職に着きました。初任給は額面で19万円、手取りで17万円程度でした。入社魔もない頃は研修にOJTと勉強させてもらう上にお金までもらえる。

しかもそれまではアルバイトで稼いだ13万円が当時の私の最高月給だったので、手取り17万円というのはとてつもない大金に思えました。

しかし1年後、給料は上がる気配を見せません。

2年目になってやっと上がったと思ったら1000円。

何よりも衝撃的だったのはボーナスです。初年度はボーナスと称して3万円、3年間務めてボーナスが10万円を超えることはありませんでした。

私の勤めていたブラック企業の年収と一般的中小企業(昇給率1.5%、ボーナス2ヶ月分)を比較してみました。

初年度 2年目 3年目
ブラック企業 月収

190,000

190,000

191,000

ボーナス

30,000

30,000

90,000

年収

2,310,000

2,310,000

2,382,000

平均的中小企業 月収

190,000

192,850

195,742

ボーナス

380,000

385,700

391,484

年収

2,660,000

2,699,900

2,740,388

差額 月収

0

2,850

4,742

年収

350,000

389,900

358,388

初年度ですでにボーナスにより30万円以上の年収の差が出ています。

3年目にはボーナスが奇跡の9万円だったので2年目が最も差がありますが、このままブラック企業に勤めていたらさらに差は開いていたことでしょう。

この事実に気づいたのは初ボーナスをもらった後に同級生と飲みに行った時のことでした。

初ボーナスの話になり、「俺の会社は1」「俺の会社は2」などとみんなが話をしており、私は「俺は3だからいい方なのかな」と思ったのもつかの間。

同級生が言っていたのはもちろん何ヶ月分かということでした。

17万の手取りを大金だと思っていた私にはとてつもない衝撃でしたが、「初年度は新入社員にはボーナスをあまり出さない方針なのかな」と思うようにしました。

その次の年もボーナスは3万円。

3年目には9万円でしたが、同級生の初年度のボーナスに遠く及びません。

ブラック企業の中でも懇意にしていた40代の先輩社員と話をしていた時のことです。

その人は1級建築士の資格を持っていたのですが、年収は500万円代とのことでした。

他の人の給与は分かりませんが、いつも偉そうにしている私の上司は特に資格も無く40代。

年収は400万円〜500万円前半である可能性が高いと思います。分かってはいたことですが、アルバイトを頑張った方がまだ稼げます。

将来性があるのであれば新人時代は年収300万に届かなくとも頑張れますが、十数年後の未来が年収400万円代の可能性が高いとなると仕事に対する気力はみるみる衰えました。

当時の私は調べていませんでしたが、厚生労働省では業界、年代、性別ごとの年収や労働時間のデータを公開しています。

あなたが社会的にどの位置にいるのか確認してみてはいかがでしょうか。

②労働時間が長い

平日は朝から日が沈むまで外回りの営業。

飛び込み飛び込みの日々でした。

社内業務は日が沈んでからという社風がありました。

会社を出る時間は早くて20時。

遅くて24時を超えていました。

土日も会議や資料作成。

別に仕事が面白いのであればなんとも思いません。

実際に転職後も労働時間は大して変わっていません。

しかしメンタルは大きく違います。

明日も同じ毎日と思いながら日々仕事で給与も少ないのではただただ時間を浪費するのみです。

では転職後はなぜ長時間労働で苦にならないのか。

それは選択ができるからです。

ホワイト企業でも繁忙期や急な仕事で遅くなる日は遅くなります。

でも早く帰れる日は早く帰るのです。

ブラック企業では早く帰れる日はありません。

毎日日が沈んでから帰社し、えらい人からポツリポツリと帰り始めてそろそろ帰っても誰も何も言わないかなという雰囲気を感じたらしれっと帰るのです。

今思えば凄まじい時間の浪費だったと思います。

20代で遊びたい盛りだったはずなのに私が思っていたのは、早く帰って寝たい、でした。

寝転びながら「転職しないとこんな日々が一生続く。早く転職しなければ」と思いながらまた同じ日が始まるのでした。

③お客さん目線の仕事ができない

会社は、売り上げを上げてこい、こんな時間に帰ってくるんだったら1件でも多く回ってこい、契約が取れるまで帰ってこなくてもいい。

社内では毎日その場にいる一番偉い人からそんな言葉が飛び交っていました。

しかし売ったら売ったで次の売り上げを上げてこいと言われます。

常に数字を上げなければならないのは営業として当たり前ではありますが、中にはお客さんと約束をして買ってもらったのにその約束を反故にすることを強制されました。

強制では無く社風という方が正しいかもしれません。

私は地主や自陣事業主、様々な事業を展開している会社にとあるビジネスを提案する営業をしていました。

その業界で真面目に頑張って仕事をしておられる方もいるので具体的なビジネス名は伏せさせていただきます。

会社(上司)はこの商品とこのノウハウをセットにしたら売れるということを部下に教育します。

そのノウハウは買ってもらった後に定期的にフォローイベントがある、ビジネスのユーザーを分析して常時修正を指導するというものでした。

実際にはフォローイベントは行わず、ユーザーの分析に基づく指導も行われません。

これは営業マン個人の問題ではなく営業の給与体系の問題でした。

いくらフォローをしたところで給与には何の関係もないのです。

お客さんは売上が立った時点でお客さんではなくなります。

それ以上お金がお客さんから入るわけではないのですから。

もう買ってしまったお客さんをフォローすることは数字に繋がりません。

よって評価にも給与にも繋がりません。

その結果、会社全体が売り逃げ体質になっていました。

新卒で配属された時に上司からいきなり大きなお客さんを引き継ぐことになった時はそのことに気づいてはいませんでした。

通常は小さなお客さんから新人に引き継ぐものです。

しかしこの会社では大きなお客さんは、かつて大きな買い物をしたお客さんであってもうお客さんではなく、フォローする時間は売上に繋がらないので新人に引き継ぐのです。

転勤した時にも同じことがありました。

基本的にはどのお客さんでも会社の評判は悪くなりますが、会社は次々と新しいお客さんを人海戦術で見つけては同じことを繰り返します。

私はお客さんが気の毒だと思いましたが、自分は会社側の人間。

どう立ち振る舞うべきが悩み、上司ともぶつかりましたが上司からは「会社がなくなるとフォローも何もない。

そのためには売上を上げ続ける必要がある。

フォローしたいなら売ってからフォローしろ」という内容を言われました。

全くもって自分本位。

でも自分本位でなければ社内では評価も給与も得られない。

そんな会社でした。

給与、労働時間などでも嫌気がさしていていずれは辞めるんだろうなと思っていました。

しかし会社に居続けるということはお客さんに商品を売るということ。この会社とお客さんのつながりを作ることと同義です。

私が辞めた後は誰もフォローしないでしょう。

私が売るとお客さんを不幸にしてしまう。そう思うと当然営業には力が入らず、辞めるまで売上が上がらない日々が続きました。

④日本経済の外で仕事をしている気がする

ブラック企業に勤めだした時は毎日日経新聞を読んでいました。

しかし日々仕事をしながらどこか日本経済とは関係の無い場所で仕事らしきものをしている感覚がありました。

なぜなら仕事に関する記事なんて日経新聞に出てこないから。

そのうち日経新聞は読まないようになりました。

それはその会社の主戦場がすでに個人が主体で高齢化している衰退産業であり、その中でもニッチな商品を扱っているためでした。

ニッチな産業でも儲かっている企業は数多くありますが私が勤めていた企業は違いました。

どこか日本経済の蚊帳の外でおいてけぼりを食らっているような感覚で仕事をするのは空しいものです。

日々のニュースが関係するようなビジネスマンは自分とは程遠い世界。漫画や映画のような憧れの世界でした。

ホワイト企業に勤めてからはまた日経新聞を読み始めます。業界紙にも目を通しています。

雇用統計、日銀のマイナス金利政策、トランプ大統領の仕掛ける貿易戦争、全て仕事に関係しています。

世の中の大きなニュースが仕事に関係している。

時には直結することもある。

憧れの世界が転職だけで自分の世界になるとは思ってもみませんでした。

最後に

ちょっとネガティブな話ばかりでしたがいかがでしたでしょうか。

人間自分の世界が全てだと思いがちですが、それは違います。

もし自分の世界が好きなのであればその世界に居続けて精進するのは良いと思います。

しかし今あなたがいる環境があなたが好きでは無い世界なのであればすぐにでも飛び出しましょう。

私は常々転職したいと思っていました。

この記事に書いてあるような日々を過ごして、3年経ったある日「このままではいけない!」と思い立ち転職活動を開始したのです。

その2ヶ月後、私はホワイト企業に転職しています。

もちろん転職したての頃はホワイトかどうかなんて分かりません。

でも少しづつ前の会社よりもあらゆる面で優れている会社に勤めていることに気づき、いまでは前の会社は比較にならないほど良い会社であることを確信しています。

転職は勇気を持って一歩踏み出さなければ人らは開けません。

もしあなたが今仕事を辞めたくて、ずっとその環境にいる自分をイメージできないのであれば転職することをお勧めします。

転職活動の中には今の会社にとどまることを選択しに残しておいてください。

その状態で転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談をすればあなたにはたくさんの選択肢があることが分かると思います。

あなたに輝かしい未来が待っていますように!

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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