監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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私は新卒でブラック企業に、営業として入社し3年間勤めました。
その頃の私が会社を出るのは、いつも暗くなってから。
事務員さんは18時ぐらいに帰っていましたが、それ以外の人は全員私と同じような感じでした。
18時過ぎてから会議が始まったり資料を作ったりするんですからそりゃそうなりますよね。
社内には「会議や資料作りは時間外」という不思議な言葉がありました。
実際に上司より早く帰ろうとすると、「そんなに早く帰るんだったら、もう一件ぐらいお客さん回ってこい」と言われる始末です。
私は新入社員だったので「世の中の会社はみんなそんなものなのかな」と最初は思っていたのですが、同世代の友人の話を聞いていると、どうも私の会社の雰囲気はおかしいのではないか、ということに気づきました。
その後私はまともな会社に転職。
上司に「早く帰れ」と言われた時はまさにカルチャーショックでした。
転職してからは毎日定時で帰れているわけではありませんが、定時で帰ろうと思えば帰ることができるという選択肢があるだけで気持ちが全然違います。
この記事は残業するのが当たり前と思いつつも、 何かおかしいと疑問を持ち転職を検討しつつあるあなたに向けて書いています。
別に転職することを強くお勧めしているわけではありませんが、最後まで読むと残業の少ない会社に転職する方法が分かります!
残業時間を計算すると意外とすごい時間になっている
あなたの残業時間を計算してみませんか?
ここでは仮によく求人票に書いてある「年間休日120日以上」という表記から年間休日120日、勤務日数245日として計算をしてみます。
1時間×245日=245時間=10.2日
まあものすごく簡単な計算式ではありますが、平均的に1日1時間の残業時間があると年間10日以上の時間を会社に捧げていることになります。
私はブラック企業時代に1日に何時間も残業をしていましたが、少なめに見積もって毎日4時間残業していたとしたら、 4時間×244日で=976時間、実に年に40.6日も多めに働いていたことになります。
同じ会社で何年も働き続けていると何ヶ月分もの時間を会社に提供していることになります。
好きで残業しているのであれば別に文句もないでしょうが、社風などで残業せざるを得ない会社であれば時間がもったいなくてしょうがありませんね。
会社によっては残業代が出たり出なかったりということもあります。
もし残業代を請求したいと考えているのであれば、証拠を示す必要があるので、日々の残業を記録に残しておきましょう。
ノートに記録しておいても良いですが、今はスマホアプリで残業時間を計算できるものもあるので興味のある人は利用してみてください。
残業すると怒られる会社がある
残業したら怒られるっていうの信じられますか?
これはあなたが今までどんな会社で社会人経験をしてきたかによって答えは変わってきます。
この会社の考え方や歴史によって残業の捉え方が違いますが、基本的には就業時間以外仕事をする必要はないのです。
このことは忘れないでください。
今残業することが当たり前になってしまっているあなたも、その会社に入社した当初は「あれもう18時になっているの19時になっているのに」と大なり小なり違和感を持ったはずです。
そのまともな感覚を忘れないようにしましょう。
さもなければあなた自身がブラック企業のブラック社員となり、ブラックな習慣をあなたの後輩に押し付けてしまうことになります。
私は今の会社に入社してからよく「早く帰れ」と上司に指導をされます。
最初はむちゃくちゃ違和感があったのですが、仕事終わりの時間に変えることは当たり前のことですよね。
まだ辺りが明るいうちに帰路に着くのは、最初のうちはものすごく抵抗がありました。
「もう一件ぐらいお客さん回った方がいいのかな」というブラック企業の発送が抜けなかったのです。
私の経験上、ブラック企業の考え方は「時間があれば少しでも仕事をしろ」、ホワイト企業の考え方は「時間内に仕事を終えることのできる能力を身につけろ」です。
21時に22時まで仕事をしているなんて今の会社ではめったにありません。
今も営業しているのでたまにはこういう日もありますが、忙しくない日は早く帰ったりたまに有給を取ったりしてバランスを取っています。
求人を出している会社全てを取材している転職エージェントがある
実際のところ転職先が残業が少ないかどうかは入社してからじゃないと分かりません。
また多くの人にとってはいい会社であっても、あなたにとって良い会社かどうかは全く別物。
つまり転職する会社がブラック企業かどうかという確認も必要ですが、転職する会社があなたに合っているか、ミスマッチがないのかという部分の方が大切です。
でも求人票を見るだけでその会社が自分に合ってるのかどうかを確認することなんてできないですよね。
入社前にその会社があなたに合った会社か確認するために転職エージェントを利用します。
転職エージェントとは求職者と求人を出している会社をマッチングさせる民間のサービスです。
求職者が利用する場合は無料ですが、求人を出す会社は成果報酬型で費用が必要です。
ハローワークも求職者と求人を出している会社をマッチングさせる公共のサービスですが、民間の転職エージェントと違う部分は、求人を出す会社が利用する場合も無料であることです。
そのため、ハローワークには人を使い捨てにするタイプのブラック企業、つまりは残業を強制するような企業の求人が紛れている可能性が民間の転職サービスに比べて高くなります。
転職エージェントには様々なものがありますが、就職Shopやハタラクティブなど扱っている求人の全ての会社に取材を行っている転職エージェントがあります。
これらサービスは20代の社会経験が少ない求職者向けの転職エージェントです。
事前に主催を行っているため社風や実際に働いた時の雰囲気などを転職エージェントが把握しているため、求職者一人一人にその会社があっているかどうかが事前にわかります。
そのため転職してから思った環境と違ったという可能性は少ないでしょう。
またリクルートエージェントやdodaなど比較的大手の転職エージェントは、企業が利用する場合の利用料が高い傾向にあります。
この2社は全ての業界・職種・年齢向けの求人を扱っている総合型転職エージェントです。
ちなみに筆者はdodaを利用して転職に成功しました。
人を使い捨てにするタイプのブラック企業は人を雇うのに利用料が高い転職エージェントは利用しない傾向にあるので大手にも登録をすると良いでしょう。
最後に
社風で残業が多い会社に就職してしまうと、長く勤めれば勤めるだけあなたのプライベートの時間が削られます。
毎日1時間2時間だとあまり負担に感じないのですが、これは痛みを感じないナイフで身を少しずつ削られているようなものです。
人生で一番大切なのは時間です。
仕事が大好きでいつまでも仕事をしているような、残業という概念すらありません。
でもこの記事をここまで読んだあなたは残業を負担に感じています。
あなたは仕事はそこそこに終わらせて、あとは自分の時間を楽しみたい人なのではないでしょうか。
そうであれば今日から定時に帰るか、定時に帰ることのできる会社に転職するか二つに一つです。
もし今日動かなければ明日も明後日も半年後も1年後も、 今日と同じように残業をしていることでしょう。
あなたの残業時間が減り、充実したプライベートを送れることを祈っています。