監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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トラックの運転手って若い時はいいけど年が行くとちょっとキツイですよね。
特に荷物の積み下ろし。
会社も結構いい加減だし、
私にはトラックの運転手をしている20年来の友人がいるのですが、彼は30歳を過ぎた頃に不動産の営業に転職するかどうか悩んでいました。
結局はトラックの運転手を続けたのですが、30半ばを過ぎてまた転職するか悩んでいます。
30前半ではちょっとした悩みだったのが、年を重ねて不安が増してきたようです。
彼と飲みながらいろんな話をしているとトラックの運転手もいろいろ大変なんだなと思います。
遊ぶ時には豪快なくせに、転職となるとできないと決めつけていることが多くてウジウジしていました。
ストレート時「ウジウジすんな」と言うと彼の性格上怒るでしょうから、私の結論は「いっぺん転職エージェント行ってこい」でした。
次の日になると忘れるでしょうから居酒屋の中で彼にリクルートエージェントに登録をさせました。
リクルートエージェントでの意外と求人選びが面白かったらしく、前向きに転職活動は進んだのですが、結局は今の会社で事務方に移ることになりました。
体の負担は少なく、時にはトラックも運転できる事務方は重宝され、彼は今や会社で欠かせない人物になっているそうです、と言うのは後日の飲み会での本人談なので話半分で聞いていますが近からず遠からずでしょう。
大型免許持っている事務員さんなんていないでしょうからね。
転職エージェントに相談しなかったら多分今もトラックの運転だけしてたと思う、と言うところは100%そうだろうと思いました。
本記事は、いつかはトラックの運転手を辞めるんだろうな〜、と思っているトラック運転手さんに向けて転職するために知っておくべきことを3つにまとめました。
これを読むとトラックの運転手がリスクを負わずにどんな会社に転職できるのかを知ることができます。
トラック運転手の5つの悩み
トラックの運転手はドライブ好きには転職ですが、体が資本の仕事ですので体調を崩すと大変です。
年齢を重ねると増えていく悩みを4つ挙げてみました。
①商品の積み下ろしが大変
毎朝トラックの荷物の積み込みから仕事は始まります。
冷凍のエビやイカ、小麦粉に服に本。
トラックの荷物は様々ですが、運転手にとってはなんでも一緒ですよね?
なんでもダンボールに入っているんですから。
出荷先に到着したらまた荷物を降ろして会社に戻る。
この荷物の積み下ろしが地味に腰を痛めています。
いつか爆発しなけりゃいいんですが・・・。
②人手不足でどんどん激務になっていく
物流業界は人の出入りが激しい業界。
トラックの運転手は会社を転々とする人が結構いてなかなか定着しません。
若い人も不足しており、少ない社員にしわ寄せが回ってきます。
その分給料が増えるんだったらいいんですけど、物流会社って結構いい加減なところがあるんですよね。
人が足りない分前の日遅くまで運転してたのに、次の日朝から仕事って・・・。
労働基準法!って叫びたいですが会社の状況を分かっていると(ま、そりゃそうなるわな)と妙に納得してしまいます。
③運転中は結構寂しい
長距離だろうが中距離だろうが運転中は結構寂しいもの。
お気に入りのラジオや音楽、最近はポッドキャストなんかもあって便利です。
冒頭の友人は武田鉄矢の「今夜の三枚おろし」と言う番組をポッドキャストで聞いているそうです。
聴く時間が結構あるので、5週くらい聞いていると言っていました。
なんとか時間を潰す方法を編み出しますが、結局一人ってやっぱり寂しいですよね。
④転職に役立つ経験とスキルがない
トラックの運転手に身につく経験とスキルといえば荷物の積み下ろしで手に入れた鋼の肉体と運転技術、道の詳しさでしょうか。
しかしこれはトラックの運転手向けにしか役立たない経験と知識なんじゃ・・・。
そう思うとなかなか他の業界への転職は前向きに考えられません。
でもトラックの運転手は年とともにキツくなる。
そんなジレンマに陥ります。
⑤そもそも転職の方法が分からない
いざ転職!って思ってもどうしたらいいのか分からないですよね?
トラック会社への転職方法なら聞く人もいるし分からないでもないけど、違う業界への転職なんて分からない。
そう思うと、また明日調べよう、となり気がついたらまた数ヶ月が経っています。
トラック運転手から転職する3つの方法
さてあなたが日々思っている悩みはありましたか?
でもいざ転職といっても何をしていいか分かりませんよね。
今の状況を変えるためには以下の3つの方法があります。
そのための具体的な方法をお伝えしますね。
①今の会社で営業や事務職に配置換えしてもらう
今の会社が嫌ではないけれどもトラックの運転手は将来的には辞めたい。
そんな場合にはまずは今の会社で別の業務に就けないかを考えましょう。
まずはあなたの上司に相談をしてみましょう。
他にもトラックの運転手から内勤に変わった人がいるのであればどうやって別の業務に就いたのか、実際にどのような業務をしているのかを聞いてみましょう。
②物流業界で条件の良い会社に転職する
今の人間関係を一旦清算したいけれどもトラックの運転手以外はやる気がないのであれば同業他社に転職するしかありません。
これは同じ会社の人には相談をしないようにしましょう。
辞める噂が広まってしまうと、会社の人からの対応が冷たくなってしまったりボーナスに響いたり本当にやめなければいけないタイミングで引き止め工作にあったりしてしまう可能性があります。
めんどくさいことを避けるためにも転職は社内の人に話をするのは厳禁です。
求職者と求人を出している会社をマッチングさせるサービスである転職エージェントに聞くのが一番です。
同業他社で転職したことがあるトラック運転手の知り合いがいればその人に相談をしても良いですが、藩士が偏りすぎるのでやはり転職エージェントを利用することをお勧めします。
ハローワークは転職エージェントと違い企業が求人を出す際の費用が無料なのでブラック企業の求人票が紛れていることがあるので注意が必要です。
③未経験業界・業種に転職する
未経験の業界や業種に転職するのであっても転職エージェントへの登録は必須です。
転職エージェントはあなたの経験やスキル、希望でどんな会社に転職できるのかを経験則的に知っています。
転職エージェントは転職するかどうかをまだ決めていなくても、完全無料で利用することができます。
転職エージェントに登録したら担当者から電話がかかってきて面談の日を決めます。
後日行われる面談の場で担当者がいくつか求人を紹介してくれます。
紹介されたからといってその企業の面接に行く必要はないですし、今の会社を辞める必要もありません。
ただ今のあなたが転職できるとしたらどんな会社に転職できるのかという情報がもらえるのです。
参考までに物流業界に強い転職エージェントをご紹介しておきます。
まずは情報収集だけということであれば登録するのはリクルートエージェントの意で良いでしょう。
本格的に転職活動を進めるのであれば2社以上に登録することをお勧めします。
転職エージェント名 | 特徴 |
リクルートエージェント | 物流業界の求人を2,000件件以上扱う |
doda | 物流業界の求人を1,000件件以上扱う |
パソナキャリア | 物流業界の求人を200件件以上扱う
転職後年収アップ率67.1% |
最後に
冒頭にご紹介した私の友人はリクルートエージェントの担当者に今の会社で職種を変えることを提案されたそうです。
特に大手の転職エージェントは無理な転職を進めると結局は自分に返ってくるので、大手の転職エージェントは無理な転職を勧めてくることはないでしょう。