監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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生産技術部はどの会社でも激務で、生産技術部に留まり続ける限り激務から逃れることはできません。
私は28歳(2019年)の春に自動車系メーカーの生産技術から、産業用機械メーカーのルート営業に転職しました。
日本のものづくりを中枢で支える生産技術は素晴らしい仕事ですが、日本には400万もの会社があり、それ以上の数の仕事があります。
この記事では転職経験を5つにまとめて全て語り尽くすので、もしあなたが転職前の私のように悩んでいるのであればぜひ役立ててください。
最後まで読めばあなたが今何を考え、何をすれば豊かな人生につながるのか、明るい未来が見渡せるようになりますよ!
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いつでも転職できるというカードを持っている心理状態は最強
とりあえず手元に求人がある状態に

仕事に不満を持っている時に、青天の霹靂が訪れると精神的に参ってしまいます。
- 中国内陸の工場への転勤辞令がくだる
- 合わない上司と決定的な確執ができた
- 激務で体調を崩した
こうなってから転職活動を始めるのではなく、この一歩手前で転職活動を始めておくのが精神的に安定します。
私は地元の友達の勧めでこれを実践したのですが、効果覿面でした。
転職エージェントに登録をして面談を受けると求人を紹介してもらえます。
これだけでいいのです。
転職エージェントには登録の段階で「すぐに転職するつもりはありません。いざというときにどんな会社に転職できるのかを知っておきたいです。」と正直に伝えた上で面談をしてもらいました。
無理に転職を勧められるようなこともありませんでした。
今登録をしたら3営業日以内には電話面談が完了し、あなたの手元には「いつでも転職できる」というカードが手に入ります。
求人紹介までの流れ

面談といっても転職エージェントはあなたを採用する企業ではないので、緊張する必要もないし、それほど準備は必要ありません。
むしろ準備をせずに面談にのぞみ、普段から仕事に対して思っている自慢や将来への不安や望む未来を伝えた方がいいと思います。
カウンセリングでは最新の転職市場の状況を教えてもらえ、最後にはいくつかの求人を紹介してもらえます。
紹介してもらったからといってその企業に100%転職できるわけではありませんが、内定をもらえる可能性がない企業の求人は紹介されません。
ここまで済ませてしまえば、転職活動を本格化すれば1ヶ月後には入社できる可能性の高い求人が手元に何社もある状況。
さらに最新の転職市場の情報と転職エージェントの担当者とのホットラインもあります。
この状態は精神安定剤として抜群の効果をもたらしてくれます。
何も情報がない時に比べると、冷静に今の会社に留まるべきか、転職するべきか判断できます。
忙しくても自宅でリモート面談できる

私の時は休日に転職エージェントの事務所に訪問しなければいけなかったのですが、今は新型コロナウイルスの影響で、対面面談が電話面談に切り替わっています。
これは家にいながら求人紹介をしてもらえるということ。
電話面談ができるのは忙しい生産技術部にとってはこんなにありがたいことはありません。
生産技術に留まるということは先輩、上司のようになるということ
会社の先輩や上司はあなたの近未来

転職を考える際に決して忘れていけないのは、今の会社に留まるという選択肢を残しておくこと。
そして会社に留まるということは、あなたがあなたの先輩や上司のようになっていくということに他なりません。
「あなたは先輩や上司のようになりたいですか?」
この問いに対するあなたの答えが、今の会社に留まるか否かの答えです。
先輩や上司と同じ道を歩みたいか考える

あなたの3年先輩に海外転勤辞令があれば、数年先にはあなたにも海外転勤の辞令がくだるかもしれません。
あなたの上司の管理職が今のあなたよりも忙しくしているのであれば、あなたが昇進することはあなたがさらに忙しくなることと一緒です。
昇進するのに資格が必要なのであればその勉強をしないといけません。
やる気や能力のない人が転職したり、あまり重要ではない部署に移動するのであれば、昇進の道から外れた時点でそうなるでしょう。
生産技術のクリエイティブな考え方と実践力は転職市場で評価される
生産技術経験者は転職市場で人気がある

転職活動を始める前までは「こんなニッチな能力、他の業界や職種で求められるわけがない。どうせ同じような生産技術に転職するのが関の山なんじゃ…」と思っていたので本当に意外でした。
生産技術経験者は会社員に必要なクリエイティブさと調整能力、実行力が備わっているため、採用担当者から人気が高いです。
生産技術で身につけた知識と経験に自信を持つ

今思えば確かに、
- 量産のことを考えて設計しているとは思えない製品の量産方法の確立
- メーカーの言うとおりに使っているのに未知のトラブルが起こる機械の使いこなし
- 絶対にミスが起きてはいけなポカヨケの考案
ちょっと考えただけでもこれだけ出てきますが、あなたも全て経験しているんじゃないでしょうか。
私は実際にこれらを走りながら考えて実行してきた話を面接でして内定を得られたと思っています。
生産技術畑で培った仕事力は本物です。
あなたの今までやってきた仕事、特に苦労した話をブラッシュアップして職務経歴書や面接でPRすれば内定は難しいことではないでしょう。
④生産技術から転職する時におすすめの転職エージェント
リクルートエージェント+@がオススメ

上司・先輩を見て今の会社にいるつもりはなく、生産技術が転職市場で評価されることが分かったのであれば、転職活動を進めていきましょう。
私のお勧めのパターンは、まず『リクルートエージェント』に登録をしておいて必要に応じて他の転職エージェントにも登録するという方法です。
私は、友人の勧めでまずカウンセリングを受けて転職先の情報を得るために業界最大手のリクルートエージェントに登録をしました。
その後、その情報と会社に残ることを比較し、転職を決意。
その段階で3つの転職サービスに登録をしました。
今はIT系が狙い目

複数のサービスに登録をしておくことは、選択肢が増えますし、転職エージェント同士が他社を意識して切磋琢磨してくれたような気がします。
実際にはリクルートエージェントに紹介してもらった求人が最も条件が良く、様々な希望に合っていたのでリクルートエージェント経由で転職しました。
私は製造メーカーの営業を選びましたが、コロナでただでさえ右肩上がりだったITエンジニアの需要がさらに増えているので、ゼロからのリスタートであればゼロからITエンジニアを目指すのもいいかもしれませんね。
製造業もコロナ禍で忙しくなっており、生産技術も大忙しなことでしょう。
今動く

私は、あの時行動していなかったら、今もまだ生産技術で量産だトラブルだ出張だとやっていたでしょう。
思い立った時に行動しなければ、時間って何日も何ヶ月も何年も経ってしまうものです。
機械メーカーのルート営業は休みもしっかり取れるし適度に忙しいし、転職には大満足しています。
あなたにはあなたに合った転職先があると思いますし、今の職場に留まることも選択肢の一つです。
でも転職すると決めたのであれば、すぐに動き出して決めてしまいましょう。
いつでもできそうなことが、いつの間にかできなくなることがあることはコロナで学んだはずです。
せっかく時間をかけてこの記事をここまで読んでいただいたのですし、もう転職すると決めているんですから、今行動を起こしましょう。
今行動を起こすと2ヶ月後には新しい環境で働いていますよ!
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!

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