監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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連休ちょっときついですよね。
私の勤めていた会社では、女性の事務員さんが産休などで長期休暇に入った時は契約社員の方に仕事をお願いしていました。
新たに正社員として雇ってしまうと、産休で休んでいる事務員さんが戻ってきた時に新たに雇った人の仕事がなくなってしまうので、長期休暇の場合は契約社員を雇うことになるのです。
その契約社員さんには、年始ぐらいから働いてもらっているのですが、ゴールデンウィーク前に相談を受けました。
それはゴールデンウィーク中にアルバイトをすることを許してほしいということです。
勤務日数が給料にダイレクトに反映される契約社員は長期休暇があると収入が著しく減ってしまうためです。
黙ってアルバイトをする人も多いでしょうに、正直に申請をしてくるところはとても好感が持てました。
しかしうちの会社は社内規則で副業が禁止となっています。
残念ながらこの申請は、受け入れるわけにはいきません。
うちの会社は社員に長く働いて欲しいと思っているのですが、契約社員にまで配慮が出来ている社内規則にはなっていないことに気づかされました。
理想を言えば契約社員も含めてうちの会社で働くすべての人にとって良い社内規則を作りたいところ。
しかし現実はそううまくはいきません。
今後社員が産休や育休で長期休暇に入った際には契約社員にお世話になることもあるので、今後何らかの対策が必要と思い、部長に「契約社員に限り5連休以上の長期休暇がある場合は会社に申請をすればアルバイトを行うことができる」という規定を作るよう提案しました。
その契約社員の方には今回はアルバイトを認めるわけにはいかない旨と、仕事ぶりが良く契約が切れるタイミングで事務員を増強したい部署があれば正社員への道も可能性としてあり得ることを伝えました。
契約社員の方にとっては気休めにもならないかもしれませんが、規則は規則なので仕方ありません
本記事は、この10連休に、派遣社員という自分の立場が危ういということに改めて気づいた方に向けて書いています。
最後まで読むと目を背けていたことを再確認し正社員になれる道筋が分かります。
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
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正社員は休暇が給料に影響しない
当然ご存知かとは思いますが、正社員は勤務日数が給料に影響がありません。
正社員は雇用が安定しており賞与や退職金・福利厚生などが契約社員よりも恵まれており、出世することによりさらに労働条件が良くなります。
正社員のデメリットとしては転勤の可能性や人間関係が固定してしまうこと、長期休暇が取りづらかったり必ずしも自分のしたい仕事ができるとも限りません。
一方契約社員は一つの仕事場に縛られることもなく、人間関係も固定しないので気楽に働くことができるというメリットあります。
また契約条件によってはアルバイトなどのダブルワークを行うことも可能です。
契約社員のデメリットは長期雇用の保証はなく退職金もなく福利厚生が充実していません。
ましてや出世なんてことは、ありえないのが契約社員です。
契約社員の給料は月給制や日給月給制、時給や日給、様々な規定がありますがどこに法律で月給にしなければいけないだとか時給にしなければいけないだとか決められているわけではありません。
一般的には私の会社がそうであるように日給月給制が多いそうです。
日給月給制とは労働日数が多い月は給料が増えて、労働日数が少ない月は給料が減る、という給与体系です。
2019年のゴールデンウィークのように10日も休暇があったり、2月のようにそもそも労働日数が少ない月は給料が減ってしまいます。
お盆休みやシルバーウィーク、年末年始なんかも労働日数は減ってしまいますね。
しかし正社員は休みの日数に関係無く月給が決まっています。
契約社員で長期休暇の月の給料を経験すると正社員になりたいと思いますよね。
正社員 | 契約社員 | |
給与 | 月給+ボーナス | 日給月給制 |
人間関係 | 固定 | 一定期間でリセット |
出世 | 有り | 無し |
就業時間 | 就業規則に準じる | 契約内容に準じる |
転勤 | 有り | 無し |
正社員になるとデメリットが必ず全部ついてくるわけではない
正社員になりたいと思うときに、いろいろ雑念が入ってきます。
- 人間関係が固定されるのが嫌だ
- 長期休暇が取れないのが嫌だ
- 残業が嫌だ
しかし正社員になる以上、これらのデメリットが必ず付いてくるわけではありません。
入社した会社の上司がものすごくあなたと相性が良い可能性もありますし、有給を取ったり代休を取ったりするのに寛容な会社もあります。
また残業をしてると逆に怒られる会社なんかもあります。
もし人間関係がよくて長期休暇が十分取れて残業がほとんどないことも確定している会社であれば入社してみてもいいと思いませんか?
でもそんな都合のいい会社本当にあると思いますか?
その答えは「探してみなければ分からない」です。
ではその探し方を今からお伝えします。
その方法とは転職エージェント3つ登録をすることです。
転職エージェントとは求職者と求人を出している企業をマッチングさせる民間のサービスです。
登録をするとあなたに担当者がつき転職に関するすべてのサービスを提供してくれます。
担当者は面談によりあなたの経験やスキルや希望を全て把握し、自社の持つ求人の中から最もあなたに相応しいと思う求人をいくつか紹介してくれます。
もしその紹介してもらった求人の中で、どうしても転職したいと思う求人がなければ転職活動自体を辞めたり、転職活動を延期してしまえばいいのです。
転職エージェントの担当者との面談は、あなたを採用するかもしれない企業との面談ではありませんので、私服で行って構いませんし、緊張する必要もありません。
もしかしたらあなたの契約元の会社も転職エージェントサービスを提供しているかもしれません。
3つに登録する必要があるのは以下の理由のためです。
- 可能な限り多くの求人にアクセスできる状況を作る
- あなたに合った担当者に巡りあう
- 転職エージェント同士を競合させる
転職エージェントの中には、扱っている求人全てに訪問取材を行い会社の雰囲気や社風を把握しているものもあります。
参考までにおすすめの転職エージェントをご紹介しておきます。
転職エージェント名 | 特徴 |
リクルートエージェント | 求人件数No.1 IT系を中心に全ての業界・職種・年代向け求人を扱う |
doda | 求人件数No.2 女性の転職に力を入れている |
ウズキャリ | 20代向け求人に特化 自社基準でブラック企業を徹底排除 |
派遣でも正社員は簡単になれる
元派遣だから正社員になれない、なんてことはありません。
今日本では空前の人手不足。
連休があるとサービス業はアルバイトやパートが不足して、いつもはデスクワークや営業戦略をしている人も現場に出てお客さん対応をしています。
日本政府は将来さらに人手不足が進むだろうと予測し 、外国人労働者を受け入れるための法律を顔をしつつあります。
まだまだ若く日本人であるあなたの正社員になるスペースは十分に余っています。
正社員になるために一番必要なのは「正社員になる!」という強い意志です。
先述の通り転職エージェントを利用すればブラック企業を高確率で避けることはできますし、あなたに合った企業に入社できる可能性は高まります。
最後に
契約社員から正社員に転職したいのであれば、早いに越したことはありません。
2019年5月現在、景気は悪くありませんが、いつ景気が悪くなるかわかりません。
景気が悪くなると求人の数と質が極端に落ちて、転職どころではなくなってしまったり、転職にものすごく時間がかかってしまいます。
正社員になる転職活動を本格的に始めると、意外と1・2ヶ月で次の職場が決まったりします。
次の長期休暇の時にはお給料のことではなく、遊びの計画で色々悩んでいたいものですね。
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
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