監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
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プロジェクトはいくつもペンディングになるし、中長期目標も変更されてしまった。
海外の電気自動車は勢いがあるし、日本は自動運転で遅れている。
この不安を払拭するには転職しかないんじゃないだろうか…。
実際にコロナ禍になり自動車業界の求人は減少しています。
しかし今自動車業界経験者が「電池業界」「電子部品業界」「ベンチャー・中小企業」など自動車以外の製造業界で活躍しているのをご存知ですか?
これらの業界では、自動車業界の知識と経験を持っている人材が大量に不足しているのです。
これらの企業は下期からスタートするプロジェクトに必要な人材を、製造業界特化の転職エージェント『メイテックネクスト』などを利用してかき集めています。
今登録をすれば、年明けから右肩上がりの産業の中で活躍することができますよ!
電池業界
さて最初にご紹介するのは私が転職した電池業界です。
日本はこの電池業界が非常に強く、世界市場も2030年には2018年比で20倍以上になると言われています。
ほぼ成熟している自動車業界が今後20倍になるっていうのはちょっと考えられないですよね。
自動車業界でも電気自動車や自動運転など新たなイノベーションはありますが、とても日本がアメリカと中国に勝てるような気はしません。
そんな中、日本の電池は世界の全ての自動車メーカーをはじめ、電池を利用する全てのエレクトロニクス関連企業を顧客にしています。
電池業界は市場が拡大しており、私の持つ知識と経験を最大限に評価してくれたので転職を決意しました。
ちなみに私は前職では自動車の重要部品の基盤設計をしていたのですが、今はリチウムイオン電池の制御基盤設計をしています。
同じ基盤設計と言っても、業界・製品を違えば1からの勉強ですので、簡単ではありません。
しかし未経験とはいえゼロからではなくイチからのスタートなので、どうにかやっていけそうです。
電池に関する知識などは勉強中なのですが、自動車業界経験者の知識と経験は早速役立っています。
自動車業界の人間がどう考えるのかは手に取るように分かるので、これが私の最大の強みです。
年収は70万円ほど上がりました。
電子部品業界
電子部品業界はここ10年以上ほぼ右肩上がりで、今後も市場拡大が見込めます。
自動車関連の部署から内定をいただいて、正直電池メーカーと悩みました。
電子部品業界は、日本メーカーが強くて市場が拡大しているのは電池業界と一緒。
今後何の市場が盛り上がろうと、エレクトロニクス製品である限り電子部品は無くならないという強みは絶大です。
私は勤務地が条件と合わなかったので電池業界にしましたが、勤務地を除けば条件は結構いいところが多かったと思います。
面接で印象的だったのは、技術畑で育った私でも何を作っている部署の面接なのかよく分からなかったことw
面接官の方も「分からないと思いますが」と前置きしていました。
大きな業界ではありますが、仕事内容は部署ごとに超細分化されています。
たぶん働き出してから出ないと何を作っているのか分からないんじゃないかと思います。
その分オンリーワンの強みは身につきそうですね。
ベンチャー・中小企業
ベンチャー企業や中小企業というと、大手に勤めていた方からすると「年収が下がるのでは?」と不安になるかもしれませんね。
しかし日本の中小企業にはほとんど知られていないけれど、こっそり儲かっていて社員は大企業並みのお給料と福利厚生を受けている会社が存在します。
そんな隠れた良い会社こそ転職エージェントを利用して人材を集めています。
なぜなら小さい会社は人事部が無いから、丸投げなんですね。
2社面接に行きましたが、自動車業界経験者はもんのすごく歓迎されますw
大手だと選ばれている感じがしますが、中小企業は「どうかウチの会社に来てください!」という感じでした。
歓迎されている雰囲気が伝わってきてとても気持ちが良かったです。
転職エージェント曰く、自動車業界経験者というだけで一定のレベルが保証されているように感じるらしいです。
一定のレベルとは技術に関してもそうですが、コンプライアンス意識や商道徳、自動車業界でしっかりとした研修を受けていることにも定評があるようです。
ベンチャー企業の職場見学もさせていただいたのですが、活気があって驚きました。
やたらと「イノベーション」という言葉が飛び交っていたように記憶をしています。
私のいた自動車メーカーでは「コストダウン」が飛び交っていたんですがね。
すごく前向きになれそうな現場でした。
あと、老舗中小製造メーカーに面接に行った際は、権限の大きさに驚きました。
前職だったら課長職くらいの権限が与えられそうだったので、大きな裁量を持って仕事をしたい方はベンチャーや中小企業がいいと思います。
おまけ
他にも自動車業界を顧客にしているFA機器、化学品、電子部品などの商社やメーカーなども紹介してもらえました。
確かに自動車業界出身者の知識と経験があれば、自動車業界を顧客にしている業界からの需要はありますよね。
あなたが今いる業界の川上と川下の業界は全て転職できるでしょう。
後々顔見知りと仕事をする可能性もあるでしょうから、退職の際には特に気を使った方が良いですね。
あと、全くの異業界も見るだけみてみました。
その業界はIT業界。
コロナで市場が急拡大した結果、もともと右肩上がりのIT業界はさらに拡大しています。
でも私はモノ作りの方が良いと思ったので、求人を見るだけで終わりました。
年収は一番良かったかもしれませんね。
転職はそう何度もないので、他の業界も一応見るだけ見ておいたら良いと思います。
『リクルートエージェント』は製造業の求人も結構ありますし、製造業以外、特にIT業界の求人に強く、ほぼ全ての業界の求人を持っているので、いろんな求人を検討したい方におすすめです。
最後に
最初は不安から始まった転職活動でしたが、求人票を紹介されたあたりから急に楽しくなってきました。
「自分を必要としてくれる会社がこんなにたくさんあるんだ。」と確信できるのは、自分のバックボーンに自動車業界の知識と経験があるから。
転職活動をやってみて改めて確信しましたが、自動車業界を経験しているだけでブランドです。
自信を持っていきましょう!
私はコロナ禍での転職を経験したのですが、不幸中の幸いがこの転職活動で一つだけありました。
私が転職活動をしていたのは2020年の5月なので、時期もあると思いますが応募した企業は全て最終面接以外はリモート面接。
メイテックネクストとの面談ですらリモートでした。
これだと、すごく気楽に転職活動をはじめられますよね。
冒頭でお伝えした通り、年始からのプロジェクトに向けて優良求人が出回っています。
自動車業界の人がその知識と経験を利用してキャリアアップできるのはまさに今!
あなたが自動車業界の知識と経験を活かして活躍することを祈っています!