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精神論で仕事を乗り切れ!?今だからネタにできるブラック企業あるあるまとめ

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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私は新卒でブラック会社に入社し3年間営業マンとして勤め心が病んで転職。

無事ホワイト企業に転職できたからよかったものの、あのままブラック企業に勤めていたらどうなっていたことやらと思います。

そんなホワイト企業に転職した今だからこそ笑えるブラック企業あるあるをご紹介したいと思います。

入社直後編

会社にベッドルーム

私が配属された地方都市の営業所は20年以上使っている営業所だったそうです。

ある日私が開かずの扉と思っていた扉が空いていることに気づき中をのぞいてみるとそこには2段ベッドが・・・。

このベッドルームのことを上司に聞くと「お前はまだ使わない」と言われました・・・。

まだって・・・。

「直接営業に関係ないことは時間外にやれ」

お客さんに渡す資料作り、営業会議、研修などはすべて早朝か日が沈んでから、もしくは土日にやるよう入社直後から言われてきました。

外が明るいうちは常に外に出て営業活動、訪問先がなければ一件でも飛び込み営業をすることこそが真の営業マンとされていました。

なので事業所長が出かけている時にはみんな社内にいて資料作り、なんて光景がよくありました。

上長のご機嫌を伺いながらスケジュールを組むとなると効率が悪いですね。

「新入社員の車はまだないからしばらくは自分の自転車で営業してね」

私が配属されたのは地方都市でしたので車なしでは営業活動はできませんでした。

しかし離職率の高い会社の経営陣からするといつ辞めるか分からない新入社員に対して車1台を用意するのかという気持ちです。

私は「もう車がくる」と言われ続け3ヶ月間自転車で営業活動を行なっていました。

自分の携帯電話を会社用にも使い、パソコンは1事業所に1つ

携帯電話を会社が用意しないケースは良くあるようです。

私が勤務していたブラック企業もそうでした。

仕事で使った通話料は月末に精算します。

またパソコンも事業所に1台でした(事務員さん用には専用のものが別途1台あります)。

私が配属された地方都市には10人弱の営業マンがおり、営業日報は毎日打たなければ行けませんし、売上が上がれば売り上げを計上するのも始業マン、お客さん向けの資料作りもこの1台でやらなければ行けません。

新入社員が使う版は当然一番最後です。これだけで帰宅する時間が1時間は遅くなります。

社員はおろかヤクルトのおばちゃんさえも怒鳴りつける

朝はだいたい全員会社に揃っています。朝礼が終わり、全員が席に着いてしばらくすると誰かが事業所長に呼ばれます。

特にこれといった指示や指導でもないのですが、事業所長はそのうちヒートアップして怒鳴り出します。

今思えば人格を否定するようなことも言っていたと思います。

怒鳴られている社員だけ事業所長の机の前で棒立ちで、それ以外の社員は机に座って仕事をしたり、シレッと営業に出たりします。

あの空気は今思えば異様なものでした。

でも新入社員で初めてがこれだと(世の中の会社はこんなものなのかな?)と思ってしまいます。

しかし流石にこれはやりすぎだろうという出来事がありました。

毎朝会社にはヤクルトレディーが来ていたのですが、ある日期限の悪かった事業所長はヤクルトレディーにも怒鳴り散らしました。

怒鳴った内容な忘れてしまいましたが、社外の人間にあんなに高圧的に出るのは流石にちょっと引いたと言うかあっけに取られました。

しかし怒鳴られたヤクルトレディーは翌朝もけろっとした顔で「いかがですか〜」とやって来ました。

おそるべしヤクルトレディー。

入社後1年後編

お前の車は今日俺が使うからお客さんには「身内の不幸で今日は行けないと言っておけ」

ある日私は車で片道2時間以上かかる場所のお客さんにアポイントを取り、前日にその資料作りを終え車に乗り込もうとしました。

すると上司が寄ってきて「今日お前の車は俺と事業所長が使う。お客さんには身内の不幸で急遽行けなくなったと伝え、アポイントの日をずらしてもらえ」と言われたのです。

お客さんに「上司に車を取られました」とは言えず、一方で嘘をつくのも気がひけるので「のっぴきならない事情で行けなくなったためアポイントの日程をずらしてください」とギリギリ嘘をついていない表現を見つけアポイントの日程をずらしてもらいました。

後日お客さんには「のっぴきならない事情って言われたのは生まれて初めてだったよ」と苦笑され、私は平謝りするしかありませんでした。

「中古品を売るときは比較的新しいと言え」

たまに転売できる中古品が出回ることがありました。

しかし中古品は大概見た目がボロボロで、お客さんが買う前に見ると必ずと言っていいほど買ってもらえません。

そこで会社では中古品を売るときは現物を先に見せずに「比較的新しい」と伝え、現物を見せずに販売することを指導されていました。

営業マンの主観となるため嘘ではありませんが具体的な比較対象もなく、うまいと言えばうまい営業トークですがちょっとずるいですよね。

「大丈夫。あの場所は意外といける。そもそも事業なんてやってみないと分からない」

私は事業を販売する部署に所属していたのですが、私の上司は採算が取れなさそうな場所でも数字をいじってあたかもお客さんがこの場所で事業を開始すれば儲かるような事業提案書を作成し販売していました。

しかしその上司は「採算が取れない場所でも自分の利益のために売ってしまおう」とは思っていなかったようです。

少なくとも言ってはいませんでした。

私は新入社員ながらも流石にあの場所は事業をするのには向いていないだろうと言う場所に、上司が販売すると言うので「あの場所で本当に採算がとれるんですか?」と聞くと、「大丈夫。あの場所は以外といける。そもそも事業なんてやってみないと分からない」と回答が返ってきました。

なんのための事業提案書なの分かりません。

しかし上司も事業所長からのプレッシャーや売上利益を出さなければ給与に反映されないインセンティブ制の中で、自分に言い聞かせていたのだと思います。

たまったものじゃないのはお客さんです。

その上司が販売する事業はことごとく失敗しお客さんは経済的に困窮してしまいました。

部長「お前今ウトウトしていただろ!」5分後の部長爆睡

ある日社内行事のために昼食を食べた後に会社に戻り席に着くとついウトウトしていたところ部長に「お前今打とうとしていただろ!」と注意されました。

私が「すいません」と謝ってしばらくするとその部長が自分の席で爆睡。

私はコントか何かかと思いましたが、あまりの滑稽さに怒りの感情も出てきませんでした。

会社の上層部には気分屋で自分のことを棚に上げて怒鳴り散らす人が多かった印象があります。

「あの売り方はほぼ洗脳だからね・・・。」

すでに自社製品を買ってもらっているお客さんに「ご招待状」と記載のあるダイレクトメールを送りつけ、展示会に来てもらいその場で契約するという方法でモノを売っている他部署がありました。

私の部署の上司に詳しく聞くと「あの売り方はほぼ洗脳だからね・・・。」と回答が返って来ました。

その他部署に配属された同期の新入社員は準備くらいしか手伝わされず、顧客対応はベテラン社員が行います。

まるで汚い仕事はまだ新入社員には見せないでおこうとしているようでした。

「来月納品のその案件、今月売れたことにしろ」

私が月末に契約を取って来たところ、事業所長から「来月納品のその案件、今月売れたことにしろ」と指示がありました。

当時は意識していませんでしたが、今思えば恐らくは粉飾決算になるのではないかと思います。

暗に指示ではなく、あからさまに指示していたことは今思えば驚きです。

しかしこれは日常的に行われていたようで、月末や期末になるとそのような指示はよく飛んでいました。

退職編

「俺の上司は毎晩公園で飲んでいる」

別の部署の同期と話をしているとお互いの上司の話によくなります。

だいたいどの同期の上司もあまりお客さんのことは考えておらず多少人の道に外れても自分をごまかして売上を上げる人がほとんどでした。

その中で上司の酒の飲み方についての話になり衝撃を受けた話がありました。

私の上司は飲みに連れて行かれて過去の自慢話をよくする人で、私はあまりその飲み会にはお付き合いしたくなかったので極力避けていました。

しかし同期の上司は毎晩公園で飲んでいるというのです。

上司との飲みの話の内容以前に公園で毎日飲んでいることに衝撃を受けました。

まだ私の上司はマシな方だったのですね。

毎日公園で飲んでいる上司は結構いい歳なはずです。

もしかしたらこれが自分の未来になってしまう可能性もあると思うとゾッとして、早く転職しなきゃなと思ったのを覚えています。

「会社が無くなるのが一番の悪。だからフォローよりも営業活動が大事。」

まだあまりに売った後にお客さんをおざなりにする上司に食ってかかってよく言い合いになっていました。

私が一番納得がいかなかったことが会社ぐるみで売り逃げをするのかということ。

そんなことをして両親が痛まないのか、売上売上でこんなことを繰り返すのかと言っていましたが、何を言っても暖簾に腕押しという感じで全くその上司には響いていないようでした。

ある日、私の問いに対しての答えてやると呼ばれて言われたのが「会社がなくなるのが一番の悪。だからフォローよりも営業活動が大事。」でした。

会社が無くなると消耗品や機会の故障時に誰も対応できなくなる。

会社を継続させるためには売上が必要でお客さんをおざなりにするわけではないが売上が第一、という理屈でした。

私は納得はしていませんでしたが返す理論が見つからずこの話はこれで終わり、転職への決意を固めていきます。

同期が辞める時に同期にいう言葉「お先に失礼します。」

厚生労働省の新規学卒者の離職状況調査によると3年で約3割が辞めるとされています。

私が勤務していたブラック企業に入社した私の動機は30人。入社式の後、研修などを兼ねた2週間のオリエンテーションがありましたがその時点で10%にあたる3人が辞めていました。

1年が経った頃には50%以上が辞めており、私が辞める3年経つ頃には30%に当たる10人未満が残っていました。

私より先に辞めた人はもっとはやき見切りをつけれたのです。私にはできませんでした。

先に会社を辞める同期が会社に残っている同期に言う言葉が「お先に失礼します。」でした。

いずれは辞めるであろう、会社に皮肉を込めた言い方でした。

私も会社をさる時には「お先に失礼します。」と同期に挨拶し会社を去りました。

「辞める時に有給使うやつなんて前代未聞だ」

会社に辞表を出してからもつくづくブラック企業だと思いました。

会社を辞めるときには総務部とやりとりがあったのですが、私はそのときに入社以来3年間一度も使わなかった有給休暇を申請しました。

すると総務部の人から帰ってきた答えは「辞めるときに有給を全部使うなんて前代未聞だ」でした。

そんなことはないと思ったのですが、ゴリ押しで有給を消化しました。

別にごり押ししなければならないことでもないと思うのですが。

最後に

今思えばなんでもっと早く辞めなかったんだろうと不思議に思います。

以上が私が勤務したブラック企業でのブラック企業あるあるでしたが、あなたの会社ではこんなことありますか?

中にはこんな会社あり得ないと思う方も、うちの会社のブラック具合はこんなもんじゃないという方もいるでしょう。

こんな会社あり得ないと思える方は笑い飛ばしていただければいいのですが、あるあると思った方やうちの会社はこんなもんじゃないと思った方にはこんな状況が全くない会社も無いという事を知っていただきたいと思います。

そしてもうそんな会社に疲れたのであれば、リスクをとってチャレンジできるのであればぜひ転職にチャレンジをしていただきたいと思います。

ABOUT ME
監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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