30代も後半になり、今更転職なんて・・・。
でも転職したいんですよね?
37歳で未経験業界に転職した友人に聞いたところ、「年収アップにこだわれば不可能ではない」とのことでした。
しかし彼が選んだのは年収ダウンで、家族との時間が増やせる会社への転職。
37歳の転職で重要なのは、自分にとって大事なものは何なのか、どんな会社にて転職できる可能性があるのか、を知ることです。
最後まで読めば37歳で未経験業界や未経験職種に転職しようとしているあなたが、今何をすべきなのか、そしてどんな会社に転職できる可能性があるのか、が分かります!

37歳が未経験の業界・職種に転職するときの3つの悩み
37歳で今更未経験の業界や職種に転職。
そんなこと周りに言っただけで、「やめとけ」の嵐。
でも本当にそうなんでしょうか。
世の中の37歳で未経験の業界や職種に転職する人はたくさんいます。
その人たちはこんな不安を持っていましたが一つ一つ潰していって、転職を成功させています。
生活レベルを変えたく無い!年収は下がるの?
一旦上がってしまった生活レベルを下げるのは、もともとお金がない状態よりも苦しいものです。
15年以上かけて上がってきた年収が下がるなんて想像もしたくないですよね。
でも30代後半での転職は年収は基本的には下がるものと考えておきましょう。
家のローンやガス・水道・電気・携帯代など固定費を下げるのは難しいとなれば下げざるを得ないのはあなたのお小遣い。
コーヒーやタバコ、お菓子や趣味、飲みに行く回数は減らさざるを得ません。
果たしてそんなことをしてまで転職をする価値はあるのでしょうか?
年収が下がるかと思うと、やっぱり転職なんてやめとくか、となります。
年収以外で実現したいことは転職で実現できるの?
37歳の転職の目的は様々。
- 家族との時間を増やしたい
- プライベートの時間は減っても仕事で自己実現したい
- 趣味の時間を増やしたい
- 今の会社ではできない仕事がしたい
- 海外勤務に挑戦したい
など様々な実現したいことがあるでしょう。
今の会社に残ることを選択すると、あなたの将来はほぼ見えています。
しかし誰でも夢があります。
退職を考えるのはまだまだ先のことではありますが、60歳が定年としたらあと23年、65歳だとしたらあと28年。
こう考えると新しいことに挑戦できる最後のチャンスのような気もしてきます。
でも本当に転職することであなたの実現したいことは叶うんでしょうか?
実現したいことのための転職のリスクと今の会社にいる安定を天秤にかけるとやっぱり今の会社にいるのが無難、そんな気持ちになります。
一生今の会社は嫌だ!でも転職は怖い
転職は誰でもどんな年代でも怖いものです。
でも今の会社にの頃続けるのも嫌だ。
30代サラリーマンは誰しも一瞬はこんなことを考えるものです。
しかし転職のリスクを考えると、なかなか踏み切る人は少ないものです。
転職を成功させる人はこの恐怖に打ち勝つことのできる人、ではありません。
不安要素を一つ一つ潰していき、恐怖と向き合って踏み出す人に成功が訪れます。
誰でも怖いものは怖いのです。

37歳が未経験の業界・職種に転職するために知っておくべき3つのポイント
あなたの不安はありましたか?
ではここから不安を一つ一つ潰していきましょう。
別に本格的に転職活動を始めましょう!という内容ではありません。
少しでも「転職」の2文字が頭によぎっているあなたには知っておいて欲しいのです。
年収は下がることを前提にしておこう
37歳で転職するということは今までの15年以上のキャリアを一旦リセットするということです。
あなたのキャリアは伊達ではありません。
経験・スキル・人脈など全ては今の会社で培ったもの。
あなたのキャリアを一番有効利用できるのは今の会社である、ということは言うまでもないでしょう。
よって37歳での転職の大前提として、年収は下がると考えておきましょう。
でもやっぱり年収が下がるのはちょっと嫌ですよね。
しかし絶対に下がると言うわけではなく、結局は調べてみないと分かりません。
業界や職種同じ業界でも会社の業績によっても年収は大きく異なるものなのです。
転職したら年収はどうなるのか、それは転職活動の序盤で知ることができます。
年収以外で自分にとって何が一番大切なのかを整理して、優先順位をつけよう
もし、転職をするとしたら何を実現したいのか、条件を設けずにただただやりたいことを列挙し優先順位を付けましょう。
子供が可愛い盛りなのに一緒に過ごせる時間が少ないのは勿体無い、と思いませんか?
学生の時は海外なんて考えていなかったけれど、スキルが上がってきて海外でも仕事のできるビジネスマンになりたい、と思いませんか?
今の社内や取引先との人間関係が一生続くのは耐えられない、と思いませんか?
あなたが実現したいことを現実のものにするためには、転職の一手しかありません。
そして、その転職は簡単なことではありませんが、実現している人はたくさんいるのもまた事実です。
その優先順位を付けた上位のものが実現できるのであれば、ちょっと転職活動をしてみてもいいかな?
と思ったのであれば、ちょっとだけ転職活動をする価値があると思いませんか?

転職活動を本格的に始めなくても、どんな条件の会社に転職できるかは正確に予想できる
では実際に何をしたらいいんだ!?となりますよね?
それはまず求人を探すことです。
できれば転職エージェントに登録をして面談を受けるところまで完了してしまうのがオススメです。
転職エージェントは無料で面談と求人の紹介をしてくれるからです。
転職エージェントが紹介してくれた求人の労働条件を見て転職に興味が湧いたのであれば転職活動を本格的に始めたらいいのです。
中には年収が今より良いものもあるかもしれませんし、労働時間が短いものがあるかもしれません。
海外勤務が夢なのであれば、海外勤務の求人も出してくれるでしょう。
ただ転職エージェントはあなたを転職させることにより、転職した会社から報酬がもらえるビジネスモデルなので、利用する際はそのシステムを理解している必要があります。
面談するのであれば、事前に転職に対してあなたがどれくらいの熱意を持っているのかを伝えておきましょう。
「転職するかどうかはわからないけれど、自分の市場価値を知りたい」程度であればそれを正確に伝えておけば、転職エージェントも無理に転職を進めることはありません。
担当者もあなたの優先順位を下げて、まずは情報提供に徹して「転職を具体的に考え始めたらまた連絡くださいね」というスタンスでやってくれます。
強引に転職を進めるような担当者であれば、あまりよくない転職エージェントですので利用を控えましょう。
まだ転職するかどうかを決めきっていない状態であれば、なるべく大手のブランドがあり求人件数も多い転職エージェント1社を利用するのがオススメです。
転職活動を積極的に行うのであれば2社以上の登録をしてリスクヘッジをしておきましょう。
また37歳の転職活動は時間がかかるものと考えておきましょう。
求人は最も多いのは25歳から35歳。
30代後半になると求人自体が少なくなるのでタイミングも重要になってきます。
参考までに対応が良いと評判の転職エージェントを紹介しておきます。
リクルートエージェント | 求人件数No.1
IT系を中心に幅広い求人を扱う |
doda | 求人件数No.2 メーカー系を中心に幅広い求人を扱う |
パソナキャリア | 転職後年収アップ率67.1%を公表 |
JACリクルートメント | 35歳以上のハイクラスや海外向け求人を扱う |