監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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本記事は新卒入社8ヶ月で、
「経験やスキルがなくても転職できるの?」
「せめて1年~3年いた方がいい?」
「また合わない会社に入ったらどうしよう!?」
という不安や疑問にお答えします。
本記事では新卒でブラック企業に入社し、3年の年月を過ごしてしまった経験を持つ筆者が実体験をもとに書いています。
最後まで読めば、あなたが会社を今辞めるべきなのか、留まるべきなのか納得の答えが出ますよ!
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
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今の会社に居続けるとどうなるか
「今の会社に長く勤めないなら、今すぐ転職した方がいいですよ!」
そう言われても転職ってなかなか勇気がいりますし、簡単にできないですよね?
ではあなたが今辞めずに今の会社に居続けたらどうなるのか、私の経験を元にお伝えします。
筆者は新卒で入ったブラック企業に3年勤めていたのですが、初年度から「この会社に長く勤めることはないな」と思っていました。
しかし辞めようと思うと恐怖心が出てきます。
すると、
- もっと経験を積んでから
- もっと実績を出してから
- もっと貯金してから
なんて言い訳を考えだし、長く勤める気がない会社で3年もの月日を過ごしてしまいました。
しかし一方で自分と同じように転職しようとしている人はたくさんいて、実際に転職に成功している知り合いもいました。
要は、転職はやればできるだろうとも心のどこかで考えていたのです。
この3年が大きな損失だったと気づいたのは、転職した後です。
転職した先は、文句なしのホワイト企業。
仕事は面白くいつまでもやっていられますが、定時になると「早く帰れ」と上司に指導されます。
ブラック企業であれば残業・休日出勤が当たり前だったで、ものすごく驚きました。
その結果、時間内に仕事を終わらせる工夫をしたり、より時間を意識したりして、仕事の効率が向上しプライベートも充実。
上司は厳しいですが、私の成長を促してくれ「育ててくれている」と感じ、仕事において成長しているのが実感できます。
最初の1ヶ月間ですでに「仕事が楽しいとこんなに成長できるんだ!」と実感していました。
そして同時に「もっと早く転職しておけばもっともっと成長できていたのに…」とも思いました。
もちろんなるべく「3年で転職できて良かった」と思うようにしていますが、本音は上記の通りです。
なぜ「長く勤める気はない」と思いながら、会社に留まってしまったのか。
それは人間の持つ現状維持バイアスのせいだと思います。
ブラック企業であっても、現状から転職という未経験のものへの変化を嫌ったのだと思います。
しかし長く勤める気のない会社では成長できません。
あなたは「身をおくべきは今の会社ではない」と答えが出ているんですよね?
今の会社に留まり続ければ、止まった分だけ成長の機会を、充実したプライベートを取り逃がします。
今できることは今やっておかないと、いつの間にかできなくなることがあり得ることはコロナで学んだはずです。
今行動を開始しましょう。
根拠があれば8ヶ月も3年も関係ない
20代を採用したいと考えている企業が人材に求めるものは入社8ヶ月、1年、3年の入社歴ではありません。
必要なのは長く会社の利益に貢献してくれる意思があることです。
社会人歴が8ヶ月だろうが1年だろうが3年だろうが、一人前に育った途端に独立されたり転職されては、社会人歴が少ない20代を雇った意味がありません。
まだどの会社の色にも染まりきっていない20代を採用し、その会社の色に染め上げ、30代40代以上になった時に信用のおける生え抜きの社員として、長く会社の利益に貢献してほしいと考えています。
このような目的の前に入社歴が8ヶ月も1年も3年も関係ありません。
必要なのは、面接の時に
「なぜ就職活動で合わない会社を選んでしまったのか」
「なぜ転職する必要があるのか」
を根拠を持って説明できることです。
ビジネスマナーを身につけていることは大前提です。
入社してきたらいきなり仕事を教えたいと思っていますからね。
入社8ヶ月で退職、転職と考えるとついつい自分の砂礫に目がいってしまう気持ちは私も経験があるので分かります。
しかし転職は一期一会。
会社からしてもどれだけ優秀な人材がいたとしても必要なない時期には絶対に採用しません。
逆に必要があれば、多少条件と合わなくても20代の第二新卒であれば伸び代に期待をして採用するケースもあります。
ではここから根拠を持って説明すべき点について解説していきます。
なぜ就職活動で合わない会社を選んでしまったのか
あなたは就職活動で失敗しました。
だから入社8ヶ月で転職しようとしているのです。
面接の際にはその事実を認めて説明する必要があります。
私の場合はの就職活動で失敗した理由は以下のように説明しました。
- 理学部化学科に入学したものの毎日研究室で過ごす仕事はどうしても嫌だと思った。
- 日本全国、将来的には世界を飛び回れる営業の仕事に憧れ、業界を絞らずに就職活動を行なった
- 漫画やドラマであるようなブラック企業というようなものが実在するとは一切考えず就職活動を行なった結果ブラック企業に入社してしまった
このような事実を認め説明することで、転職する必要性の根拠を理解してもらうことができます。
あなたも今の会社に入ってしまった根本的な理由を考えてみましょう。
格好をつけずに自分に正直になれば、その理由は見つかるはずです。
なぜ転職する必要があるのか
今の会社が合わない、ブラック企業だ、将来性がない、というのはあくまであなたの主観的な意見です。
これをどれだけ客観視して、面接官に納得してもらうかが重要です。
何をいっても面接官は「うんうん」と聞いてくれるでしょう。
しかし納得がいかなければ不採用になるだけです。
私は主に以下の3点を理由として、長く勤めるに値しないと判断して転職することを決めた、と説明しました。
- 会社に「時間外」という概念があり18時以降の勤務や休日出勤を強要された
- 朝礼や会議で人格を否定するようなことを言われる
- 特定の業界に深く根ざしておらず、新規顧客を次から次に開発して売り逃げする体質である
ここでのポイントはあくまで事実にとどめておき会社の愚痴や悪口を言わないようにすることです。
しかし事実は事実として伝えて問題ありません。
実体験を並べてみてそれが自分のイメージする将来像とは全く合わないものであると説明すれば納得してくれることでしょう。
あなたはいい条件の会社に転職できる!
私がブラック企業から転職しようかと悩んでいるというに、ブラック企業の先輩社員にこんなことを言われたことがあります。
「お前、新卒の切符を使っちゃったからいい会社には転職できないよ。」
私はもっともだと思い、転職を長引かせてしまいました。
しかし実際にはそんなことはありませんでした。
転職は新卒の切符や入社歴、能力や経験などもありますが、一番重要なのはタイミングです。
私が転職したのは2008年の7月だったのですが、もし転職のタイミングがあと2ヶ月ずれていたらリーマンショックの波に飲まれて絶対に転職できていませんでした。
仮に2ヶ月後の私の方が人材として優秀であったとしても募集そのものがなければお話にならないのです。
転職をするあなたにも事情があるように、採用をかけている企業にも事情があります。
- 会社の業績は良いが若手社員が不足している
- 業務が拡大していおり若手社員が必要
- 入社した新入社員がすぐに辞めてしまった
などです。
転職したいと思った時が転職の時。
やりたいことはやりたい時にやっておかねばできない状況になることがあることは、コロナで学んだはずです。
能力は不足しているけれどどうしても必要だから採用された人もいれば、能力はあるのに応募が殺到したため泣く泣く不採用にされてしまう人もいます。
転職活動はやってみないと分からないと言えば身も蓋もありませんが、実際にこのような側面はあるのです。
転職活動はまずはやってみることが一番大事なのです。
12月に退職する時のボーナスは?
12月に退職する時に気になるのはボーナスですよね?
どうせならボーナスをもらってから転職したい。
であれば、まずあなたの会社の社内規定で賞与算定期間・賞与支給時期を確認しましょう。
ベストなスケジュールはボーナスをもらってから退職届を出すことです。
退職届を出した後にボーナス支給だと、減額させる可能性がゼロではないですからね。
しかしこれは結果的にボーナスをもらえるスケジュールになったらラッキーくらいに思っておきましょう。
一番大切なのは今の会社でボーナスをもらうことではなく、転職を成功させることです。
もしどこかの会社から内定が出たら、なるべく早く入社してほしいと言われるのが一般的です。
転職エージェントを利用すれば、ボーナスも加味した入社日の調整も代行してくれます。
20代の新社会人専用の転職エージェントを利用する
転職サイトや転職エージェントを調べると、たくさん出てきて一体どれがいいのか分からなくなってしまうと思います。
20代に強い転職エージェントを利用しないと、転職に失敗してしまうかもしれません。
リクルートエージェントはあなたのような入社間も無く転職しようとしている方向けの求人が最も充実しています。
登録者のほとんどが入社間も無く転職しようとしている20代。
入社3年以内に転職活動をしている20代のことを第二新卒と呼びます。
つまりあなたも第二新卒ということです。
第二新卒はビジネスマナーが身についており、まだどの会社の色にも染まり切っていないということで、転職し上で非常に需要が高くなっています。
第二新卒を採用したい会社は、20代の若者に名刺交換や仕事における言葉遣いなどを教えることなく、いきなり仕事を教えたいと思っているのです。
もしかしたらあなたも当時の私のように「経験も実績もスキルも無いから転職なんてできない」と思っているかもしれませんが、ここはほぼ心配しなくていいでしょう。
コロナ禍の今は有効求人倍率は下がっていますが、第二新卒は転職エージェント選びさえ間違わなければ確実に転職できると言ってもいいでしょう。12月は転職活動を始めるのに一番良い時期
実は12月というのは、年始から始まるプロジェクトに向けて転職市場に優良求人が出回り始める時期で、転職活動を始めるのにベストな時期です。
「1年は勤めた方がいいのかな?」
なんて思われるかもしれませんが、1年勤めた頃には優良求人の数は少なくなっています。
3月4月は転職活動を始める時期ではなく、転職活動が終わって働き始める時期なのです。
重要なのは一年働いたという事実よりも、転職したいと思ったその時に行動に移す力。
その時期が12月であるあなたはラッキーです。
最後に
最後にあなたにお伝えしたいことは「今転職エージェントに登録をしてください」ということです。
私もブラック企業に勤めている時には「明日こそ転職活動を始めよう!」と思ったものです。
しかし、その明日になると忘れていたり、「やっぱり週末にしよう」となっていたり。
気がつけば入社から3年も経っていたのです。
この記事をここまで読んでいただいたあなたには、行動を起こしてもらい、未来を変えてほしいと心から願います。
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!
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