監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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本記事は新卒入社1ヶ月で
「経験やスキルがなくても転職できる?」
「もう少しがんばった方がいい?」
という不安や疑問にお答えします。
新卒でブラック企業に入社し、3年間過ごしてしまった経験があります。
最後まで読めば、あなたが会社をすぐに辞めるべきなのか留まるべきなのか、答えを導きだすことが出ますよ!
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
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新卒入社1ヶ月で退職する人の退職理由は?

入社1年以内に約10%の人が退職し、3年以内に約30%の人が退職します。
入社1ヶ月で辞める人の割合のデータはありませんが、筆者が新卒で入社したブラック企業では入社1ヶ月以内に約5%の人が辞めていました。
判断が早い人は結構いるものです。
こちらでは入社間も無く退職する人の退職理由をお伝えしますので参考になれば幸いです。
求人票と条件が違った
- 労働時間が規定よりも長い
- 給与が違う
- 約束と違う部署に配属された
このような場合は約束が違うので、まずは会社にその事実を伝えます。
そして是正がされず、あなたがそれを受け入れられないのであれば退職を考えれば良いでしょう。
配属された部署が希望と違った
しかし希望とは違う部署に配属された場合、ケースによっては何年もその部署に縛り付けられる可能性もあります。
異動の希望を受け付けている会社もありますが、そのタイミングは多くて年に1回。
異動の希望が受け入れられるかは、事例が降るまで分かりません。
もし移動の時期に事例がなければまた1年以上は今の部署で働き続けることとなります。
もし希望ではない部署で何年も働き続けるのが受け入れられない場合は、転職を検討しましょう。
社風が合わない
- 上司や社長などの話し言葉や人間性が合わない
- どうしても仲良くなれる気がしない
- どうしても仲良くなりたくない
と感じることはあり得ます。
あなたはその会社を辞めるまで、もしくは仕事人生の全てを過ごすかもしれません。
その期間その社風と付き合っていく必要があるのです。
社風は会社によって様々。
生理的に合わないのであれば転職を検討しても良いでしょう。
明らかにブラック企業
ブラック企業には数値的な定義はありませんが、厚生労働省ではブラック企業の一般的な特徴として
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
などを挙げています。
まだ入社して1ヶ月なのであれば初めての会社で「これが普通なのかな?」と思うこともあるかもしれません。
しかしブラック企業に入社すると少しは会社に対して疑問点を持つはずです。
その疑問点を受け入れてしまわず、おかしいことはおかしいと思う心を失わないようにしましょう。
ブラック企業で長く働くとあなたの心身が病んでしまう可能性もあります。
またあなた自身がブラックな労働を部下にさせてしまうブラック企業側の人間になってしまうかもしれません。
ブラック企業は長く勤めていても幸せな人生を歩める可能性は低いので転職した方が良いでしょう。
自分の倫理観と合わないビジネスをしている
会社の人はいい人だし条件も悪くない。
しかし仕事をすると心が痛むということがあるかもしれません。
例えば
- 紛争の種に関わるビジネスをおこなっている
- 自己責任の名のもと、お客さんを騙して販売している
- 環境汚染に関わっている
などです。
人の考え方は皆それぞれ。
しかしあなたはどうしても許せない、今まで自分が言ってきたことと仕事が乖離していると心が辛くなってきます。
耐えられないのであればもっと自分の両親が痛まない仕事医n転職した方がいいかもしれません。
新卒入社1ヶ月で辞めるよりも3年勤めた方がいい?甘えてる?

「1ヶ月で辞めるのは甘い?」
「3年は勤めた方がいい」
などという言葉が頭をよぎると思います。
この言葉は本当なのでしょうか?
新卒入社1ヶ月で辞めるのは甘えではない
定年まで一つの会社で働く男性は32%、女性は6.5%。
終身雇用の道を進む人は少数派です。
そして転職はより一般的になり、定年まで一つの会社で働き続ける人はさらに減るでしょう。
ということはあなたの会社の先輩や上司の多くもいずれは転職するんです。
あなたはそのタイミングが少し早かっただけのこと。
やる気のない会社でダラダラ仕事を続けるよりも、さっさと転職をしてやる気の出る会社でバリバリ働いた方があなたの人生が充実します。
そんな前向きな転職のどこが甘えなんでしょうか。
あなたの気も知らないで「甘え」と言ってくる人は放っておきましょう。
あなたの人生です。
3年勤めて意味があるのはやる気がある場合のみ
一生懸命仕事をやるということは、会社を辞めるなんて発想は少しも湧いてこず、未来に突き進むこと。
ひたすら社内外の信頼関係や知識や経験を構築していく状態です。
しかしあなたはもう今の会社でやっていく気はないんですよね?
やる気がないのであれば、いくら経験を積んだところでいずれは捨てるものなので、全力で責任を持って仕事ができません。
意味がない、とまではいいませんが、辞めるなんて考えもしない人に比べると成長速度は著しく落ちるでしょう。
そうならないためにはあなたも辞めるなんて考えもしない会社に転職する他ありません。
いつか辞めるつもりで3年働いても碌な経験は身に付きません。
3年勤めて辞める意味があるのは、3年間辞めるなんて思わずに働き続けた場合のみです。
1社目が天職である可能性は極めて低い
その会社があなたにとって天職だという可能性がどれだけあるでしょうか。
ましてや働いたことがない学生が就活で選んだ会社。
もうこれはバクチのようなものです。
それでもいい会社に入れた人はいるでしょうが、あなたは残念ながらそうではなかったんですよね。
世の中にはまだまだあなたの知らない会社で溢れています。
人生何回あっても足りないほどの仕事があるんです。
あなたにあった仕事を探してもいいのではないでしょうか。
3年勤めたことを評価する人も評価しない人もいる
採用担当者にもいろんな考え方の人がいます。
その中には3年勤めたことを評価する人も評価しない人もたくさんいるんです。
なので入社1ヶ月で辞めるあなたは3年勤めたことを評価しない採用担当者のいる会社に応募をすればいいだけのこと。
3年勤めたことを評価しない採用担当者のいる会社だけでもあなたが応募しきれないほどの数があります。
別にどっちが優っている劣っているということもありませんし、そもそも5年後10年後の会社の業績なんて誰にもわかりません。
採用担当者も会社もそれぞれ考え方が異なるので、自分に都合の良い会社に応募をすればいいだけです。
新卒入社1ヶ月で辞めても次はある!

しかし心配は無用。
新卒入社1ヶ月で辞めたあなたを欲しがる企業はたくさんあります。
新卒入社1ヶ月で辞める人は他社が既に社会人として通用すると判断されている人材
就職活動の荒波を乗り越えた優秀な人材ということです。
「入社1ヶ月で辞めるなんて自分はダメな人間なんじゃ…」
「まだ碌な経験もスキルもないし転職なんてできないんじゃ…」
と思うこともあるかもしれません。
しかしありのままのあなたに自信を持ってください。
すでに一社受かった経験があるあなたは、その受かった経験そのものが価値となります。
その経験さえあれば入社1ヶ月で辞めたとしても転職市場で戦っていけます。
経験・スキルよりも伸び代
20代の状態では経験やスキルよりも伸び代の方が期待されます。
もちろん経験やスキルがあるに押したことはないのですが、伸び代を感じる人材が転職市場で最も評価される20代の人材なんです。
でも伸び代なんて見えるものじゃないしどうやってPRしたらいいのかわかりませんよね。
伸び代をPRするための魔法の言葉、それは誠実・熱意です。
誠実さと熱意がある人は、伸び代がある、伸びる人だと思われます。
また伸び代があっても瞬き離職されては意味がありませんので、長く勤める意思も伝えるようにしましょう。
ブランク期間は最小限に
なぜならブランクが長くなればなるほど応募できる会社の数が減るからです。
中には在職中の人でないと応募できないと決めている会社もあるので、できれば在職中に転職先を決めてしまうのが理想です。
次を決めずに退職をしてしまっても、遅くとも1ヶ月以内であればそこまで選択肢が減らず転職することができるでしょう。
1ヶ月以上経つと、応募できる企業の数が減ってしまいます。
あなたはまだ会社を辞めて1ヶ月も経っていないですよね?
であれば大丈夫。
まずは転職エージェントに登録をして転職活動を始めておきましょう。
新卒入社1ヶ月で辞めない方がいい場合

それは以下のようなパターン。
あなたが当てはまっていないか確認をしてみてください。
退職しなくても問題を解決できる
つまり退職する必要がなくなるんです。
会社を辞めたい原因を言語化してみてください。
そして気にその問題を会社にいながら解決できないかを考えてみてください。
もしかしたら多少時間がかかってでも問題を解決することが可能かもしれません。
問題が完全に解決しなくても、問題解決を図ることで問題が許容範囲に収まるかもしれません。
例えば営業を希望していたのに経理に配属された。
しかし年に異動の希望を出す制度はあるので、希望を出しておいて移動時期の来年4月まではとりあえず待ってみよう。
などという場合です。
社会人は何もかも思い通りにはなりませんが、思い通りになることもあります。
どこまで許せるかはあなたの許容範囲次第なのでよく考えて問題解決に当たってみてください。
仕事を辞めた後のプランを決めていない
なぜなら行き当たりばったりで物事を進めていくと、状況がどんどん悪くなっていくことが多いから。
次を決めずにフリーターになって、ダラダラしてしまい、気がつけは半年一年と時間が経って就職する気すら失せてしまう、なんていうのはかなり悪いパターン。
中には些細なことで会社を勢いで辞めてしまい、その後フリーターから抜け出せなくなる人もいます。
一番理想なのは次の会社を決めてから辞めるということ。
せめて在職中に転職エージェントには登録をして担当者と転職スケジュールを作るくらいのことはしておきましょう。
会社を辞めて数日間パッと遊びたい気持ちもあるでしょうが、それは簡単にでも計画を立ててからにしましょう。
求人を紹介してもらい比較して、今の会社の方が諸条件がいい
例えば転職するとほとんどの場合で年収が下がるということもあるでしょう。
年収が全てではありませんが、年収も会社を選ぶ上で重要な要素です。
勢いで辞めたら思いほか前の会社はいい会社だった、なんてことを知っても後の祭りです。
後の祭りにならないためには今のうちから転職エージェントに登録をして求人紹介までしてもらうこと。
つまり今の会社と転職の会社を比較できる状態にしておくのです。
研修期間を終えていない
もし終わっていない研修があるのであれば、受け切っておきましょう。
辞める会社とはいえ、お給料をもらいながら研修を受けることができるんですからこんなにお得なことはありません。
また研修を受け切っていたら転職の面接でもPRすることができます。
そして入社1ヶ月の人を採用する会社は他社で研修を終えていることを期待しています。
もう会社にいること自体が嫌かもしれませんが、利用できるものは全て利用しておきましょう。
後悔するかもしれないと思う
退職届を出した後はもう後戻りができません。
特に「なんとなく辞めたい」「勢いで辞めたい」などと具体的な退職理由がないのであれば要注意です。
もう一度気持ちを整理しましょう。
あんなたがなぜ辞めたいのかを言語化して、本当にその理由が辞めるのに値する理由なのかを考え直してください。
そしてどうしても辞めるというのであれば、転職のプランを立てた上で辞めましょう。
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新卒入社1ヶ月で退職すると決めた時に準備すべきこと

そうであればここに書いてある3つのことは是非実行してください。
次の会社へよりスムーズに移行できるようになります。
退職理由を言語化する
しかしもし明確に言語化されていないのであれば、言語化しておいてください。
できれば就職活動から辞めるに至った経緯を時系列で並べてみて、その時の感情と共に退職理由を言語化することをおすすめします。
言語化することで同じような失敗を繰り返さずに済みます。
もしかしたら退職せずに問題が解決できるかもしれません。
就業規則を確認する
「退職届を提出するのは退職日の2週間前」など、退職する場合の手順が全て記載されているからです。
入社1ヶ月とはいえ、もう辞めると決めているとはいえ、あなたは会社の一員。
退職が完了するまでは会社の規則に従う必要があります。
上司に退職届を提出する際は就業規則に則って退職届を出しましょう。
転職エージェントに登録する
しかし現実はそううまくいかない時もありますよね。
次の会社が決まっているのであれば問題なし。
決まっていなければせめて転職エージェントに登録だけはしておきましょう。
転職エージェントに登録をしておくだけで、担当者と共にスケジュールを組むことができます。
次の会社への道筋が見えます。
求人を紹介してもらい、応募する会社を決めると、後は書類選考と面接のみ。
たとえ最初の一社で内定を得られなくても、何社か受けるうちにコツがわかってきて内定を得ることができます。
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転職するなら1日でも早い方がいい

いい求人から埋まっていく
なぜならあなた以外にも新卒入社1ヶ月で退職した人もいれば1週間、2週間、3週間で辞めた人もおり、いい求人があれば応募をしていくから。
また時間が経てばさらに転職したい人は増え続けます。
そしていい求人から埋まっていきます。
あなたも転職すると決めたのであればすぐにでも転職モードに切り替えないといけません。
転職すると決めたらスピード勝負するつもりで進めていきましょう。
転職できない状況になることもある
例えば最近でいえば2020年の感染症拡大。
さらにさかのぼれば2008年のリーマンショックの時にも一気に有効求人倍率が下がり、転職活動ができなくなりました。
こう見ると12年に一度はなんらかの原因で世界的な景気後退が起きています。
感染症拡大もリーマンショックも急に世間の空気が変わり、転職活動ができなくなりました。
特に感染症拡大の時は1日で転職できなくなりました。
各社一斉に求人を取り下げたのです。
昨日まで当たり前にできていたのことが今日からできなくなることは少なくとも12年に一回は起きるということです。
「明日でもいいや」と考えていると、いつの間にか転職できなくなってしまうかもしれません。
今日できることは今日しておきましょう。
そうすれば少なくとも後悔をすることはないはずです。
転職とはご縁
景気は関係なくです。
またしばらく求人がなかったのに急に希望の求人がたくさん出てくることもあります。
転職はタイミングも重要なのです。
身もふたもないかもしれませんが、会社との相性は会社に入ってからでないとわかりません。
条件が許容で、面接の雰囲気や職場見学でこれと決めたら一気に転職してしまいましょう。
あとは自分の選択を信じるのみです。
全力で転職活動をしたのであれば、多少思ったのと違ったとしても、強引にでも自分で正解にしていけばいいだけの話です。
転職活動をしたときに出会ったご縁を信じていきましょう!
新卒入社1ヶ月で退職する際の伝え方や注意点

退職の具体的方法を、実際に退職を2回経験した筆者がお伝えします。
直属の上司に退職の意思を伝える退職届を提出する
他の社員がいる前ではなく、会議室に来てもらうなど二人の空間で提出するのが望ましいでしょう。
なぜなら上司もあなたに聞くが出ることが予想されるからです。
退職届に記載する退職理由は「一身上の都合」で十分です。
しかし上司と直に対面して退職を伝える時には「一身上の都合」よりもさらに具体的な理由を話さざるを得ません。
「一身上の都合」で押し通しても法律上問題はないのですが、1ヶ月とはいえ多少はお世話になった上司。
あなたの許容する範囲で本当の理由を話すれば良いでしょう。
基本的に退職届を提出すると、もう後戻りはできないと考えておきましょう。
退職の手続きを確認する
退職を公表や荷物整理のタイミング、事務手続き、パソコンの処理などは上司の指示に従います。
取引先の担当を持っていれば引き継ぎ業務も発生します。
お世話になった人に感謝の気持ちを伝える
しかしいい加減なことをしてはいけません。
退職の時には、立つ鳥跡を濁さずとよく言われますが、可能な限り会社の人に迷惑をかけずに退職しましょう。
最後にお世話になった人にお礼を言って退職しましょう。
最後に

ほとんどの人がいつかは転職するんです。
あなたは転職するタイミングがちょっと早かっただけ。
「違う!」と思えばすぐに転職を検討できるあなたはむしろ優秀。
ブラック企業で3年もの年月を過ごした筆者からすると、その判断力が羨ましいです。
転職すると決めたのであれば、スピーディーに終えてしまいましょう!
今転職活動を始めたら、早くて1ヶ月後には転職が完了してますよ!
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!

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