監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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正社員で働くことが当たり前ではない社会になってきているので、何年もフリーターとして過ごす人が多くなっています。
私の親戚の従兄弟も、21歳でフリーターです。
自由な生活を満喫しているのかと思いきや、最近は心情の変化があったようで、私のところに相談に来ました。
私が採用担当をしているということで、これから正社員として働くことはできるのかについて詳しく聞きたいとのことでした。
そこで従兄弟から聞いたフリーターが感じる今後に対する不安と、実際にアドバイスした内容をお話します。
フリーターから正社員に挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてください!
21歳フリーター5つの不安
フリーターをして生計を立てる人の数が増え、フリーターという立場が市民権を得つつあります。
しかし、そうは言っても正社員に比べると不安定な立場であることは変わりありません。
ここでは、21歳フリーターが感じる不安について考えていきます。
大学に行っている友達が来年就職する
21歳でフリーターということは高校卒業後に進学はせず、アルバイトなどをして生活しているということ。
もしくは、専門学校に進学してからフリーターになったか、大学中退でフリーターという方もいるでしょう。
21歳というと、同じ高校から大学に進学した友達は、来年就職の年。
今までは自由に大学生活を楽しんでいた友達が、毎日リクルートスーツで就職活動をするようになれば、フリーターをしている立場の人は焦りを感じるでしょう。
最初は「一生フリーターでも食べていければいいか…」くらいに思っていたのに、21歳という時期は、急に将来への不安が出てくる時期なのかもしれません。
同級生が正社員になるための準備を進めているのを見て、自分も正社員になったほうが良いのではないか?と悩む21歳フリーターがたくさんいます。
お金がない!
21歳フリーターが将来への不安を抱く原因のひとつが「お金がない!」です。
お金がない⇒生活できない⇒生きていけない、ということですから、深刻な問題。
仕事さえあれば、とりあえずのお金を得ることはできますが、低賃金で働くことが多いので、貯金をする余裕がないのがフリーターの辛いところ。
すぐに困るわけではありませんが、怪我や病気で働けなくなったら、すぐに生活できなくなります。
そんな状況では、不安になりますよね。
正社員になると自由がなくなる気がする
安定した生活をするためには、正社員になるのが一番良い方法に思えますが、問題は正社員になると自由な立場ではなくなってしまうこと。
正社員になったら、自由に休みを取ることもできませんし、仕事内容も選べない可能性があります。
転勤があれば、住む場所までも会社に指定されるような生活です。
正社員になると自由が少なくなるのは確かでしょう。
元々フリーターになった人は、お金よりも自由を重視して人生設計をしていることが多いので、自由を手放してお金を優先させる生き方にチェンジするというのは、自分のポリシーを根底から変える大きな出来事です。
だから、正社員になることに抵抗感を抱くのも当然ですよね。
正社員になるということは、フリーターである立場を捨てることになるので、今までの自分を否定するような気分にもなってしまうのでしょう。
何のために高校卒業後すぐに就職せずにフリーターをしてきたんだろう…と、思ってしまう気持ちも分かります。
でもやっぱり将来は不安
フリーターをこのまま続けるか、正社員になるかを決める時には、どちらにも良い点悪い点があるので、それぞれを天秤にかけて決めるしかありません。
フリーターと正社員、両方の立場でいることはできないので、いつかは答えを出さないといけないでしょう。
その時に指標となるのが、将来に対する不安です。
将来の不安を解消することを最優先させるのであれば、正社員になったほうが良いでしょう。
もし、将来への不安がそこまで強くない、それよりも今を大事にしたい!という気持ちが強ければフリーターを続けることをおすすめします。
中途半端な気持ちで正社員になっても仕事が続かないでしょうし、自由がなくなるだけで良いことはないからです。
フリーターor正社員で迷っている時には、将来の不安がどれほど強いかで、どちらを選択するか決めてください。
就職・転職の仕方が分からない!
フリーターから正社員になると決めた後に生じる問題が、「就職・転職の方法が分からない」です。
大学生なら大学のサポートを受けられますが、フリーターの就職・転職活動は誰の助けもありません。
今までに一度も経験したことがない就職・転職活動を1人で行うのは無理ですよね。
正社員になる!と決意を固めた後に、ここで挫折してしまう21歳のフリーターが多いのですが、これは非常にもったいないこと。
採用担当をしている立場からすると、これから伸びる可能性のある若者が、就職活動の方法が分からないというくだらない理由で将来を諦めてしまうのは、なんとかしなくてはいけないと感じる大きな問題です。
もし、同じように就職活動の方法が分からないという人がいたら、この先に書いてあるフリーターでもできる就職活動法を参考にして、正社員への道を諦めないようにしてください。
21歳フリーターが正社員に就職するために知っておくべき3つのこと
21歳フリーターという立場で、就職しようとするといくつかの壁にぶつかるかもしれません。
しかし、ここに書かれていることを知っていれば、壁を乗り越えることができます。
知っておいてほしいことを紹介するので、頭に入れておいてくださいね。
21歳はものすごく価値がある
21歳フリーターの一番の武器は21歳という年齢です。
一度年をとってしまうと過去に戻ることはできませんよね。
年齢は取り戻すことのできない能力。
年齢を重ねると共に就職や転職では明らかに不利になるからです。
21歳なら、今までに特別な経験がなくても、これから実力をつけていける時間的余裕があります。
企業は21歳の価値を知ってるので、年齢が上で経験がある人よりも、若くて可能性のある人材を求めることが多いです。
つまり、21歳での就職活動はかなり有利な立場であるということです。
就職活動は意外と簡単に始められる
就職活動をしたことがないと、就職活動って物凄く大変なもののように見えると思いますが、実際は同じ21歳が行っていることなので、大したことではありません。
ただ、サポートする人は絶対に必要です。
年長者なら誰でも良いというわけではなく、それなりに様々な業界のことに知識のある人のサポートを受けられるようにしておいてください。
誰でも気軽に無料で相談できるのがハローワークです。
既に利用したことがある人も多いでしょうし、求人情報が見られるだけでなく、就職の相談に乗ってもらえます。
その他には、若者向けの転職エージェントを利用する人も増えています。
ハローワークとの違いは、扱っている求人数が多いことと、若者を求めている企業を探し出すことができる点です。
企業によっては即戦力を求めているところもあり、その場合には実務経験がある人材が欲しいと思うでしょう。
そういったところに21歳フリーターが応募しても、まず受かりません。
大切なことは、21歳フリーターを求めている企業を見つけ出すこと。
今始める
フリーターから正社員になろうと思うと、最初の一歩がかなり重たく感じると思います。
今までの生活を捨てることになるかもしれないのですから、最初の一歩を踏み出すのに勇気がいるのは当然です。
でも、最初の一歩が踏み出せないままで終わってしまうフリーターの人が多いんですよね。
それで、後悔しない人生が送れればいいのですが、大事な従兄弟には後で悔しい思いをするなんてことをさせたくなかったので、今すぐに正社員になるための活動を開始するように言いました。
転職エージェントの登録させ済ませておけば、後はエージェントの担当者と一緒に就職活動を進めることができるので、私も安心して任せられます。
就職活動始めるまでは、どうなることかと心配していましたが、転職エージェントの手を借りれば結構余裕で転職できるようですね。
最後に
21歳でフリーターをしている人は、数年のアルバイト経験がある人が多いので、そこまで若くないと感じるかもしれませんが、正社員の社会では21歳は新卒と同じ年齢です。
21歳はこれからの社会人人生のスタート地点に立てる年齢。
可能性がたくさんあるので、もし正社員になりたいと少しでも思ったのであれば、諦めずに活動を始めてみてください。
このチャンスを逃すと、新卒の人と同じ年齢で就職活動できなくなります。
21歳の可能性を生かすためにも、すぐに活動を開始してくださいね。