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25歳フリーターは就職できる?職歴無しでも就職できる3つの方法

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。

25歳になり20代後半に突入。

10年前でも中3か高1です。

時間が経つのって早いですよね。

でも25歳はまだまだ若い。

今と同じ状況を続けていてもあと5年は楽しく暮らしていくことができるでしょう。

でもその後の人生を楽しく過ごそうと思えば今動く必要があります。

そんな不安を漠然と感じたからこの記事にたどり着いたんですよね?

でも25歳までフリーターでやってきて就職なんてできるのか不安ですよね?

結論から言うと25歳は就職できます。

26歳でも就職できます。

27歳からでもちょっと厳しくなりますができないことはありません。

「じゃああと1年は今のままでいいや・・・」

って思いましたか?

たぶん26歳になったら(27歳で就職して楽しくした人も知り合いにいるし、フリーターでやっていって楽しそうな30歳も知っているしこのままでいいや!)って思いますよ。

だってその繰り返しで25歳フリーターなんですから。

すいません。ちょっと上から目線になってしまったかもしれません。

でもこの記事にたどり着いたあなたはその辺の25歳フリーターとはちょっと違います。

今の状況に疑問を感じて就職に関して調べているのですから。

小さな違いはやがて大きな違いになります。

今やりましょう。

就職活動というとちょっと面倒に思うかもしれませんが、いざやってみると意外と楽しくてトントン拍子に進んだりするものです。

でもやり方を間違えると(やっぱり俺には就職はもうできないんだ・・・)とネガティブな気分になってしまいます。

そうならないために、本記事ではトントン拍子に就職を決めるための全てをお伝えします!

25歳フリーター3つの悩み

そもそも正社員とは何なのか。

あの仕事のできない社員の方が偉いのか。

社員になったら手取りの給料が減ることもある。

でも世間的には正社員の方がフリーターよりも偉いらしい。

何が違うんでしょうか?

社会保障や保険、雇用の安定など様々な違いがありますが、一番インパクトのある違いは給料です。

25歳から29歳の平均年収は350万円、一方フリーターは150万円です。

月収に換算すると額面で正社員は29万円、フリーター は12.5万円です。

「俺はもっと稼いでいる!」と言っても月に29万円を年間通して稼いではいないんじゃないでしょうか。

この差が年を追うごとに大きくなってきます。

なぜなら社員は給料が上がっていくことが多いのですが、フリーターはほぼ上がらないからです。社員でも上がらないことはありますが、上がる可能性は十分にあります。

フリーターはまず大きく上がりません。

上がるとしたら長いこと勤めて時給がわずかに上がるか、きつい仕事をして良い時給をもらうかですが、上限はたかがしれています。

その結果、正社員とフリーターでは生涯年収で2億円近い差が生まれます。

高卒でも正社員で働く人の年収は2億前後、大卒だと3億稼ぐ人も出てきます。

一生フリーターで1億稼ぐ人はごく稀です。

それでもなぜフリーターを続けてしまうのか。

それにはこんな悩みがあるからじゃないですか?

原因と対策を見ていきましょう!

正社員で働いたことがない!職歴無しでは相手にされないと思い込んでいる

正社員で働いたことがない。

これは正直向き合いたくない事実ですよね。

面接どころか履歴書を送った段階で落とされる。

そう思い込んでいませんか?

そりゃ25歳の社会人とフリーターが同じ土俵で転職・就職活動をしたら社会人が有利です。

しかし同じ土俵で就職活動を行う必要はありません。

そしてそれはフリーターの方が有利に働く場合も十分にあり得るのです。

この思い込みの原因は単に知識がないからです。

転職に関する知識を身につければ、25歳であれば職歴無しでも就職できることに気づくはずです。

将来が不安!何もしなければ10年後も状況は同じ

日々を楽しく過ごしているつもりでも将来が不安ですよね?

考えないようにしているんじゃないですか?

今は見て見ぬ振りをしている不安は30歳前後を境に大きくなります。

そして後悔するのは嫌なのでさらに見て見ぬ振りをします。

40歳が見え始めるともう希望が見えなくなります。

私が学生時代にイベントやセミナー会場の椅子や机を並べるアルバイトをしていたのですが、そのバイトの現場にはHさんという40歳を目前にした大ベテランアルバイトがいました。

とても明るい方で仲良くしていただいていたのですが、その人がふと昼食中に言っていた言葉が今も忘れられません。

「人生見えた」

もう諦めの境地だったのでしょう。

Hさんは20年以上アルバイト生活をしていました。

とても深くは聞けませんでしたが、20歳以上も歳の離れた若者と同じ時給で椅子や机を並べ続ける毎日はしょうがないと思いつつも辛いものだったと思います。

何もしなければ今日と同じ日が10年後20年後も繰り返されることになります。
Hさん元気にしてるのかな・・・。

将来が不安である原因は今の状況が変わらないからです。

状況を変えるためには行動を起こすのみです。

さすがに差を感じてきた!就職している25歳がすごく見える

いつも一緒に遊んでいたあいつが気がついたらスーツを着て毎朝出勤している。

まるでサラリーマンみたい・・・、いや、確かにサラリーマンだ。

一方自分はというと・・・、考えたくもない。

でも今ばかりは考えましょう。

読み終えたら考えなくてもいいです。

あんな抜けている奴が、いい加減な奴が本当に社会人として仕事ができているのか?

答えはNOです。

まあNOの場合が多いということです。

しかしその友達が毎日社会人として仕事を積み重ねています。

5年後には中堅社員としてバリバリ働いていることでしょう。

20代半ばの社員で主力として役に立っている社員なんて少数派です。

しかし今は基礎勉強をしている時期で、続けていれば何年か後に花開くのです。

その時にあなたはさらに差を感じて「追いつけない」と認識することでしょう。

他人がすごく見える原因は他人と比べるからです。

あまり盲目的になるのもいけませんが、ネガティブになるくらいだったら必要以上に他人と比べる必要はありません。

25歳フリーターが就職する3つの方法

さああなたの悩みの原因と対策が明確になりました。

一つ一つ潰していきましょう。

25歳の就職に関する知識を身につけ、行動を起こし、必要以上に他人と比べないのです。

気づいていましたか?

実はこの記事を読み始めた時から就職活動は始まっているんです。

さあ就職活動を進めていきましょう!

自己分析:自分にできることを確認する

就職活動は最初の時期に自己分析をすることが大切です。

あなたにできることは何ですか?

接客をやってきたのであれば対人関係の仕事ができます。

飲食系やアパレル系の企業、営業職でモノやサービスを販売するのも向いているかもしれません。

工業系の高校や学部を卒業しているのであれば、機械関係の会社に興味を持ってもらえるかもしれません。

工業大国である日本にはあなたが思っているよりもたくさんの機械メーカーや機械商社が存在します。

パソコンスキルがあったり一人で黙々と作業をするのが得意なのであれば工場やWeb系の仕事が向いているかもしれません。

語学が得意だったりしませんか?

さらなる観光大国を目指す日本では外国語を話せる人材を求めている企業はたくさんあります。

もし制限がなかったらどんな仕事がしたいですか?

飛行機を乗り回して日本中、世界中を飛び回る商社マン?

世の中にまだない製品を作り出す開発者?

趣味の車に関する仕事についてみたい?

あなたに関する全てを棚卸してください。

意外と「私ってできる人かもしれない!」と自信が出てくるものです。

ビジネスマナーを身につける

資格を取る、とかそういうことではありません。

もちろん資格を取るに越したことはないのですが、もし資格を取るとしたら入社したい企業が決まってその企業に入社するために資格があった方が有利もしくは必須であった場合のみです。

入社したいターゲットとなる企業も決まっていないうちから英語だ簿記だと資格を漁る必要はありません。

あなたがアルバイトで積み重ねてきた経験は就職活動で使い物になります。

でも企業の採用担当者に見てもらわなければあなたができる人なのかそうでないのか分かってもらえません。

まずは土俵に上がる必要があるのです。

その土俵に上がるために必要なのがビジネスマナーなのです。

25歳の社会人は22,23歳で新入社員として入社した時にビジネスマナーを教えられています。

あなたにその経験はありません。

言葉使い、席順、メール、文書、服装どれをとってもビジネスにおける常識、マナーというものがあるのです。

そして就職活動で使えるビジネスマナーを身につけるのはさほど難しいことではありません。

フリーターが就職活動で敬遠される大きな理由の一つはビジネスマナーが身についていないためです。

学校を卒業したばかりでもない新入社員に対して企業はビジネスマナーを教える余裕はなく、いきなり仕事を教えるところから始めたいのです。

25歳の就職・転職はポテンシャル採用です。

しかしもしフリーターでもビジネスマナーが身についていることが分かれば、伸び代の大きい人を採用します。

伸び代とは今までやってきた仕事に対する取り組み方、入社に対する意欲などで計られます。

同時並行で就職活動を開始する

「ビジネスマナー、今までの仕事に対する取り組み方や入社に対する意欲のPRの仕方が分からない!」という方もいるかと思います。

そんな人にオススメなのが転職エージェントというサービス。

登録をするとあなたに担当者がつき、就職・転職における全てにおいてお手伝いをしてくれます。

書類選考であればどのように履歴書を書けばように書けばよいのか指導をしてくれますし、面接に自信がないのであれば模擬面接もしてくれるので、至れりつくせりのサービスを無料で提供してくれます。

なぜ無料かというと、あなたがその転職エージェントの紹介により転職が成功した場合に転職先の会社から転職エージェントに報酬が支払われるためです。

転職エージェントとは転職したい人と求人を出している企業をマッチングするサービスのことです。

「転職」と検索をするとリクルートエージェントやdodaなどが出てきますが、20代のフリーターは特に以下のサービスが特にオススメです。

1社だけだと担当者があなたに合わない可能性があったり、紹介してもらえる求人数が限定的になったりもします。

各転職エージェントのフリーターにとってのメリットとデメリットを書いておきます。

転職エージェント名 メリット デメリット
マイナビジョブ20’s 人材紹介大手のマイナビグループのノウハウとネットワークがバックボーンにある。
20代に特化した未経験OKの求人が半数以上を占める。
フリーターも対象ではあるが、どちらかというと社会経験3年未満の第二新卒者がメインユーザーである
就職Shop 転職エージェント最大手であるリクルートエージェントの運営会社が運営するフリーター向けの求人を多く扱う転職サービス
書類選考なしで未経験OKの求人が中心
面接無しなので労働条件の良くない求人がある可能性が高い

さて、中には「リクルートエージェントとかdodaとか他の転職エージェントはどうなんだ!?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

登録すること自体は全く問題ありません。

しかしリクルートエージェントやdodaのメインユーザーは20代後半〜40代で年収400万円〜600万円の求職者です。

フリーター向けの求人もあるのですが、フリーターがメインで使う転職エージェントではありません。

上記でご紹介した5社から2社選び、残りの1社をリクルートエージェントやdodaなど一般転職の転職エージェントから選ぶのはありです。

4社以上に登録すると4人の担当者とのやりとりが大変ですので、登録する転職エージェントはご自身で管理できる範囲の数に収めましょう。

まとめ

ちょっと熱が入って長めの記事になってしまいました。

でもここまで読んでいただいたということはフリーターからの脱却に本気ということです。

この熱が冷めてしまわないうちに転職活動を始めてしまいましょう!

転職エージェントには登録しましたか?

まだだったらページを閉じる前に転職エージェントの登録だけ終わらせておきましょう!

登録が終わると担当者からあなたに連絡がきます。

そして後日カウンセリングを行うこととなります。

カウンセリングが終わったら求人を紹介してもらえます。

ここまできたら就職活動が楽しくなってきます。

もしどうしてもいい求人が見つからなければ、時間をかけて就職活動をすればいいのです。

あなたが今動けば2ヶ月後にはどこかの会社で正社員として働いているかもしれません。

もし今動かなければ次あなたが危機感を覚えて就職に関して調べるのは30歳を目前にした29歳でしょう。

29歳から就職するのと25歳から就職するのではその後の未来はどちらの方が良いのかいうまでもないですよね?

あなたが30代になって40代になっても楽しい人生を送るために今動きましょう!

ABOUT ME
監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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