監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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社会人歴3年前後は人材市場において一つの節目です。
第二新卒って言葉を聞いたことありますか?
第二新卒とは社会人歴3年以内の求職者のことです。
第二新卒はビジネスマナーを身につけており、まだ特定の会社や業界に染まっていないため、新卒採用を行なっていない企業から人気の求職者です。
つまり社会人歴4年以上になると未経験の業界や職種への転職のハードルがちょっと上がることになります。
本記事では25歳が未経験の業界や職種に転職する際に知っておくべき3つのことについてお伝えします!
①一生今の会社にいるとどうなるかを知る
未経験の業界や職種に転職したいと言うことは、今の会社に居続けることは嫌なんですよね?
もう結論は出ているかもしれませんが、今の会社に居続ければどうなるのかをちょっとだけ考えてみましょう。
なぜかと言うとあなたの経験とスキル、人脈を一番活かせるのは今の会社に他ならないからです。
今の会社に居続けるとどうなるのか、それを簡単に知る方法があります。
それはあなたの会社の先輩や上司を知ることです。
流石に50歳60歳の大先輩になると参考になりませんが、28歳、32歳などあなたがあと数年で迎える年齢の先輩はあなたの未来に一番近い存在。
難しいことは考えなくて構いません。
考えることはただ一つ。
こんな先輩、上司になりたいか、と言うことです。
その先輩や上司のようになりたいのであれば今の会社に居続けてもいいかもしれません。
また今の時点で会社自体は良かったとしても業界が斜陽産業である可能性もあります。
これはなかなか学生では分からないことです。
例えば長年新卒の就職ランキングで上位に名を連ねていたメガバンクは順位を落としています。
政府のマイナス金利政策を継続され本業が悪化し、金融とITが融合したフィンテック技術が人の仕事を奪っています。
2000年代に新卒で銀行に入行した人はまさか銀行が斜陽産業になると想像していた人はごく少数でしょう。
スマホの台頭でカメラや出版など様々な産業が縮小しました。
どう考えても市場が縮小している業界であれば、その業界に長くいることはあなたの給料が上がらない可能性が高いことを示しています。
何十年後に生き残っている市場を全て知っている人はどこにもいませんが、この市場はちょっと厳しいな、ということはその市場で働いている人が身をもって理解しています。
一方で時代の潮流に乗って拡大を続ける業界もあります。
新しい仕事も生まれています。
少子高齢化の日本でシニアマーケットが拡大することは予想されていましたが、フィンテック・ドローン・3Dプリンティングなど新しい産業も生まれています。
日本各地にアジア系の観光客が増えておりインバウンドマーケットも活況でオリンピックに向けてさらに拡大するでしょう。
あなたの会社の業界は大丈夫ですか?
また業界そのものが大丈夫でも、会社がその業界で負けている状態も良くありません。
日本市場が縮小している中グローバル化に乗り遅れたり失敗していたり、IT化が遅くて業務効率が競合他社に比べて悪かったりすると坂を転げ落ちるように業績は落ちていきます。
自分に会社は大丈夫、なんて思い込まずに自分の会社の状況も正しく把握しておきましょう。
②自分の市場価値を知る
人間誰しも自分のできることなんて大したことがない、自分くらいの経験やスキルの人間なんていくらでもいる、と思ってしまうことです。
確かにその通りです。
あなた程度の営業力、経理の知識、プログラミング力の人は世の中にごまんといるでしょう。
でもそれはたった一つで勝負した場合。
25歳の転職で必要なのはたった一つに秀でていることではありません。
もちろんたった一つのことに秀でているのであればそれに越したことはありませんが、社会人歴3年前後の経験やスキルは年齢制限のない社会で目立つことはなかなか大変です。
転職市場で目立つためにはあなたのスキルを組み合わせることです。
あなたが営業を3年経験してきたのであれば、それにあなたの学歴や資格を組み合わせます。
営業経験3年の人は多くても、化学科卒業で営業経験がある25歳は転職市場にそうそういません。
化学品のメーカーや商社があなたに目をつけるでしょう。
ブログに凝っていてSEOやHTMLの知識があればIT関係の営業職に転職できるかもしれません。
学生時代にイベントを開催していたのであればブライダル業界への道が開けるかもしれません。
また忘れてはならないのが25歳というあなたの年齢。
25歳は社会人の中では若手中の若手です。
若いということは未来がありそれだけで価値があります。
なかなか自分自身が25歳だと当たり前すぎて自分ではその価値を理解することは難しいのですが本当に価値があることなんです。
それだけ優秀でも45歳であれば残りの社会人人生は20年もありません。
でもあなたは35年以上の社会人人生が残っています。
35年もの案外期間会社に貢献してくれる求職者には価値があります。
そしてそのあなたの価値を教えてくれるのが転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザー)です。
転職の際に転職エージェントを利用するのは一般的ですが、25歳が転職エージェントを利用する最大のメリットはここにあります。
転職エージェントには何千何万という求人が集まっており、担当者はどの求人がどのような人を採用したいと考えているのかを理解しています。
もしあなたが今すぐ転職する気が無くとも、転職エージェントは相談に乗ってくれます。
転職エージェントに登録をすると担当者から電話連絡があり、面談(カウンセリング)の日を調整します。
その最初の電話があった際に、まだ転職する気はないがいずれは転職する可能性がある、ということを伝えておきましょう。
面談の際にはあなたの経験とスキル、希望をヒアリングし、あなたが転職できる可能性のある求人を紹介してくれます。
③25歳は未経験の業界職種に転職できる最大・最後のチャンスであることを知る
冒頭で解説したように、社会経験3年以内の求職者は第二新卒と呼び、未経験の業界や職種でも一定の需要があります。
それは実績よりもポテンシャルを重視して採用されることを示しています。
社会経験が3年以上になるといきなり需要がなくなるわけではありませんが、未経験業界や職種からの需要が減ることは確かです。
25歳の求職者もポテンシャルが大事なことには変わりはありませんが、実績や経験がより見られるようになるのです。
つまり前職と同じ業界、職種での転職する方が有利な場合が多くなってきます。
25歳は未経験の業界や職種に転職できる最大のチャンスと言うことです。
一度きりの人生で経験できる仕事は多くはありません。
今の仕事を一生やっていくつもりがないのであれば舵を切るのは早いに越したことはありません。
ちなみに転職において年齢も大事ですが、社会人歴も重要です。
私が転職したのは27歳の時でしたが大学で一浪一留していたので社会人歴は3年でした。
私が転職した今の会社は27歳という年齢よりも社会人歴が3年であることに注目をしていました。
一郎一留は良いことではないので評価しない会社もあるでしょうが、別に気にしない会社もあるのです。
これは私が転職市場に身を乗り出したから分かった事です。
何事もやってみなければ分かりませんね。
最後に
さて最後に一番大切で当たり前のことをお伝えします。
転職活動を始めなければ今日と同じ未来ですが、もし今転職活動を始めれば2ヶ月後にはあなたは新しい環境で働いているかもしれない、ということです。
あなたの転職活動がうまくいくことを切に願っています。