監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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漠然とした不安を抱えていたフリータ時代には「どうしたら安定した生活が送れるんだろう?」ばかり考えていました。
そして「不況でも稼げるスキルを身に付けるしかない!」と思い立ち、あらゆるプログラミングスクールを比較検討した経験があります。
PYQ(パイキュー)は初心者でも機械学習が学べるプログラミング学習サービス。
本記事ではPYQ(パイキュー)の口コミ評判、料金、場所、就職先について説明します。
PYQ(パイキュー)の口コミ評判!
最初にPYQの口コミ評判を紹介しますね。※ホームページより抜粋
受講してみて、プログラミング初心者にとってもわかりやすい構成となっており、効率よく短期間でスキルを身につけることのできるサービスだと感じました。
PyQでの学習を通して、簡単なWebサービスであれば自分で開発できるレベルになりました。
改善してほしい点としては一度クリアしたクエストを再度学習する際には毎度クエスト一覧から選択しないといけないことです。
ホーム画面に表示される次のクエストとは別に復習中のクエストへのリンクがあってもいいと思いました。
これからは機械学習、Djangoのより深い知識を学んでみたいです。
また、普通だったらインストールしなくてはいけないソフト等もPyQ内ですでに使えるように環境が整っているので、利用前にインストールでつまずく事がなくてよかったです。
最初はよかったと思いますが、後半難しくてなかなか進めなかったので、Web画面等はもう少しヒントや練習問題を増やして簡単にしてもらいたいです。
メンターサポートはすごく助かりました。
独学でやっているとどうしてもわからないところが出てくるのでそういう時にメンターがいてくれるととても心強かったです。
PYQではクエストを解いていくにつれてわからなかった問題もちゃんと理解できるようになっていくのが実感できます。
プログラムと聞いて難しそうと思った方や他のプログラムを学んで挫折した方におすすめしたいです。
PYQ(パイキュー)の料金
月額制であるPYQの料金は、ライトプランが3,040円/月、スタンダードプランが8,130円/月です。
ライトプラン | スタンダードプラン | |
料金 | 3,040円/月 | 8,130円/月 |
PYQの利用 | できる | できる |
プロによる質問への回答 | できない | できる |
PYQに投稿された 過去質問の閲覧 |
できない | できる |
両者の違いは「質問機能による学習サポート」の有無で、ライトプランだと疑問点があっても誰にも聞けません。
ただ、PYQはいつでもプラン変更でき日割り計算した料金が請求される仕組み(1日分だけ重複課金)なので、最初はライトプランで入会し必要があったらスタンダートプランへ変更すれば十分です。
申込日が開始日となり、翌月の同じ日が更新日です。
「月の途中で開始すると損する…」といった問題がなく、気になった時にすぐに始められるのが良いですね。
途中解約もいつでもOKで、最短だと1ヶ月だけの受講も可能です。
途中解約した場合は、20日目で解約すると残り約10日間も学習が継続でき返金なしのシステムなので、最低でも1ヶ月分の利用料金がかかります。
注意点は、支払い方法がクレジットカード・デビットカードのみであること。
銀行振込など、その他の支払い方法には対応していません。
支払い方法が限られている点を除けば、お手頃価格で機械学習にチャレンジできるPYQは優秀なサービスですね。
PYQの最大のメリットは環境構築が必要ないこと。
Pythonを学びたい!と思っても適切な環境を整える段階で挫折する人が多いものですが、PYQはブラウザーさえあればOK。
業界標準の環境が全て揃った状態なので、初心者でも今すぐに学習をスタートできます。
PYQを使って機械学習の概念を理解するために必要な時間は30時間程度。
ひとつの分野を深く学ぶというよりも、全体を満遍なく浅く知る内容のカリキュラムです。
難しいと思われがちな機械学習ですが、PYQはプログラミングの基本であるif文から段階的に学習できるので数学が苦手な人でも理解しやすいですよ。
PYQ(パイキュー)の場所
PYQはオンラインサービスなので、通って学ぶ教室はありません。
運営元である株式会社ビープラウドの場所は渋谷です。
株式会社ビープラウド:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-32-7 野村不動産南新宿ビル4F
ビープラウドは2008年からいち早くPythonを取り入れていて、たくさんのノウハウが蓄積しているのが強みです。
2014年からはオフラインサービスを提供し、その経験も踏まえてPYQをリリースしました。
「PythonならPYQが1番!」と評判が良いのも納得です。
PYQ(パイキュー)の就職先・転職先
PYQには就職支援サービスがなく、転職先に関する情報は見つかりませんでした。
公式ブログによると、「就職/転職だけがプログラミング・Pythonのキャリア形成ではないと考えるから、あえて、直接的なキャリア支援を行なっていません。」とのこと。
「Pythonを活用したい人全ての学習に寄り添いたいと考え、就職/転職に限定したキャリア支援を行わないと判断しています。」と公言していることから、転職希望者に特化したサービスではないと言えます。
<PYQが向いている人>
・転職する予定はないがプログラミングを学びたい人
・データ分析に強いPythonが必要なマーケターなど、セカンドスキルとしてプログラミングを学びたい人
・プログラミングで何がしたい/何ができるかが分からない人
・自分1人だけでもサボらずに学習を続けられる人
・Python以外の言語が学べなくても問題ない人
PYQはメンターが親身になってサポートしてくれるスクールではないため、自己学習でもモチベーションを維持し真面目に取り組める人でないと途中でダラケて学習がストップする危険があります。
ありがちなのは、「今月は全然勉強できなかったけど、月額3,000円で安いからまあいっか…」と活用できてないのにダラダラと利用料金を支払い続けてしまうパターン。
お手頃価格ゆえの失敗が起こりやすいので、自分に甘い人は終了時期が決まっているなど強制力のあるスクールのほうが良いですよ。
もう一つ重要な点が、PYQで学べるのはPythonだけで、他の言語を学びたい人には不向きなこと。
Pythonが人気急上昇中であるのは事実ですが、現時点でのエンジニア求人数はJava、PHP、Rubyのほうが多いです。
Pythonは他言語よりも平均年収が高く、求人数も増加中で魅力的な言語。
しかし、転職のしやすさでは他の言語に劣る一面があるので、何を目標にしているかを明確にしてから学ぶ言語を決めましょう。
また、PYQでは1000問以上の問題を通して90日間でPythonの基礎を身につけられますが、実務レベルに到達できる内容ではありません。
Pythonを勉強して転職する予定の方は、PYQを活用しつつ他のスクールや転職エージェントも併用してくださいね。