監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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ブラック企業とかに入っちゃったら最悪だし、一体どれを利用したらいいんだろう…?
この記事ではこのように悩んでいる方に向けて、就職エージェントを客観的に評価してランキング形式でお伝えします!
最後まで読めばあなたに相応しい就職エージェントがどれなのかが分かります!
フリーターにオススメの転職エージェントランキング
よりあなたに合った担当者に巡り会うため、より多くの求人にアクセスするために2つ以上の転職エージェントに登録するようにしましょう。
あなたが正社員に転職するためにより高いステージに連れて行ってくれる転職エージェントはどこなのか、ランキング形式でお伝えします。
1位:DYM就職
DYM就職はベンチャー企業から大手企業まで幅広い求人を扱っています。
運営歴も長く実績も十分。
担当者の質も高く、良い口コミが多いのが特徴です。
正社員として働いた経験がなくても、手厚いサポートで就職まで辿り着けることができるでしょう。
「就職したい!」と思えば一番最初に登録することをお勧めします。
2位:JAIC就職カレッジ
JAIC就職カレッジは入社間も無く転職したい第二新卒や、働いた経験がないフリーターの方のための転職サービスです。
5日間の無料の就職講座を受講した後は、書類選考なしで20社の面接を受けることが可能。また離職率の高い業界の求人は紹介されません。
入社間も無く離職した方でも働いたことがない方でもJAIC就職カレッジを利用すれば問題なく転職・就職することができます。
3位:ウズキャリ
2012年創業の新興転職エージェント。
一人一人の求職者に他社よりも時間をかけてサポートをすることを強みとしています。
ブラック企業を排除し、大手上場企業からベンチャー企業まで幅広く求人を取り扱います。
初めての転職で不安が多い人にオススメです。
4位:マイナビジョブ20’s
数々の転職サービスを手がける人材市場の大手マイナビグループが手がける20代に特化した転職エージェントです。
1,500件以上ある求人の全ては20代向けでそのうち半分以上は未経験OKです。
一度社会人を経験して3年以内に退職した第二新卒がメインユーザーですがフリーター向けの求人も扱っています。
フリーターが正社員になるための7つのステップ
フリーターは採らないと決めている企業はありますし、フリーターOKの企業もあります。
中にはフリーターでも正社員経験者でもOKという場合もあります。
うちのように正社員経験者のみでも転職エージェントの担当者がねじ込むケースもごく稀ですがあります。
まず一番最初になすべきことは転職のステージに上がることです。
ステージに上がった後は転職希望者ができていることは当たり前にできる必要があり、さらに光るものがなければなりません。
それはどのようなものなのでしょうか。
転職のステージに上がってその後に頭一つ抜ける方法を7つのステップで解説します。
今転職活動を始める
当たり前ですが転職活動を始めなければ転職はできません。
今日始めなかったらたぶんまたしばらく今日と同じ明日がやってくるでしょう。
いつかは正社員に転職ではなく今始めましょう。
「今からやるぞ!」
この気持ちがステージに上がる最初のステップです。
転職エージェントに登録をする
ステージに上がるのであればなるべく上の方のステージに上がりましょう。
上の方のステージとは、よりあなたにとって労働条件の良い会社が揃っている転職エージェントのことです。
転職エージェントは求職者と求人を出している会社をマッチングさせるサービスを提供しています。
転職エージェントにより集まっている求人の質は違いますし、担当者のレベルも違います。
しかしいくらいい求人が揃っているからと言ってハイクラスの求人しか扱わない転職エージェントに登録しても転職できません。
あなたが利用する価値がある転職エージェントの中から2~3つほど登録します。
後5つのステップがありますが、ここから先は全て転職エージェントの担当者が詳しく教えてくれます。
選考書類を作り込む
採用担当者はすべての履歴書に目を通します。
転職エージェントが送ってきた履歴書であるということは、採用企業が求めた条件はクリアしているからです。
転職エージェントは落とした人に関しても落とした理由を聞いてくるので、聞かれた時にちゃんとした理由を答えなければいけないという事情もあります。
選考書類上でフリーターという肩書きは正社員という肩書きに比べるとどうしても見劣りするのは事実。
そこで(この人に会ってみたい!)と書類上で思わせて面接に進む必要があります。
その魅力的な書類の書き方は転職エージェントの担当者が知っています。
あなたの担当者に書類の書き方を教えてもらう方がよりあなたの魅力を引き出せるのでここでは詳細は書きません。
ビジネスマナーを身につける
あなたが会社に就職する際は中途採用の扱いになります。
企業が中途採用する求職者に求める大前提はビジネスマナーを身につけていること。
あなたが入社したら名刺交換やビジネスの電話や席順などの教育などはすっ飛ばしていきなり仕事を教えたいのです。
正社員経験者でも間違ったビジネスマナーを身につけている人は意外と多いものです。
ビジネスマナーがあるかどうかを見られるのは面接です。
転職エージェントは面接の指導もしてくれるので大いに利用しましょう。
またビジネスマナーに関する本も一冊読んでおくことをお勧めします。
ビジネスマナーが無かったら面接は早々に切り上げられ、不採用の通知が届くこととなります。
向上心を持って長く勤めたい意思を示す
企業は正社員として雇うからには長く働いて会社の利益に貢献して欲しいと考えています。
「長く勤めたいです!」と直接的に言うことも必要ですが、なぜ長く勤めたいのかという理由とどう会社の利益に貢献していきたいのか説得力のある理由を熱意を持って伝え、理解してもらうことが重要です。
さて、ここまでは最終選考に残るための大前提。
残り2つが内定が出るかどうかの分かれ目です。
その残り2つとは自己分析と企業研究。
この2つができていれば面接官は(この人はうちの会社で長く勤めて利益に貢献する気がある)と判断します。
自己分析
自己分析と言われても(自分のことだから分かってる!)って思いますよね?
自己分析における自己とは「仕事における自分」のことです。
あなたがどれだけいい人でもひねくれ者でも面接にはあまり関係ありません。
いい人の方がプラスアルファにはなるでしょうが、内定を出す決め手にはならないのです。
つまりは仕事ができそうな人。
あなたにはどんな仕事ができるのか、その要素を全て棚卸するのが自己分析です。
いわば正社員という戦いに出る前に自分の持っている武器を確認するのです。
- 接客業で○年働いた
- 資格
- 工学部卒
- 海外留学経験
- 外国語
- 年齢
- ビジネスマナー
思いつく限りの武器を出して、転職エージェントの担当者に伝えてください。
企業分析
求人を出している企業は人材というパズルのピースが欠けている状態です。
自己分析で棚卸した武器を組み合わせてパズルのピースの形にしていくのですが、そのためにはどんな形のピースを企業が求めているのかを知る必要があります。
それこそが企業分析。
企業の募集要項やホームページ、企業がいる業界の事情や企業の強みと弱みなどを調査して、どんな人材を求めているのかを想像します。
そしてその欠けているピースの形を一番理解しているのが転職エージェント。
転職エージェントは採用担当者とやりとりしているので、どんな人材を求めているのかを知っています。
企業によってはあなたの武器では形が合わなかったり武器が足らないこともあるでしょう。
逆にあなたが武器を持て余してしまう企業もあるでしょう。
仕事におけるあなたの武器を欲しがっている会社は探せば必ず出てきます。
最後に
私は営業チームの課長と営業社員の採用担当もしています。
採用担当者の立場からすると正直フリーターは採用したくありません。
なぜならビジネスの経験がない、ビジネスマナーが身についていない、すぐ辞めそう、というイメージがあるためです。
企業は採用の際に転職エージェントの担当者に、その時募集する人のスキルや経験や年齢を伝えます。
2年前にチームの10年後20年後を担う20代の若手社員が欲しいと思い、業界を問わず営業経験のある20代を募集していた時のこと。
転職エージェントから連絡がありました。
「新井 誠さん!ちょっと御社の求められている条件とは異なるのですが履歴書だけでも見てもらえませんか?フリーターではあるのですが非常にやる気があって接客業で結構いい経験を積んでいるんです!」
その時点ではあまりいい人と面接できていなかったし、履歴書を見ると他の社会人経験者よりも興味を持つ書類だったのでとりあえず会うことにしました。
内定を出す前に私の上司である部長には「フリーターで大丈夫か!?」と言われましたが私が彼を信じていたので上司も私を信じてくれました。
彼は今営業の最前線で毎日頑張ってくれています。
フリーターと言っても転職エージェントがふるいにかけてくれればいい人材がいるもんなんだなという印象です。