監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
最新記事 by 監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント (全て見る)
- リバラボインターンシップの評判口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
- マッチングちからネット四国の評判・口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
- やまなし転職・就職ナビの評判・口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
転職する意志も固まってまずは転職エージェントに登録。
色々調べているとどうやらリクルートエージェントが一番求人数が多いらしい。
でも求人数が多いからといって自分に合っているとは限らないし、一体どの転職エージェントが自分に合っているのか分からない!
そんなあなたのために本記事ではリクルートエージェントの悪い評判のみを集めてみました!
良い評判のみがある転職エージェントは存在しません。
悪い結果になったからといって転職エージェントが一方的に悪いとも限りません。
求職者の姿勢、自分に合った転職エージェント選びができていなかったなどの要因も考えられます。
本記事で実際にどんな悪い評判があるのかを確認してリクルートエージェントがあなたに合った転職エージェントなのか、その判断材料にしてください!
リクルートエージェントとは
まずはリクルートエージェントがどんな転職エージェントなのか簡単にご説明します。
リクルートエージェントの強みは何と言っても業界最大の求人数。
求人数が多ければ多いほど求職者も転職先の選択肢が多くなるのでより適切な転職先を紹介してもらえる確率が上がります。
転職エージェントとは求職者と求人を出している企業をマッチングするサービス。
転職エージェントの紹介で転職が成功したら企業から転職エージェントに報酬が支払われるため求職者は費用が一切かかりません。
リクルートエージェントの求人数は20万件を超えています。
日本の転職エージェントで求人数が10万件を超えるのは他にdodaのみ。
メインユーザーは20代後半から40代で年収が400〜600万円の一般転職層になります。
このメインユーザーの層は転職市場で最も人数が多く、最大手のリクルートエージェントとしてはこのボリュームゾーンでどれだけ多くの求職者を獲得できるのかというのが業績に大きく関係しています。
しかし他の層の求人が手薄なのかというとそうではありません。
求人数が多いため割合で見るとフリーター、第二新卒、ハイクラス、海外転職向けなど他の層の求人が少なく見えますが、十分に見る価値がある質と量の求人が揃っています。
dodaやマイナビAgent、パソナキャリア、エンエージェント、type転職エージェントなど他の転職エージェントも20代後半から40代で年収が400〜600万円の一般転職層をメインターゲットとしており、あの手この手で求職者の獲得に工夫しています。
その中でリクルートエージェントは業界最大の求人数、大手ならではのネットワークとノウハウを元に各業界の情報が詰まったエージェントレポート、受講者の満足度97%の面接力向上セミナーなどで独自の強みを発揮しています。
リクルートエージェントの悪評まとめ
では実際にどのような強みがあるのか実際にリクルートエージェントを利用した人の声を見てみましょう。
リクルートエージェントの良い評判や利用の感想などを募集すれば1日に数件は集まるのですが、悪い評判はあまり集まらず本記事でご紹介する口コミを集めるのには約3ヶ月かかりました。
口コミの集まり方からすると悪い評判は少ない印象です。
担当者(キャリアアドバイザー)編
両社に2社に登録して転職活動を進めていることを話ししたのですが、リクルートエージェントの担当者は事あるごとに「他社さんでの進捗はいかがですか?」と聞いてきてちょっとめんどくさいと感じました。
dodaの担当者も聞いてはきましたがさほどしつこくはなかったです。
私が気にし過ぎなのかもしれませんが、担当者さんがちょっと上から目線で所々気になりました。
どうしても(合うな)と思った他の転職エージェントの担当者とのコンタクトが多くなり結局他の転職エージェントをメインで利用して転職しました。
担当者(キャリアアドバイザー)は求職者が選べないので相性が悪いと感じてしまうとその後の転職活動に差し支えが出かねません。
Oさんは「あまりしょっちゅう他社の状況を聞いてこないでください」と一言言っても良かったかもしれませんね。
しかし他社での状況を全く伝えないと、他社で最終面接まで進んでほぼ内定が確定しているのに新しい求人をどんどん紹介してきたり、逆にあまり熱心に取り組んでもらえない可能性もあります。
複数の転職エージェントを利用する場合は「進捗があればこちらからお知らせする」と各担当者と約束し実行すると良いでしょう。
Iさんの場合はIさんの受け取り方た相性の問題なので担当者を変えてもらった方がいいかもしれませんね。
担当者が合わないと感じたらリクルートエージェントは「転職支援サービスお問い合わせフォーム」経由で担当者変更の申請ができます。
担当者変更専用の申請フォームがない転職エージェントの方が多いのでこれはありがたいシステムです。
担当者の変更なんて状況に合わないのが一番いいのですが。
もし担当者を変えるのが面倒であったりリクルートエージェントに愛想が尽きた場合はリクルートエージェントの利用をやめて他のサービスを利用しましょう。
求人編
一方他社さんでは「この会社に転職したい!」と思えるものがあり、結局他社さんにお世話になりました。
求人数が多すぎてブラック企業を排除できないのかな?という印象を受けました。
しかし結果的にはリクルートエージェントに紹介してもらった企業に転職することになりました。
多くの求人があるからといって、必ずしも求職者にあった求人があるとは限りません。
より自分に合った求人に出会うためには自分に合った転職エージェントを選定し複数登録することが必要です。
Oさんは他にも登録しておいて大正解だったようですね。
Sさんの場合は、ブラック企業があったとのことですが、激務=ブラック企業とは限らないかもしれません。
政府は国を挙げて働き方改革に取り組んでいますので激務の会社は減る傾向にあると思いますが、好きで激務をこなす人は一定数存在しそのような人が集まる会社も存在することを知っておきましょう。
リクルートエージェント にブラック企業の求人は存在するの?
ブラック企業とは定義がありませんのでなかなか判断が難しいところですが、リクルートエージェントのように大手の転職エージェントでは末端社員を使い捨てにするタイプのブラック企業は少ない傾向にあります。
その理由は以下の2つです。
- 企業に対して返金制度がある
- 企業が支払う報酬が高い
企業に対して返金制度がある
先述の通りリクルートエージェントは転職が成功したら企業から報酬が支払われます。
しかし一定期間内に転職者が退職してしまえば一定額や全額を返金しなければならないという規定を設けています。
企業の労働環境が原因で離職率が高い企業に求職者を送り込むことはリクルートエージェント にとってリスクが高いのです。
企業が支払う報酬が高い
リクルートエージェント経由で転職が決まった後に企業から支払われる報酬は転職者の年収の15〜25%程度と言われています。
仮に年収400万としたら60〜100万円を支払うことになります。
末端社員を使い捨てにするブラック企業は人一人雇うのに転職エージェントを利用せず、もっと費用の安い転職エージェントか求人掲載費のかからないハローワークを利用する傾向にあります。
まとめ
リクルートエージェント1社を登録しておくだけで他の転職エージェント3〜4つ分の求人にアクセスできることになります。
よって転職活動を行うのであればリクルートエージェントはおすすめです。
万が一あなたに合わない担当者に当たってしまえば変更を申請するか他の転職エージェントを利用しましょう。
リクルートエージェントの特徴などについては「図表で解説!リクルートエージェント3つ特徴!求人の質、年収アップ、評判・口コミは?」にまとめていますので参考にしてください。