監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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私は社会人4年生の時にはじめてCくんという後輩ができ、悪い意味で驚かされることの連続だったのですが、結局C君は私の指導力不足で彼は結局辞めることになりました。
その後私には新たに後輩ができたり、課長職に昇進してからは部下ができたりしていますが、C君を十分に指導できなかった反省を活かしています。
社会経験のない新入社員にはいつも驚かされてばかりでしょうが、まずは仕事をしてもらわないことにはお話になりません。
本記事ではどうしても使えない新入社員が自分の下についてしまった時の悩みと解決法について解説します!
こんな新入社員、部下が使えない!
新入社員は入ったばかりではどんな能力があるのか、どんな性格なのか分かりませんが、1ヶ月もすると大体どんなレベルか分かります。
能力が低いのはやる気でカバーすればいいのですが、困るのは能力もやる気も低い新入社員。
面接の時になんと言っていたのかは知らないが、なぜこんな人がうちの会社に・・・。
使えない新入社員はこんな感じではありませんか?
やる気が見えない!
何度言っても同じ間違いを繰り返す、会議中に寝ている、遅刻をする。
こんなことを頻繁にされたら指導する気すら無くなりますよね?
確かに自分の若い頃を思い出すと、同じことで怒られたり会議中に眠くなったり遅刻したこともある。
でもここまでひどくはなかった。
少なくともやる気はあったし、こんな間違いをしたら心から謝罪をして、同じミスを繰り返さないようにした。
自分が上司に受けた理不尽は部下にはやるまいと、やる気を無くさせまいと指導をするが、そもそも本人にやる気が見えないときは一体どうしたらいいのでしょう?
言葉遣いがなっていない!
部下が質問してきたことに対して丁寧に答えて
「これで分かった?」と聞くと、C君は「うん!」。
待て待て待て待て、友達か。
確かに日本語は難しいがお前は二十歳を悠に超えた社会人だろう。
ブチギレそうなのを抑えて口の利き方を教えます。
間違えたとしてもこんな言葉使いをするようでは、まだ大事なお客さんの担当には付けられない。
一気に全てを指導しては本人も頭に入りきらないでしょうから、少しずつ少しずつ指導をしていきます。
相手の立場や状況を考えない!
Cくん「こんなときどうしたらいいのか分からないので教えてください!」
私「お、おう。でも今ちょっと忙しいから後30分後に!」
さっきお客さんに同行訪問した直後で、複雑な計算がいる見積書をすぐにでも出す必要があるのを分かっているはずなのになんで今聞いてくるんだ、と思いつつ30分後にこのことも一緒に伝えようと思います。
営業でなくても相手の立場に立つことは社会人の基本中の基本。
分からないことを聞くのは重要ですが、相手の事情も常に考えなければいけません。
これも取引先にやってしまえばビジネスに影響し兼ねません。
仕事中にインスタを気にする!
最近の20代前半の若者はインスタ映えがとても重要。
一緒に出張に行っても隙を見て写真を撮りまくる。
インスタは女の子だけの流行ではないのですね。
最近は若者が車を買わない理由の一つに「スマホがいじれないから」ということがあるそうです。
なんという理由だと思いますが、彼らにとっては重要なことなのですね。
でも仕事中に写真を撮るタイミングが多すぎると先輩・上司からすると「仕事をせえ!」という気分になります。
見え見えの嘘の言い訳をする!
これは私も記憶にあります。
しかし当時の私もC君も分かっていないのは、証拠はなくても気持ちでバレることがあるということ。
C君が経験してきたことは私も経験しています。
詰めればボロが出ることは分かっていますが、可愛いと思える範囲であればあえて放置します。
しかし業務に差し支える可能性があるのであれば、厳しく指導しなければなりません。
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さてどうやったらそんな部下を成長させることができるんでしょうか。
会社の一員、ましてや自分のチームの一員なのであればどうにか使い物になってもらわねば困ります。
怒るのではなく指導をする!
頭ごなしに怒るのは良くありません。
怒られた本人のモチベーションが下がりその後の業務に支障が出兼ねません。
また最近は何かとハラスメントが問題になっています。
中にはちょっと怖いと感じただけでパワハラと捉える若手社員もいるようです。
どうしても役に立たないのであれば部下の仕事のレベルを下げるしかありません。
新入社員の仕事は入社した時点で車内で最も難易度の低い仕事なのでどうやって下げるのかが難しいところではありますが、いつも行なっている業務があれば頻度を下げたり、量を減らしたりするしかありません。
膨大な量をこなしてトライアンドエラーを繰り返して成長していくタイプであれば、本人が頑張ってこなせる量を与えればいいのですが、すぐに心が折れるタイプであれば少しずつ階段を登らせていくほか手段はありません。
ちなみにC君が寝坊した時に私と私の上司と対面して寝坊した理由を聞くと「最近仕事が忙しくて・・・」とのこと。
私と上司は「C君入社しから今まで同行営業しかしてへんがな!」と同時にツッコミました。
それでも何か対策が必要だと思ったので、上司と相談の上で同行営業の頻度を減らすことにしました。
確かにその後、寝坊は無くなりました。
いまだに寝坊の原因が仕事の量だとは考えていませんが、本人の言い訳も無くしていかなければ今後同じことを繰り返してしまう可能性があります。
追い込むのもいけませんが、甘やかすのもいけません。
時には放置してみる!
入社して1ヶ月も経てばある程度、業務も覚えてきます。
営業であれば一人で取引の少ないお客さんの訪問をさせますし、事務であれば少額の受発注を一通り一人でやってもらいます。
やはりどこかで独り立ちさせないと、いつまでたっても補助輪付きになってしまいます。
そのタイミングは難しいものがありますが業務を一通り学習させた後に難易度の低いものからやらせていくしかありません。
しかし使えない部下は比較的やさしいお客さんや業務でもトラブルを起こしてしまう可能性があります。
トラブルが起きたら先輩・上司であるあなたが責任をもって対処しなければなりません。
時には冷酷な判断も必要!
あの手この手で育てようとしても後輩や部下が育たないときはあります。
現実は残酷なものですね。
会社の利益に貢献せずに会社に在籍し続けることは極めて難しくなります。
もちろん会社からクビにすることはできませんが、会社によってはそれとなく促されることもあります。
会社が新人の成長に貢献できず、新人も会社の利益に貢献ができないのであればそれまミスマッチです。
ミスマッチの状態で会社にい続けることはお互いにとって不幸なことです。
C君の場合は、入社半年ほどして居心地が悪くなったのか、休みがちになり最終的には会社に来ることなく退職することになりました。
最後に
C君が辞めた直後は、もうちょっと指導の仕方でやりようがなかったのかな?、と思うことがありましたが、だいぶ経った今ははっきりと、私ではやりようがなかった、と言い切れます。
それはC君が能力がなかったということではなく、私との相性が悪かったのでしょう。
他の先輩や上司の下につけば、怒鳴り散らかされて成長していたかもしれませんし、圧倒的な量の仕事を渡されてどうにかこなすように促して成長していたかもしれません。
でも相性ばかりは一緒に仕事してみなければ分かりませんからね。
お互いベストを尽くした結果であればしょうがありません。
その結果を次の仕事に活かすしかないですね。
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