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今日は会社に行きたくない!確実に会社をサボる理由と有給休暇の活用法

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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布団の中で起きてスマホをいじってこの記事にたどり着いたんですね。

会社行きたくないですよね。

私も行きたくないです。

そんなあなたに会社を休める究極の魔法の言葉を教えます。

その魔法の言葉とは「ぎっくり腰」。

ぎっくり腰は誰にでも起こりうる急性の体調不良です。

ぎっくり腰は前兆がなくともなり得ますので今朝いきなりでも不自然ではありません。

実際にぎっくり腰になったら本当に動けません。

しかも一度ぎっくり腰になたらクセになってまたいつ再発するかわかりません。

さあスマホをとって以下の文をコピペして会社にメールを送信するのです。

件名:本日お休みさせていただきます。

各位

おはようございます。

今朝、腰に激痛が走り動けなくなってしまったためお休みさせていただきます。

恐らくぎっくり腰かと思われます。

当日の休暇申請で大変申し訳ありません。よろしくお願い致します。

あなたが今日ズル休みした理由は何ですか?

会社休んじゃいましたね!

さて、あなたはなんで今日会社を休みたかったのですか?

  • 昨日飲みすぎた
  • 夜更かししすぎた
  • 月曜日だから
  • 雨だから
  • 何となく

そんな日もあると思います。

あなたの会社にいる偉い人が全員仕事をズル休みしたことがないなんてことはないはずです。

ズル休みをするのはクセになる可能性もあるのでほどほどにしましょうね。

でも今日はもうメールを送っちゃったんだったら思いっきり休みましょう!

本来仕事が充実していると会社を休みたくないと思うものです。

適切に有給休暇をとればそれで事足りるはずです。

何か嫌なことでもあるんですか?

私がブラック企業に勤めて2年目以降は毎日「休みたい!」と思っていました。

一年後には「辞めたい!」に変わっていたのですが。

私はブラック企業勤務当時は毎日嫌なことしかありませんでした。

  • 日沈までの営業活動
  • 日没以降か土日の会議と資料作り
  • 理不尽に怒鳴られる
  • 先輩社員が売り逃げした顧客のフォロー

でも有給を取った事がありませんでした。

と言うか有給を取ると言う概念が会社に無かったのです。

当時の私にアドバイスできるのであれば「有給を取って転職活動をしろ!」と言ってやりたいです。

ブラック企業に勤めていた当時は身内の不幸以外で休んでいる人を見たことがありませんでした。

一度勇気を振り絞って有給申請をしたところ、上司に申請書を丸めて投げ返されたことがあります。

取得理由を私用にしたところ、身内の不幸以外で休むやつなんて聞いたことないと・・・。

それほどブラックじゃない会社でも有給を使う概念が希薄な会社もあるとは思いますが、有給は労働者の権利。

本来使ってもいいものです。

あなたが今働いている環境はブラックではないですか?

新卒で入社してしまうとその環境がさも当たり前のように感じてしまいます。

休みなく働いていると会社以外の人と触れ合う機会もなくなり、一般的な会社とはどのようなものか分からなくなります。

普通の会社というものは存在しませんが、有給を使える会社の方が一般的です。

あなたの同級生など同世代の社会人と自分が働いている会社のことを話ししてみてください。

きっと世の中にはいろんな会社があることにびっくりすると思います。

ちなみに私は大学の同窓生と飲んでいる時に私が勤めているブラック企業の話をすると周りは全員引いていました。

その時に私の会社はブラック企業であり、このままでは同世代に給料も社会人としてもどんどん差が開いていってしまうと危機感を募らせ転職への決意を固めて行くことになるのです。

もし私のブラックエピソードを見て(うちの会社はまだ一般的だな)と思うのであればズル休みはこれっきりにしましょう。

次の章で充実した有給の使い方を解説しています。

私のブラックエピソードに共感したり(いやいやうちの会社はもっとひどい)と感じたのであればブラック企業にお勤めなのかもしれませんね。

転職を検討してもいいかもしれません。

そもそも有給とは

厚生労働相によると「雇入れの日から6か月継続勤務し、その間の全労働日の8割以上出勤した労働者に対して最低10日を付与しなければならない」とあります。

労働者に認められている権利ですね。

取得理由は私用で十分です。

よほどの繁忙期でない限り認められます。

有給休暇の活用法

多くの日本人は多くの有給を残したまま使えずにいます。

身内の体調不良や不幸などやむを得ない事情で有給休暇を取る人はいるかと思います。

しかし有給休暇は特別な事情がなくとも使って良いものです。

休みの前後の日に有給を引っ付けて旅行を楽しむ、水曜日の午前中だけ半休にして火曜日の夜に思いっきり遊ぶなどして有効活用してみてはいかがでしょうか。

月に1日2日休んでも実際はさほど業務にさしつかえはありません。

よく働きよく遊ぶことが仕事もプライベートも充実することにつながります。

周りの人のことも考えて有給休暇を取ろう

休みの時にお互いサポートできる職場の人間関係を構築しておくことも大切です。

事務の仕事をしている人は自分が担当する仕事を他の事務員ができるようにしておけば、自分が休んでも業務は回ります。

このような体制を作るのは上司の役目でもありますが、忙しい上司はなかなかそこまで手が回らないもの。

一度上司に提案してみるのも良いでしょう。

営業であれば繁忙期でない時期を選ぶ、顧客訪問をとある日に集中させておいて有給休暇の日程を調整することができると思います。

会社と取引先に迷惑のかからない範囲で有給休暇を取れるよう調整出来る術を身につけ環境を作りましょう。

私のぎっくりエピソード

冒頭の話に戻りますが私は実際にぎっくり腰になったことがあります。

ホワイト企業に転職して数年が経ったある年の成人の日を絡めた連休の中日。

溜まった洗濯物を全部洗ってやろうと洗濯機に洗濯物を入れたその瞬間です。

腰がピキッといったかと思うと激痛が走りそのままゆ〜っくり洗濯機に土下座をする形で沈み込みました。

今まで感じたことのない激痛を感じるとともにすぐにこれがぎっくり腰だと気づきました。

噂にたがわぬ激痛。

そして全く動けない。

洗濯機のある場所から数メートルのベッドルームに1時間くらいかけてたどり着き、なんとか仰向けに寝る事ができました。

この時に私が思ったことは(連休の中日でよかった)でした。

当時私は仕事が楽しく仕事に支障が出るのが嫌だったのです。

ブラック企業に勤めている頃だったら間違いなく(なんで平日にぎっくり腰にならないんだ!)と思っていたでしょう。

ぎっくり腰の原因は様々だそうですが腰を支える筋肉や筋など柔らかい組織が損傷することに起因する事が多いようです。

それからはなるべく姿勢を良くして腰に負担をかけない姿勢を保つように気をつけました。

最後に

良い仕事をするためにはよく遊ぶこと。

分かってはいても実践するのはなかなか難しいものです。

同じ会社で数年働いている人であれば12日以上の有給休暇を持て余している人もいるかと思います。

月に1日以上休めることになります。

毎年全て使い切っているとまとめて休みを取らざるを得ない場合に困るかもしれませんのである程度残しておいた方が良いと思いますが、あまり毎年残しすぎて有効期限が切れてしまうのも勿体ないことです。

あなたの仕事は月に1日休んで業務に支障が出ますか?

多くの人は支障が出ないと思います。

むしろ明日への活力が湧いてくると思います。

有給休暇を取ったことがない方は一度活用方法について考えてみてください。

きっと人生が少し豊かになりますよ。

ABOUT ME
監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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