監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
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あなたが十分な自己分析と企業分析を行って、(この会社で働きたい!)と思った企業での面接。
すでに書類選考に通っているということはあなたは既にその会社に興味を持たれています。
採用されるということは(この人ならうちの会社で貢献してくれそうだ!一緒に働きたい!)と思ってくれるということ。
そのためには面接がどんなものなのかを知っておく必要があります。
実際の転職面接の流れとはどんなものなのか、必ず聞かれる質問でどのような受け答えをすべきなのかを解説します!
模擬面接をやっておこう
企業・自己分析も終わり履歴書も送った!さあ、いざ面接!ではなく模擬面接を行いましょう。
転職エージェントによっては模擬面接を行なってくれるサービスがあります。
採用担当者と転職エージェントの担当者の視点には共通項がありますのでこれを活用しましょう。
実際の面接では本記事で紹介した質問が聞かれない場合もありますが、表現が違うだけで同じことを聞いていることもあり得ます。
また本記事に書いていないような質問を受けることもありますが、全ての質問を想定することはでいません。
臨機応変に対応できる力も模擬面接で身につけましょう。
また事前に模擬面接を行うことにより安心と自信を身につけることができます。
もし転職エージェントに登録していない場合は家族や友人に面接官役をお願いしましょう。
ちょっと恥ずかしい・・・という場合でも、想定される質問の回答は一度声に出してみることをお勧めします。
※模擬面接に関してはこちらの記事にまとめています
面接に臨もう
面接では履歴書と職務経歴書に記載した内容に沿って話をします。
面接で回答したことが履歴書と職務経歴書の内容と違うということにならないよう、面接前に提出した先行書類を見直しましょう。
選考書類と回答内容に一貫性を持たせる必要があります。
しかし書類に書いてあることをそのまま話しするのでは面接の意味がありません。
書類に書いたことのどこを聞かれても、より掘り下げて具体的な回答ができるよう想定しておきましょう。
面接では想像もしていなかったようなことを聞かれる場合もありますが、この場合は誠意を持って正直に答える他ありません。
明るく前向きな雰囲気を心がけリラックスして自分らしさを前面に出せるよう面接に臨みましょう。
服装と持ち物をチェック!
服装は清潔感があり、持ち物は抜かりないか面接前日と朝、入室直前に確認しましょう。
第一印象は時に話の内容よりも重要です。
面接にふさわしい身だしなみであることをトイレの鏡やスマホのカメラ機能で確認してから入室します。
服装や持ち物に抜かりがないことを確認できれば100%の力で面接に挑むことができます。
※面接の服装と持ち物に関してはこちらの記事にまとめています。
自己紹介をしてください
事前に行った自己分析と企業分析を元に、企業がどのような人材を求めており、その人材こそが自分であることを暗に示している自己紹介を行います。
まずは自分が提出した履歴書により自分に興味を持ってもらい、面接の時間と場所を提供してもらったことに対して感謝の意を手短に伝えましょう。
次に名前と職歴の概要を手短に伝え、仕事内容は相手が興味を持つであろう業務内容を具体的に話しします。
取引先名など守秘義務に反する固有名詞は出さないよう気をつけましょう。
あまりに前職の情報を面接で話しすぎると信頼に問題のある人物と評される可能性があります。
※自己紹介に関してはこちらの記事にまとめています。
退職・転職理由は何ですか?
前の会社では実現できないことが転職先では実現できる、持っているスキルが今の会社では発揮できず転職先では発揮できる、といったような前向きな理由が必要です。
より給与の高いところへ、勤務時間の短いところへ、人間関係が悪くて、など条件のみにフォーカスしたりネガティブな理由だと同じ理由で辞める可能性があると思われてしまいます。
後ろ向きな理由で退職・転職したとしても前向きな理由に置き換えましょう。
※転職理由に関してはこちらの記事にまとめています。
志望動機は何ですか?
自分の経験やスキルをどのように転職先の会社で活かすことができるかということを中心に話しましょう。
ここでも企業分析と自己分析が活きてきます。
企業理念や社風が自分に合っているなどの理由は採用担当者が一番聞きたいことではありません。
今までこういう経験と知識を得たのでそれを活用して御社に貢献できると思っている、という流れで具体的に話をしましょう。
社風、商品が好きだからという志望動機はよくありません。
面接官が知りたいのは会社を好きになった理由ではなく、どんな経験と能力を持っていてそれを使ってどう貢献してくれるかです。
※志望動機に関してはこちらの記事にまとめています。
3年後、5年後、10年後のあなたのキャリアプラン (将来像)は?
3年、5年、10年先を見据えていることを具体的に話をしましょう。
場当たり的な転職活動ではなく将来を見据えた転職であること、企業のビジョンと転職者のビジョンがマッチしていることを確認されます。
※キャリアプランに関してはこちらの記事にまとめています。
あなたの長所と短所は何ですか?
趣味や遊びでのエピソードではなく、仕事に絡めた具体的な話をするようにしましょう。
上司やお客さんから言われた一言などを客観的評価として持ち出すのも効果的です。
短所に関しては話をした後に改善中であることを付け加えましょう。
※長所と短所に関してはこちらの記事にまとめています。
最後に聞きたいことはありますか?(逆質問)
多くの場合、最後に質問を聞かれます。
企業としては入社後なるべくミスマッチが起きないように疑問を解消しておくという意図があります。
2つ以上は質問を用意しておきましょう。
しかし必ずしも用意しておいた質問をしなければいけないわけではありません。
面接の受け答えの中であらかじめ用意していた以外の質問が湧いてきたらそれを聞いても構いません。
しかしホームページや会社案内、求人票を見て確認できるような質問は避けます。
また条件・待遇面は時と場合によっては聞ける場合もありますが、内定後に確認するようにします。
入社してからこんなはずではなかった、という事が無いよう気になることは聞いておきましょう。
※逆質問に関してはこちらの記事にまとめています。
どれだけ良いアピールができても最後の印象が悪ければ台無しです。
最後の質問が終わり面接が終了したら、自分のために時間を取ってもらい面接してもらった感謝の意を伝え退室しましょう。
感謝状・お礼メール
必ずしも出す必要はないものですが、自分と同じレベルの応募者がいた場合やギリギリ合格ラインに届かない場合に有利に働く可能性があります。
面接後にカフェなどに入ってすぐに感謝状を書き送付しましょう。
メールで送る場合は特に直後に出した方が効果的です。
郵送で送る場合でも、面接日の翌朝に届くようにしましょう。
感謝状に自己PRを更に書くと、面接の場でなぜ言わなかったのかと思われますので、あくまで面接してもらったことに対する感謝を伝える文面にとどめます。
※感謝状・お礼メールに関してはこちらの記事にまとめています。
最後に
面接では謙虚かつ自信がある態度、前向きな姿勢も必要です。
これらを感じられなければ同じ回答をしていても面接官への印象は違います。
入念な準備をしておけば面接に自信を持って挑めます。
面接官が確認したいことは目の前の転職希望者が会社が求めている人材か、また一緒に仕事がしたいか、ということ。
私こそが御社が求めていた人材ですよ!という気持ちで面接に臨みましょう。
せっかく会っているのですから、あなたの能力・スキル・経験を説明するだけではなく人間味も伝えられるとさらに好印象です。