監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
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私は新卒で超ニッチな事業を扱う会社に入社しました。
具体的な事業名を書くと会社が特定できてしまうので書けませんが、主に個人事業主がターゲットの営業職でした。
その事業はあまり世の中の経済状態とは関係がなく、新聞やニュースを見ても仕事にあまり役立ちません。
私は日本経済の蚊帳の外で仕事をしている感覚でした。
上司は「とにかく外回りをして売ってこい」の一点張り。
本来であれば市場規模を把握し、その市場の中での立ち位置を確認して、ターゲットを絞り、期の予算を立て、その予算を達成するための戦略を立てて実行せねばなりません。
目標もなく積み上げ方式で終わりの見えない営業活動を続ければ、営業は疲れ果ててしまいます。
一般的に市場は「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」を経ますが、転職後によくよくその事業のことを考えたら、衰退期だったと思います。
成長期や成熟期に経験している私の元上司は市場の状態を把握できずに、栄光をもう一度、とばかりにただ売ることを部下の私に求めました。
市場が縮小している中でいくらシェアを拡大しても、会社全体の業績を伸ばすのは極めて困難です。
そんな業界や会社にいては給料が上がるはずもありません。
新卒でその業界に入社してしまった私は「社会経験も少なく、実績もない私が転職なんてできるはずない」と思いこみ、日々が流れていきました。
しかしある日、私は右肩上がりの業界に転職が可能であり、年収も労働条件もかなり向上することを知りました。
ブラック企業でもあった前の会社が嫌になり(いずれは転職!)と思っていた時に転職エージェントに登録をしたところ、私のキャリアでも結構いい条件の会社から内定を得られる可能性が高く、実際に私と同じような状況の人が転職に成功しているというのです。
転職エージェントもビジネスなので、話半分に聞いていましたが、いろいろ調べるとそのいい条件の会社の所属する業界は、今後5年ほどは右肩上がりが約束されているような業界でした。
その後私はdodaを利用して日本や海外の有名電機メーカーや車関係のメーカーに化学製品を販売する商社に転職できました。
原油価格、為替、日本や海外の政府の方針など全てが仕事に関係します。
誰も知らない超ニッチな市場で細々と営業をしていた頃と比べると、今の仕事は充実しています。
もちろん給料面でも。
この記事は私の経験を元に、今から右肩上がりに伸びる業界に転職する方法をご紹介します。
最後まで読むと、1~2ヶ月後には右肩上がりの業界で働いているかもしれませんよ!
これから伸びる業界に転職したい3つの理由
その業界の中にいなければ、その業界本来の動向を知るのは難しいものです。
隣の芝が青く見えるのかもしれませんし、そうではないかもしれません。
でも自分の会社がこれから伸びる業界にいるに越したことはないですよね?
こんな瞬間に伸びる業界に転職したいと思うんじゃないですか?
今の業界が斜陽産業だと入社してから気づいた
斜陽産業、ピークが過ぎて需要が減ってきている産業です。
人口が減少と少子高齢化の日本においては斜陽産業になっている産業があります。
人口が減ればそれだけ食事をする人も減るのに加えて、調理隅の食品を購入する「中食」や軽減税率も進むので、外食産業は日本だけで成長するのは難しいでしょう。
外食産業は、今後インバウンド(訪日外国人)や法人の交際費の増加などのプラス要因もありますが、日本市場だけではリスクが大きいので、多くの企業が海外に打って出ています。
他にも技術革新によって産業そのものがなくなったり極端に縮小することもあります。
様々なものがスマホに集約されたことにより、カメラや出版産業は斜陽産業になっています。
しかし特に学生だと、あまり斜陽産業を気にせずに就職してしまう人が一定数います。
私がそうだったのですが。
斜陽産業に入ってしまうと給料が上がる可能性が低くなります。
上がったとしても他の業界よりも昇給率は低くなるでしょう。
しかし斜陽産業に入社しても後の祭りではありません。
社会人には転職という手があるからです。
業界は悪くないみたいだけれども会社の業績や労働分配率が悪い
業界自体は悪くないのに、あなたの会社がその業界で負けていると年収は良くなりません。
また業界自体は悪くないのに、会社の労働分配率が悪い会社でも同様です。
労働分配率はと、企業において生産された付加価値全体のうちの、どれだけが労働者に還元されているかを示す割合のことです。
要は儲けを社員に給料として還元しない会社です。
業界はいいと思っていたのに、いざ入社してみたら長時間労働で給料も安い・・・なんてことになると転職もしたくなります。
ニッチな世界すぎて日本や世界経済の外にいるような気がする
あまりにもニッチな産業(スキマ産業)はやりがいを感じない場合があります。
こっそり儲かっていればいいのですが、こっそりも儲かっておらず、その産業しか知らないために会社の業績も良くならない、なんて会社はたまにあるものです。
私は社会人になって最初の方は日経新聞を読んでいましたが、原油価格がどうとか、日本・アメリカ・欧州・中国・アジアでの車の販売数がどうだとか、政府の方針が変わったとか書いてあっても全く仕事に影響を感じませんでした。
あまりにニッチすぎる業界にいると日本経済の外で細々仕事をしている感じになり、その業界でしか生きていけなくなります。
右肩上がりに伸びる業界に転職するために知るべき3つのこと
さてあなたは右肩上がりの業界に転職したいと思いますか?
もし転職活動を開始するのであれば、この3つは知っておいて損はありません。
5年後は伸びても10年後20年後は分からない
ネットで「市場の名前+今後」を調べると、20年後くらいまでは予測が出てきます。
5年くらいであればおおよそその通りに行くかもしれません。
しかし今の時点での10年後20年後の予想は全く当てになりません。
技術革新のスピードが格段に上がっており、ありとあらゆるものがコモディティ化しているからです。
これから伸びる!と思って、その業界に転職したのに、10年後には斜陽産業になっていた、なんてことは実際にどこかの業界で起こるでしょう。
また業界自体は拡大してもその業界内で敗者になってしまえば、年収という形では転職した甲斐がなくなってしまうかもしれません。
こっそり儲かっていて労働分配率の高い会社を探す
上場している会社であれば、帳簿を公開して、いくら儲かっているか示さねばなりません。
しかし儲けを公開すると、株主から利益還元の声が出てきます。
そうなると社員への配分が減ってしまいます。
狙うべきは伸びる業界の中でも、労働分配率の高い会社です。
上場していなくてもオーナー会社で労働分配率が悪い会社もあります。
労働分配率の良い企業は、次の章で紹介する転職エージェントが教えてくれます。
エージェントレポートを利用する
優秀な会社は人を雇う際に、転職エージェントを利用します。
会社からすると人を探すのにコストがかかりますが、転職エージェントを利用すると高確率で優秀な人材を確保できるからです。
ということはあなたが伸びる業界の中でも優秀な会社に転職するためには、優秀な会社が利用する転職エージェントに登録しなければいけません。
その転職エージェントの中で求人件数No.1の リクルートエージェントには優秀な会社も求職者も集まっています。
筆者はdodaに紹介してもらった会社に転職したのですが、リクルートエージェントにも登録をしていました。
リクルートエージェントの情報も利用して転職活動を進め、結果的にdodaに紹介してもらった求人が最も良いと判断したのです。
ちなみに求人件数ではリクルートエージェントがNo.1、dodaがNo.2です。
さてリクルートエージェントに登録をすると「エージェントレポート」というサービスを利用できるようになります。
このレポートを見れるようになるだけでもリクルートエージェント に登録する価値は十分にあります。
このレポートはリクルートエージェントの日本最大の転職市場ネットワークで調べた各業界や会社の動向、仕事のやりがいなどについて詳しく記載されています。
これから伸びる業界を探すのであればエージェントレポートを利用しましょう。
また登録をすると面談を受けることになりますが、この面談でもこれから伸びる業界を転職のプロの目線で教えてもらうことができるのでオススメです。