監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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転職活動に欠かすことのできない転職エージェント。
あなたが転職エージェントに登録をするとあなたの担当者となるキャリアアドバイザーから電話やメールなどで連絡があります。
キャリアアドバイザー のお仕事は転職希望者であるあなたと求人を出している企業をマッチングさせること。
転職が完了すると企業から転職エージェントに報酬が支払われます。あなたの転職が成功したらWIN-WINならぬ三方良しのWIN-WIN-WINとなるわけです。
あなたの今後の人生に大きく関わる転職活動をキャリアアドバイザーは二人三脚で転職活動を進めていくこととなります。ここで大切なのはキャリアアドバイザーとの相性。
キャリアアドバイザーに対して以下のような感情を持ったら即刻対処が必要。
- なんか合わない
- 連絡が遅い
- 態度が失礼
- 能力が低い
- 自身の成績や会社の業績を第一に考えており、あなたのことを重視してくれていない
本記事では担当のキャリアアドバイザーと合わないと思ったときに行うべき対処についてお伝えします!
①あなたは落ち度がない対応を全うする
転職エージェントにクレームを出す時や担当者変更を願い出たときなどに、こちらも悪いがあちらも悪いなどと言われることのないようあなたは誠意ある対応を全うしましょう。
言った言わないの話になると水掛け論ですので、重要なやりとりについてはメールで行い記録を残すことをお勧めします。
転職エージェント自体は悪くなくても運悪くあなたに合わないキャリアアドバイザーに当たってしまうと可能性は十分にあり得ます。
そのような事態が起こらないように転職エージェントは日々社員教育を行っていると思いますし、転職エージェントによってはホームページに顔写真付きでキャリアアドバイザーを紹介しているところもあります。
しかし転職エージェントは日本に何十社もありキャリアアドバイザーは千人を超えます。
キャリアアドバイザーの中には悪意を持った人は少ないかもしれませんが、あなたに合わない人はいるでしょう。
そんな時でもあなたに非がある態度や行動をしては、同じ転職エージェントを継続して利用する場合など以後の転職活動に影響が出るかもしれません。
何よりあなたが不誠実な対応をしていてはあなた自身も気持ちよく無いでしょう。
キャリアアドバイザーに対しては以下のことを心がけましょう。
- 転職の意思が強いことを伝える
- 連絡をこまめに行う
- 本音で正直に話をしている
キャリアアドバイザーは転職者に対して公平に接するものですが、キャリアアドバイザーも人間です。上記の3つができている人に対してはつい親身になってくれます。
逆に本当に転職する気があるの分からなかったり、一生懸命案件を紹介してくれているのに反応がなかったりするとキャリアアドバイザーも本腰を入れて対応してくれないかもしれません。
キャリアアドバイザー も仕事ですから、あなたよりも転職に近い人がいればそちらに力を入れるのは当然のことです。
「いい司会者があれば転職するかも」という人よりも「すぐにでも転職したい!」という人であれば後者の方が優先されます。
キャリアアドバイザーにも問題はあるかもしれませんが、今一度自分の態度や行動も見返してみましょう。
②担当変更を希望する
あなたに合わないキャリアアドバイザーに当たってしまっても、そのキャリアアドバイザーが所属している転職エージェント自体はあなたが興味を持って登録したのですからあなたにとって魅力的なはずです。
キャリアアドバイザーが合わないからと言って転職エージェントごと切ってしまうのは勿体無いですし、たまたまその人だけ合わなかったのかもしれませんので担当者の変更を希望しましょう。
多くの転職エージェントは担当者を変更する場合は、担当者変更の専用申し込みページや問い合わせフォームから連絡する事ができます。
※doda(左)の担当者変更専用申し込みページ
※リクルートエージェント(右)の問い合わせフォーム
担当変更専用ページがない場合は、担当変更の希望だけではなく明確な理由も記載するようにしましょう。
理由もなく担当を変更されてしまえば今の担当者も気分が良くありませんし、次の担当者も同じく理由もなく担当変更させられてしまうのであれば安心して担当につく事ができません。
担当者の変更が完了すれば新しいキャリアアドバイザーは改めてカウンセリングを求めてきます。
あなたは前任者とカウンセリングをしているので二度手間だと感じることがあるかもしれませんが、別の人とカウンセリングをやり直すことで前任者でうまくいかなかった反省を踏まえて対応してくれます。
あなたも前任者とうまくいかなかった理由を考えてカウンセリングに臨むとより良い結果につながるでしょう。
また一度会ったことのある転職希望者とそうでない転職希望者では前者の方がキャリアアドバイザーも協力的になります。
転職エージェントの規模や業界・職種・地域によっては専任のキャリアアドバイザーが少ないなどの理由で変更ができない場合もあるようなので注意が必要です。
③複数の転職エージェントの登録する
転職活動の最初から1つの転職エージェントだけに登録をしているとそのキャリアアドバイザーがあなたに合わなかったときに他の転職エージェントに登録し直してまた一からやり直さなければなりません。
このリスクを低減させるために転職活動を開始するときに2つ以上の転職エージェントに登録する必要があります。
仮に最初に登録した転職エージェントの担当者が合わなくて担当者を変更するのは心情的にも負担があるかもしれません。
そのときに第2第3の選択肢をすでに持っていれば、1つ目の転職エージェントには断りを入れて他の転職エージェントをメインに使えば良いということになります。
キャリアアドバイザーが合わないからと言って、無視をするような形で連絡を断つのはやめましょう。
転職エージェントを複数登録するのはリスクヘッジの他にも、各社の非公開求人の情報を得られるというメリットもあります。
企業によっては複数の転職エージェントに同じように求人を出している場合もあれば、一つの転職エージェントに絞って求人を出している場合もあります。また転職エージェントによって得意とする業界や職種があったりもします。
3つの転職エージェントに登録をすると3人のキャリアアドバイザーとやりとりをすることになります。
5つの転職エージェントに登録したのであれば5人です。
転職期間中に5人のキャリアアドバイザーとやりとりをするのはなかなか大変です。
自分で管理できる範囲の数の転職エージェントに登録をするようにしましょう。
私はdodaとマイナビとリクルートエージェントの3つに登録し転職活動を開始しました。
どこのキャリアアドバイザーも熱心に取り組んでくれましたが、最終的にはdoda経由で転職に成功しました。
最後に
チェンジ!とはなかなか言いにくいですよね。
でも転職にはあなたの人生がかかっています。
後悔のない転職活動をするためにもキャリアアドバイザーが合わないのであれば遠慮なく変更するなり、他の転職エージェントに切り替えましょう。
転職が成功したかどうかが分かるのは転職した後。
どう転んでも後悔しないキャリアアドバイザーを見つけ転職活動を進めて行きましょう!