監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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僕みたいな一般人が転職するんだったら資格の一つでも取ってからにしないと、いい転職はできないんじゃないかと思う。
でも仕事をしながら資格をするのはキツい…。
実はすでに一回挫折しているし、どうしたらいいんだろう!?
明確にお目当ての企業や業界・職種に転職するために資格が必要なのであれば、取得する必要があります。
しかし目的がはっきりしていないのに無闇に資格を勉強しても、いい転職に結びつかなかったり、資格の途中で挫折して時間を無駄にしてしまうでしょう。
漠然と資格に囚われるくらいであれば資格にとらわせず転職活動を開始するのが正解です。
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
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私(筆者)の目的は資格ではなく転職だった
私は新卒で店舗開発系の会社に営業職で入社。
残業・休日出勤当たり前、上司は怒鳴り散らし、お給料は少ない典型的なブラック企業でした。
そんなブラック企業からホワイト企業に転職した過程を資格を切り口にお伝えします。
資格が必要だと考え、勉強開始!
私はブラック企業に嫌気がさし「いつかは転職」と考えていましたが、ろくな経験も資格も無いままだとまたロクな会社に入れないと思った私は、転職の前に宅建を取ろうと考えます。
店舗開発系の営業で、不動産に関わっていたので「宅建だったら取れるのでは?」と考えていたのです。
しかし私は店舗にも不動産にもこだわりがあったわけではありませんでした。
「今の仕事に関連していて有名な資格だから宅建を取ってみよう。」
簡単に言えばこのような理由で取得を目指していいたのですが、正直にいうと特に何も深く考えていなかったのだと思います。
完全に舐めてますよね。
本を買い宅建教室にも通った私ですが、本は1/3ほど読んだところで行方不明になり、せっかく高いお金を払った宅建教室はいつの間にか行かなくなり期限切れに。
そして試験当日、受かるわけはないのに記念受験のように宅建会場に向かいました。
結果は言わずもがな。
資格がないまま転職活動へ
その後しばらくその会社にいるのですが、入社3年経った時にこのままでは自分の将来が危ないと思い転職エージェントに登録をして転職活動を開始。
転職エージェントと資格に関することなど全く話はせず、ただただ現状を変えたいと要望を伝えました。
転職活動はとんとん拍子で進んでいき、2ヶ月後には化学品商社に営業職として入社。
転職のために宅建の勉強をしていた私が化学品商社です。
その化学品商社はホワイト企業でした。
仕事は忙しいですが時間内に仕事を終わらせないと指導を受けますし、休日出勤があれば代休を取るように上司に言われます。
お給料もボーナスも前職を遥かに上回りました。
転職に成功したのです。
もし資格を取っていたら
しかし万が一私が宅建に合格していたらどうなっていたでしょう。
おそらく宅建にこだわって不動産業界のみを転職先の候補にしていたと思います。
まず化学品商社には転職していなかったでしょう。
私は少ない知識と経験で資格取得を目指しましたが、転職の本当の目的はブラック企業から脱出することでした。
今考えたら宅建取得を目指したのは極めて狭い私の知識と経験の中でたどり着いた結果。
そして転職後に思ったことは「転職に資格は必要ない」です。
宅建のくだりは今書いていると恥ずかしい限りですが、冷静に見渡してみると意外と宅建を目指した過去の私のような方を見かけます。
「簿記3級」「TOEICで高得点」「宅建」あるに越したことはありません。
しかしあまり資格にこだわりすぎずに、転職という本来の目的を忘れないでください。
企業は利益に貢献してくれる人を採用したい
仮にあなたが50歳でQRコードの決済システム会社東京本社の営業課の課長だったとしましょう。
今まで20年近くあなたと40代の一人の部下とで関東エリアを担当してきました。
しかしコロナの影響で非接触決済の需要が拡大し、2人ではこなせなくなってきています。
このような状況で、あなたはどんな方を採用したいですか?
私が採用担当者だったら、資格よりもまずは即戦力になる若い方がいいと思います。
長く勤める気があることは大前提です。
「ITパスポート」やセキュリティ系の資格があるに越したことはないですよ。
海外とのやりとりもあるのでTOEICが650点以上あることに越したことはないですよ。
しかし1番の条件は営業経験2年以上の即戦力です。
次に、今の忙しい時期を乗り切って、将来的には課を任せられる管理職に育ってくれる人材がいいので20代半ばくらいがいいですね。
途中入社で求められる第一条件はほとんどの場合、即戦力。
資格は二の次三の次です。
「ITパスポートとTOEIC650点持ってます!でも営業経験ありません!」では話にならないのです。
もし同じ条件と思われる人が2人応募してきて、片方が資格を持っている場合は資格を持っている人が内定になるでしょう。
仕事が問題なく回っているのに人を雇う企業なんてほぼありません。
その会社も急に人が辞めてしまったり、急に事業が拡大して人手不足になったりと緊急事態が生じて求人を出すのです。
都合良く、営業経験があって、20代〜30代前半、資格も持っている満点の人が応募してくることなんてほぼありません。
事務員さんなんかでも同じようなことがあります。
大ベテランの事務員さんが家庭の事情で急に退職することになったら、簿記3級を持っている人よりも事務経験10年以上ある人の方が欲しいです。
「簿記3級は持っているけど事務経験はありません!」という方では、大ベテラン社員の後釜にはなりません。
という具合に会社によって求める人材は、会社によって異なります。
あなたが今資格を持っていなくても、今あなたの経験を求めている会社は確実にあります。
あなたは今転職したいんですよね?
今やるべきは資格の勉強ではなく、転職活動を始めることです。
もしあなたの目的が転職なのであれば、今すぐ転職活動を始めてしまいましょう。
転職活動を始めるのであれば求人件数圧倒的No.1の『リクルートエージェント』がおすすめです。
転職活動に資格はいらない
転職の役に立つ資格を取るのにどれくらいの勉強時間がかかり、資格があることでどれくらい転職が成功できる可能性が上がると思いますか?
難関資格の登竜門とよく言われる宅建(宅地見物取引主任者)であれば250時間、毎日2時間の勉強を4〜5ヶ月続ける必要があります。
簿記3級の勉強時間は50時間以上、毎日1日1時間以上勉強して1〜2ヶ月です。
仕事の後や休日にこれだけの時間を費やすのですから結構ハードです。
そして資格があることにより転職成功率が上がるかというと、それは分かりません。
数ヶ月後に求人があるかなんて誰にも分からないからです。
今したいことは今やっておかなければ、いつの間にかできなくなることがあることはコロナで学びました。
これだけの時間を使う前に、転職エージェントにたった2時間だけ使ってください。
転職エージェントに登録をすると、専任の担当者が付いてカウンセリングを受け求人を紹介してもらうことになります。
コロナ前までは転職エージェントの事務所に訪問してカウンセリングを受ける必要があったのですが、今はほぼすべての転職エージェントが電話カウンセリング・求人紹介に切り替えています。
つまり登録をすれば家にいながら求人紹介を受けることができるのです。
ここまでやって「やっぱり資格が必要だ!」となれば資格の勉強に入ればいいでしょう。
『リクルートエージェント』はリモートでの転職支援サービスをいち早く取り入れておりノウハウも溜まっています。
面接がリモートの企業の求人も数多く扱っているので登録必須です。
あなたの人生で一番若いのは今
あまりに資格に拘っていると、せっかく資格なしで転職できるチャンスを逃してしまうかもしれません。
なぜなら資格なしの転職は、若ければ若いほど有利だからです。
そしてあなたが一番若いのは、まさに今。
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