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まだ遅くない!?面接官が語る10連休の転職活動で知るべき3つのこと

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。

2008年のゴールデンウィーク前に私は会社を辞めました。

新卒で入社した会社が典型的ブラック企業だったのですが、気がつけば3年の月日が経っていました。

3年経った時にふと思ったことは

次のゴールデンウィークをなんとなく遊んだりダラダラ過ごしたら、また数ヶ月転職を考えなさそう

ということです。

ブラック企業に一生勤める気はないのですが、辞める勇気も出てこなかったのでダラダラ3年も勤めてしまったのです。

しかしこの年は違いました。

本来であれば次の職場を見つけてから辞めるべきなのですが、毎日遅くまで仕事で土日も会議やら資料作り。

とても次の職場を見つけてから転職できるような状況ではありませんでした。

でもこれは本当に危なかったんです。

退職してからすぐに転職エージェントのdodaに登録をして1ヶ月後には次が決まったから良かったものの、もし退職するのがあと半年遅れていたり、転職活動が長引いていたら無職のまま100年に一度の経済危機リーマンショックに飲み込まれていたかもしれなかったのです。

若かったというか、運が良かったというか、とにかくリーマンショックの前に就職できて良かったと思います。

あなたがもし転職を検討しているのであれば、ちゃんと次の職場を決めてから退職してくださいね。

そのためにはこの10連休をフル活用しましょう。

本記事では10連休を利用して転職活動を行う時に知っておくべきことをお伝えします!

最後まで読めば10連休明けには次の職場が決まっているかもしれませんよ!

この連休を逃すと、まとまった休みがしばらくない

仕事をしながらの転職活動は何かと大変です。

仕事が終わってから転職エージェントに行ったり、求人を探したり、履歴書や職務経歴書を作成したり、面接に行ったり。

連休があると、これらを一気に進めることができます。

6月は祝日が無く、7月に3連休、8月にお盆休み。

この10連休の次に休みを利用した転職活動を行うとしたら、7月の3連休に有給を引っ付けるのが現実的ですね。

お盆休みは地元の友達が帰ってきたり、法事や御墓参りで何かと忙しいですし、日本の企業はお盆休みに採用活動はあまり行いません。

しかし10連休にもなると有給を使う必要もなく、転職活動を行いながら趣味や家族サービスの時間もとることが出来ます。

また10連休中は会社帰りに転職活動を行うことがないので、会社の人に転職を疑われる可能性も極めて低くなります。

会社に転職活動がバレると、万が一転職しないことになった場合に昇進できる可能性が低くなってしまいます。

時間がたっぷりあるので落ち着いてゆっくりと転職活動を進めましょう。

逆に転職したいと思っているのに、この10連休中に転職活動をしなかったら、おそらくあなたが転職するのは半年以上先になるでしょう。

しかし今転職活動を始めたら10連休明けの出社は、退職までのカウントダウンになります。

まだ10連休まで日があるのであれば、できる範囲で少しでも進めておいた方が良いですね。

さて、4月27日から5月6日までの10連休。

あなたは何をしますか?

求職者の6割以上が10連休に転職活動を、3割が面接を実施

日本最多の求人件数を誇る転職エージェントの「リクルートエージェント」や社会経験の少ない20代向けの求人を紹介する「就職Shop」を運営する(株)リクルートが2019年4月12日にあるプレスリリースをしました。

その調査結果のトピックスは以下の通りです。

  • 大型連休となる2019年のゴールデンウィーク(以下「GW」)期間中も、転職活動を実施する予定の求職者が6割を越える
  • 活動予定者の年代による大きな差はなく、全年代において活動実施が6割以上と高い傾向
  • 12歳以下の子どもがいる求職者も、5割以上は「転職活動」を実施すると回答
  • GW期間中の活動実施の理由は「早く転職がしたい」が最も高く6割以上
  • 活動内容は企業が休みの場合は限られるため、「求人探し」など個人で完結できる活動が上位を占めるも、3割以上が面接を受けると回答

出典元:リクルート

求職者は、すなわちあなたのライバルでもあります。

ライバルたちに後れを取らないように、あなたもこの時期の転職活動に励みましょう。

また求職者の3割以上が面接を受けるということは、10連休でも採用活動をしている企業があるということですね。

求職者の6割以上が転職活動を行うのであれば、優秀な人材を確保したい企業としては採用活動を中止するわけにはいきませんよね。

優秀な人材を確保したい企業は、優秀な企業が多いでしょう。

すなわち労働条件も良い可能性が高くなります。

ただ休日出勤して採用活動をしている企業の中には、もしかしたらブラック企業が混ざっているかもしれません。

面接官に代休を取るのか聞いてみても良いかもしれませんね。

休みに面接などをしてくれる会社は、転職エージェントが知っている

いざ転職活動と思っても、10連休に面接してくれる会社なんて見つかるんだろうか?
って思いますよね?

10連休に面接するということは、連休開始前後に書類選考は終わらせておきたいところです。

10連休中に面接してくれる会社の中で、あなたが興味がある企業、またあなたが内定を得られる可能性がある企業は転職エージェントが知っています。

6月・7月あたりで新たに人を採用したい企業はまさに今、転職エージェントに求人を出しているのです。

参考までにおすすめの転職エージェントをご紹介しておきます。

転職エージェント名
特徴
リクルートエージェント
求人件数No.1
IT関係を中心にあらゆる業界・職種・年齢向けの求人を扱う
doda
求人件数No.2
メーカー関係を中心にあらゆる業界・職種・年齢向けの求人を扱う
パソナキャリア
転職後年収アップ率67.1%

転職エージェントに登録をすると数日後には担当者と面談を行い、求人を紹介されます。

求人を紹介された中で興味が湧く企業がなければ、転職活動自体を延期してしまえば良いのです。

10連休に面接を行う企業、というフィルターを通せばどうしても求人件数は少なくなりますので、あなたにふさわしい企業が見つからないかもしれないからです。

転職は柔軟な考えを持って慎重に行いましょう。

求人に興味が湧けば、書類選考。

書類選考は早くて数日、遅くて1週間程度で結果が出るのが一般的です。

数社に応募すれば、いくつかは10連休中に面接を受けることができるでしょう。

10連休は面接までするつもりはなく、求人探しだけしたい、というのであれば転職サイトに登録をして、専用サイトから求人を探したり、プロフィール欄を充実させて企業からのオファーを待っても良いでしょう。

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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