監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
最新記事 by 監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント (全て見る)
- リバラボインターンシップの評判口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
- マッチングちからネット四国の評判・口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
- やまなし転職・就職ナビの評判・口コミ|料金、メリット・デメリットを徹底解説 - 2023年5月18日
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!
\公式サイト/
✔︎5日間のリモート就職講座
✔︎書類選考免除&20社と面接確約
✔︎離職率の高い業界の求人は扱わない
人間誰しも「人生やり直したい!」と考えることがありますよね。
私の場合は、新卒でブラック企業に入社してしまった時が人生の崖っぷちでした。
人生で一度きりの大切な新卒の切符をブラック企業に使ってしまい絶望した時期もありましたが、転職してどうにかやり直せた感じです。
新卒で入社した会社を辞めるなんて考えたこともなかったので、転職を思いつくまでは暗い気持ちで一杯でした。
だけど、ここで紹介している「人生やり直したいと思った時に知るべき5つのこと」について考えた時に、気持ちが明るくなり目の前の霧がスーッと晴れていったことを思い出します。
(渦中の私は5つにはっきり分けて考えていたわけではなく、落ち着いた今当時考えていたことをまとめるとこの5つにまとまった、という感じです。)
転職してみて分かったことは、キラキラしている人は実存することと、そんなに大した行動でなくても少し頑張るだけでキラキラ組の仲間入りができること。
人生やり直したいのなら、ここに書かれている5つのことを知ってほしいです。
あなたも少し舵を切り替えるだけで、人生を好転させられますよ。
人生のどん底から這い上がり、希望溢れる前向きな毎日に変えましょう。
痛みのフォーカスポイントを変える
人生やり直したい!と思っている人は、「どうせ俺はダメな奴だし…」とネガティブスパイラルに陥っていませんか?
私も人生のどん底だった時には、失敗したことばかりが頭に浮かび、「ブラック企業であることに気付けなかった自分が悪い」「最悪な環境だと分かっていても何もできない自分は無力だ」など、全て自己責任だと思っていました。
でも、京セラやKDDIを創業し日本を代表する経営者である稲盛和夫さんの「厳しい環境が否応なく私を変えてくれ、生きる道を教えてくれた。」というセリフを知り、痛みのフォーカスポイントを変えてみたらどうかと気付いたのです。
苦しいことばかりを考えず、この環境に置かれたからこそできるようになったことに目を向ければ得た物の多さに気付けるはずです。
ブラック企業で働くことで成長できた点
- ブラック企業を体験できたから、ブラック企業を見抜く力は誰にも負けない
- 最悪な上司の元で働き続けたことで、パワハラへの耐性がついて精神的に強くなれた
- 自分が辛い体験をすることで他人の心の痛みに気付けるようになり、共感力が上がった
- 睡眠不足で頑張り続けると何も良いことがないと分かり、体調管理能力がアップした
- 会社内の人間関係が悪くても上手く立ち回れる対人スキルが身に付いた
こうして少し視点を変えれば、置かれている環境は変わらなくても気持ちが上向きますよね。
私自身もそうでしたが、人生やり直したい!と思う人は固定概念に縛られていることが多いです。
完璧なサクセスストーリーでなくてはいけないと思っていると、できないこと、失敗したことばかりにフォーカスしてしまいます。
しかし、歴史に名を残す成功者と呼ばれている人達は、口を揃えて「ピンチはチャンス」と言ってますよね。
誰もが逆境に立たされる場面があり、それをチャンスにできるかどうかは、痛みのフォーカスポイントをどこに向けるかに懸かっています。
あなたも、今の苦境に立たされたからこそ成長できた点があるはずですよ。
「ドラえもん」人生やり直し機のエピソード
次は、私に新たな気付きを与えてくれた、ドラえもんの人生やり直し機のエピソードを紹介します。
のび太が「人生やり直し機」を使って小学4年生の頭脳のまま4歳に戻り、天才4歳児になったものの、努力しないままで数年間を過ごしたせいで元の4年生になった頃には結局前と何も変わらなかった、という話です。
この話を読んでいる時「のび太はドラえもんがいて羨ましい!私も人生やり直し機で就活してた頃に戻りたい!」と思いました。
やり直しできる人生だったら、次こそは…と考えてしまいますよね。
だけど、就活してた頃に戻ってブラック企業ではなくホワイトな会社に入れたら、私ものび太のように努力せずに「ホワイト企業って最高!」と浮かれて過ごし、数年後には同期に差をつけられて「私はこの数年間何をしてたんだろう…」という結末になると予測できました。
人生やり直し機があれば、最初の失敗を活かし1回目よりも2回目のほうが上手くできる確率は上がります。
問題は、最初の失敗を回避できても、それで万事上手くいくわけではないということです。
人生は試練の連続。
ひとつ壁を乗り越えたと思ったら、すぐに次の課題がやって来ます。
大事なことは、過去に戻って人生をやり直したい!とヤキモキするのではなく、これからの人生をどう形作っていくかです。
このエピソードを知ったことで、私は過去に目を向けることをやめました。
10歳年とったつもりで考えてみる
人生やり直したい!と思った時には、10歳年をとったつもりで考える方法も試してみてください。
過去ではなく未来に目を向けると、人生をトータルで考えることができます。
日本人の平均寿命は男性81歳、女性87歳です。
まだ、結構人生残ってますよね。
20代が終わると「もう30歳だから、今さら何もできないよね」「40歳か…これからも同じ毎日を続けて人生終わるだけかな」と守りに入ってしまう人もいます。
でも、60歳、80歳の自分が30歳40歳の自分を思い返したら「あの時思い切って転職していれば違った人生だっただろうに…」「あの時勇気をもって告白していれば、今頃彼女が隣にいたかもしれないのに…」と思いますよね。
悲しいことに、歳をとってから過去を悔やんでも時間は戻ってきません。
こう思ったのは、ブラック企業で働きながら「これからどうしよう」と悩んでいるだけだと、何も状況が変わらないままで時間だけが過ぎていくことに気付いたからです。
時間は残酷です。
私が行動してもしなくても時を刻んでいき、あっという間に50歳になり残ったものは後悔だけ…そんな人生は送りたくない!と思いました。
10年後20年後30年後に後悔しないためには、今行動に移すしかありません。
10年後も今の仕事をしていて満足していると思いますか?
先のことを見据えて考えてみると、あなたがどうすべきかがハッキリしますよ。
住む環境が変われば気持ちも変わる
これからのことを決めたい時には、過去に引っ越しをした時のことを思い出すと参考になります。
引っ越し準備をしている時には「ここで色んなことがあったなぁ」なんてセンチメンタルな気分に浸ってしまうものですが、新居での生活が始まった途端に「新しい家具を買おう!」「近くで美味しいご飯食べられるとこ探そ!」と過去のことをすっかり忘れてしまいますよね。
不思議なもので、人は住む環境が変わると、気持ちも別人のように変わります。
これは、人は思っている以上に環境から影響を受けやすいからです。
住んでいる場所と同じ現象が起こるのが職場です。
私はブラック企業で働いている時には、自分のことを最低でイケてない人間だと感じていましたが、転職してまともな会社で働き始めたら「自分って結構能力あるんじゃない?」と自己評価がかなり上がりました。
今までは手の届かない世界にいると思っていたキラキラした人達が身近に感じられ、一緒に仕事をしている自分もキラキラ組の一員になれた!と思いましたね。
それからは、毎日が信じられないくらい楽しくなりました。
環境が変わるだけでこんなにも違うのか!と、驚いたのは私だけではありません。
同じ業務内容だったとしても職場が変わるだけで仕事への意欲、毎日の快適度が格段に違うと多くの人が実感しています。
給料を上げるため、キャリアを積むため、スキルアップのため、など転職理由は人それぞれです。
しかし、特別な目的がなくても「環境を変えるため」での転職もありだと、この体験を通して思いました。
人生やり直したい!と思っているということは、今の環境があなたには合っていないのかもしれません。
あなたが置かれている環境についても、もう一度考えてみてくださいね。
人生はやり直せないが仕事はやり直せる
人生やり直したい人は、今までにも「やり直しできたらな~」と思ったことがありますよね。
ただ、もっといい学校に入っていれば…なんて思っても、小学校、中学校、高校、大学は一度入学してしまうと、簡単に変えることができません。
人生はやり直しできないので、諦めるしかないのが辛いところ。
だけど、仕事の場合は違います。
転職すれば仕事を変えることができるのは、当たり前のように見えて結構すごいことです。
学校でいじめにあって「転校したい…」と思っても、現実的にはよほどのことがない限り転校は難しいです。
仕事の場合には「この会社辞めたい…」と思えば、転職すればいいだけです。
もちろん転職にはリスクがあるとはいえ、転校に比べたら容易でしょう。
「いじめに悩みつつも転校できない…」というのは深刻な問題ですが、「仕事が嫌だけど転職できない…」は解決できる問題です。
仕事が嫌だけど転職できないのは、転職へのハードルが高いと感じているからですよね。
だったら転職エージェントに相談だけしてみて、いつでも転職できる体制だけ整えておけばOKです。
リクルートエージェントに登録すれば、あなたが転職できる会社を教えてもらえます。
そうすれば、「仕事が嫌だけど転職できない…」から「仕事を辞めたくなったら、いつでも転職できる!」という状態になり、問題解決です。
本当に今の環境が嫌なら、この技(転職)は使うべきだと思いますよ。
最後に
人生やり直したい!と暗くなっている人に覚えておいてほしいのは、「人生どん底になったらあとは登るだけ」ということです。
限界を感じている時には、この辛い状態が永遠に続くかのような気持ちになりますが、限界を感じてからが勝負です。
諦めなければ、いくらでも人生を上向きにできる方法があります。
特に仕事の悩みは、恋愛や家族関係、健康の問題に比べたら、選択肢がたくさんあります。
あなたも少し勇気を出して動き出せれば、トントン拍子で良い方向に向かうはずです。
今からでも遅くないので最高の人生を作っていきましょうね。