でも課長は誰よりも働いているし、何も言えない。
自分の人生本当に生産技術部に捧げていいんだろうか…?
この記事を読んでいるあなたはこのような悩みをお持ちなのではないでしょうか。
私が転職を考え始めたのは2019年の正月に地元の友達と飲みに行った時、仕事とプライベートをの両立で充実した青春を謳歌している友達がとても羨ましく思った時でした。
最初は「隣の芝が青く見えるだけかな…」と思っていましたが、転職エージェントに相談して、私が転職できる求人の数々を見せてもらった時に一気に転職したい気持ちが加速。
プライベートと仕事が充実し趣味や恋愛、友人との時間を楽しんでいる未来がありありとイメージでき、1ヶ月半後にはその未来が現実になっていました。→私が利用した転職エージェントはこちら
それでも、何も考えずに闇雲に転職活動をしたわけではなく、今の会社にいることと転職することを天秤にかけたり、応募書類の内容考えたり面接の準備したりと激動の1ヶ月半でした。
生産技術部で仕事をしながら転職活動をするのは正直大変でした。
この記事では転職経験を5つにまとめて全て語り尽くすので、もしあなたが転職前の私のように悩んでいるのであればぜひ役立ててください。
最後まで読めばあなたが今何を考え、何をすれば豊かな人生につながるのか、明るい未来が見渡せるようになりますよ!

①いつでも転職できるというカードを持っている心理状態は最強
仕事に不満を持っている時に青天の霹靂が訪れると精神的に参ってしまいます。
- 中国内陸の工場への転勤辞令がくだる
- 合わない上司と決定的な確執ができた
- 激務で体調を崩した
こうなってから転職活動を始めるのではなく、この一歩手前で転職活動を始めておくのが精神的に安定します。
私は地元の友達の勧めでこれを実践したのですが、効果覿面でした。
転職エージェントに登録をして面談を受けると求人を紹介してもらえます。
これだけでいいのです。
転職エージェントには登録の段階で「すぐに転職するつもりはありません。いざというときにどんな会社に転職できるのかを知っておきたいです。」と正直に伝えた上で面談をしてもらいました。
無理に転職を進められるようなこともありませんでした。→私が利用した転職エージェントはこちら
面談といってもあなたを採用する企業ではないので、緊張する必要もないし、それほど準備は必要ありません。
むしろ準備をせずに面談にのぞみ、普段から仕事に対して思っている自慢や将来への不安や望む未来を伝えた方がいいと思います。
カウンセリングでは最新の転職市場の状況を教えてもらえ、最後にはいくつかの求人を紹介してもらえます。
紹介してもらったからといってその企業に100%転職できるわけではありませんが、内定をもらえる可能性がない企業の求人は紹介されません。
ここまで済ませてしまえば、転職活動を本格化すれば1ヶ月後には入社できる可能性の高い求人が手元に何社もある状況。
さらに最新の転職市場の情報と転職エージェントの担当者とのホットラインもあります。
この状態は精神安定剤として抜群の効果をもたらしてくれました。
何も情報がない時に比べると、冷静に今の会社に留まるべきか、転職するべきか判断できたと思います。
私の時は休日に転職エージェントの事務所に訪問しなければいけなかったのですが、今は新型コロナウイルスの影響で、対面面談が電話面談に切り替わっています。
これは家にいながら求人紹介をしてもらえるということ。
電話面談ができるのは忙しい生産技術部にとってはこんなにありがたいことはありません。
今登録をしたら3営業日以内には電話面談が完了し、あなたの手元には「いつでも転職できる」というカードが手に入ります。
②生産技術に留まるということは先輩、上司のようになるということ
100%そのままではなくても、会社の先輩や上司はあなたの近未来です。
転職を考える際に決して忘れていけないのは、今の会社に留まるという選択肢を残しておくこと。
そして会社に留まるということは、あなたがあなたの先輩や上司のようになっていくということに他なりません。
「あなたは先輩や上司のようになりたいですか?」
この問いに対するあなたの答えが、今の会社に留まるか否かの答えです。
あなたの3年先輩に海外転勤辞令があれば、数年先にはあなたにも海外転勤の辞令がくだるかもしれません。
あなたの上司の管理職が今のあなたよりも忙しくしているのであれば、あなたが昇進することはあなたがさらに忙しくなることと一緒です。
昇進するのに資格が必要なのであればその勉強をしないといけません。
やる気や能力のない人が転職したり、あまり重要ではない部署に移動するのであれば、昇進の道から外れた時点でそうなるでしょう。
③生産技術のクリエイティブな考え方と実践力は転職市場で評価される
私が転職活動を始めて驚いたのは、生産技術経験者は転職市場で人気があるということです。
転職活動を始める前までは「こんなニッチな能力、他の業界や職種で求められるわけがない。どうせ同じような生産技術に転職するのが関の山なんじゃ…」と思っていたので本当に意外でした。
生産技術経験者は会社員に必要なクリエイティブさと調整能力、実行力が備わっているため、採用担当者から人気が高いそうです。
今思えば確かに、
- 量産のことを考えて設計しているとは思えない製品の量産方法の確立
- メーカーの言うとおりに使っているのに未知のトラブルが起こる機械の使いこなし
- 絶対にミスが起きてはいけないポカヨケの考案
ちょっと考えただけでもこれだけ出てきますが、あなたも全て経験しているんじゃないでしょうか。
私は実際にこれらを走りながら考えて実行してきた話を面接でして内定を得られたと思っています。
生産技術畑で培った仕事力は本物です。
あなたの今までやってきた仕事、特に苦労した話をブラッシュアップして職務経歴書や面接でPRすれば内定は難しいことではないでしょう。
④生産技術から転職する時におすすめの転職エージェント
上司・先輩を見て今の会社にいるつもりはなく、生産技術が転職市場で評価されることが分かったのであれば、転職活動を進めていきましょう。
私のお勧めのパターンは、まず『リクルートエージェント』に登録をしておいて必要に応じて他の転職エージェントにも登録するという方法です。
私は、友人の勧めでまずカウンセリングを受けて転職先の情報を得るために業界最大手のリクルートエージェントに登録をしました。
その後、その情報と会社に残ることを比較し、転職を決意。
その段階で以下の合計3つのサービスに登録をしました。
リクルートエージェント:業界最大手。製造業・生産技術部を含む全ての業界・職種・英域・年代向けの求人を扱う
メイテックネクスト:製造業に特化した転職エージェント。
GEEK JOB:無料でプログラミングスクールと大手IT企業への就職支援を受けられる。
複数のサービスに登録をしておくことは、選択肢が増えますし、転職エージェント同士が他社を意識して切磋琢磨してくれたような気がします。
実際にはリクルートエージェントに紹介してもらった求人が最も条件が良く、様々な希望に合っていたのでリクルートエージェント経由で転職しました。
私は製造メーカーの営業を選びましたが、コロナでただでさえ右肩上がりだったITエンジニアの需要がさらに増えているので、今であればGEEK JOBはかなりいいかもしれませんね。

⑤今動く
私は、あの時行動していなかったら、今もまだ生産技術で量産だトラブルだ出張だとやっていたでしょう。
思い立った時に行動しなければ、時間って何日も何ヶ月も何年も経ってしまうものです。
機械メーカーのルート営業は休みもしっかり取れるし適度に忙しいし、転職には大満足しています。
あなたにはあなたに合った転職先があると思いますし、今の職場に留まることも選択肢の一つです。
でも転職すると決めたのであれば、すぐに動き出して決めてしまいましょう。
いつでもできそうなことが、いつの間にかできなくなることがあることはコロナで学んだはずです。
せっかく時間をかけてこの記事をここまで読んでいただいたのですし、もう転職すると決めているんですから、今行動を起こしましょう。
今行動を起こすと2ヶ月後には新しい環境で働いていますよ!