監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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大学を卒業し無事就職したものの思っていた社会人生活とはなんか違う、もしくは明らかに違うと思うことも多々あることでしょう。
浅い経験ですぐに転職することに抵抗もあると思います。
「世の中って案外こんなものなのかもしれない」そう思うこともあります。
でも長い社会人人生の最初を間違えばその後もずっと間違ったまま進んでしまうこととなります。
そんな社会人になって3年以内の間に転職活動を行う人のことを転職市場では第二新卒と呼びます。
第二新卒とはどのようなものなのかを徹底解説します!
第二新卒の年齢、定義と3つの特徴
私は転職活動を開始するまで第二新卒という言葉を知りませんでした。
第二新卒とは具体的な定義はありませんが、社会経験3年未満の求職者を指す場合が多くなります。
よって何歳から何歳までが第二新卒という年齢的な制限はありません。
企業によっては社会経験5年以下の求職者を同じ土俵で選考する場合もあります。
そして第二新卒とは転職市場で一定の需要があります。
その理由は以下の3つの特徴を兼ね備えているからです。
もしあなたが第二新卒として転職活動をする予定なのであれば以下の3つを押さえておきましょう。
ちなみに私の会社が求人を出す場合は「第二新卒」ではなく「◯◯歳以下」と要望を出します。
①ビジネスマナーを身につけておりいきなり仕事を教えることができる
第二新卒を雇う会社は基本的にビジネスマナーを教える過程は飛ばしていきなり仕事を教えたいと考えています。
よって書類や面接で「この人はビジネスマナーが備わっていない」と判断されればまず落とされます。
第二新卒の第一関門ですね。逆に言えばビジネスマナーさえ身につけていれば第一関門は難なく突破できます。
履歴書や職務経歴書には必要なことが簡潔に書かれており、面接ではビジネス用の言葉遣いができており受け答えも問題ない。
書類を送るときに添え状を付けたり、面接後にお礼のメールを送信したりすることでビジネス文書を習得していることをPRすることもできます。
その文書も形式を間違っていれば逆効果になってしまうことも考えられるので念のためビジネス文書を復習しておきましょう。
採用担当者に「この人はビジネスマナーは大丈夫だ。自社の求める人材かどうかの判断だけに集中できる」と思ってもらいましょう。
新卒で入社した会社では最初に新人研修がありましたよね?
そのあとは先輩社員に付いて回り新人研修で学んだビジネスマナーを実践すると同時に仕事を覚えていきました。
もうあなたにはビジネスマナーが身についています。
ちょっとイレギュラーなビジネスマナーでまだ知らないことはあるかもしれませんが、名刺の渡し方、会議室や会食や車での席順、電話応対などは身につけていますよね?
身につけていると思っていても過信せずに念のため本などでビジネスマナーを復習しておけば、まずビジネスマナーが原因で落とされることはないでしょう。
ビジネスマナーは「私はビジネスマナーは完璧です!」と言って伝わるものではありません。
選考過程全てを通してビジネスマナーは見られています。
もし新卒で入社した会社を数週間〜数ヶ月で退職しているのであればビジネスマナーを身につけていないかもしれません。
その場合は新卒でも第二新卒でもなく既卒扱いとなる場合が多くなります。採用担当者はこの人は既卒だからしょうがないや、とはなりません。
転職活動はシビアです。
既卒であろうが第二新卒であろうが同じ土俵で戦うので、結果的に採用担当者がこの人がうちの会社の利益に貢献してくれる可能性が高い、と判断された人に内定が出ます。
そのために何が必要なのかを考えて準備をしましょう。
既卒は実践する場が無いので、どうしても第二新卒と比べるとビジネスマナーにおいては見劣りする場合が多いでしょう。
本で勉強するなり、転職エージェントに登録しているのであればキャリアアドバイザーに指導してもらうなりして身につけましょう。
第二新卒だからと言ってビジネスマナーが完璧な人はいません。
第二新卒はあくまで必要最低限のビジネスマナーを知っておく必要があるのです。
ビジネスメールやビジネス文書には覚えることが多く一朝一夕では身につきません。
日々仕事の中で使いながら少しずつ覚えていくものです。
入社後は分からないことは分からないと言えることも重要です。
②まだ特定の業界や会社の色に染まっていない
会社には年代を問わず転職者が入ってきます。
その時に邪魔にもなり武器にもなるのが前職の業界や会社の常識や慣例です。
第二新卒はまだ特定の業界や会社の色に染まっておらず、これから企業が教育することによって業界色や会社の色を塗る余白が多いことを期待されています。
その業界や会社のプロフェッショナルになるためには業界の常識や会社の理念などをいい意味で理解し染めることができるのが企業側から見た第二新卒の魅力です。
面接で先入観に凝り固まった受け答えをしていると「この人の考え方を転職後に変えるのは難しそうだな」という印象を採用担当者に与えてしまい、内定が遠のきます。
しかしあまりに現職の業界のことを理解していないと、仕事に対する姿勢に疑問を持たれますので、社会的一般常識、業界や会社独自の一般常識を区別して認識していることが重要です。
しかし業界の常識を打ち破るのは異業界からの参入者、素人だったりもします。
でも転職直後はおとなしくしておきましょう。
周りの人とうまくやっていくのも社会人として大切なスキルです。
会社での仕事は人との協力無しには進みません。
転職直後に多少おかしいなと思うことがあっても入社直後はおとなしくしておいて、時間が立ってからこの部分はこうした方が良いのではと提案する方がうまく変えられることもあります。
急がば回れです。
③伸びしろがあり長く会社に貢献してくれる
社会人になって数ヶ月〜数年の間にどれだけ輝かしい実績を持っていてもそれは転職市場では重要視はされません。
もちろん実績はあるにこしたことはありませんが一番大切なのはあなたがどんな経験と能力を持っていてそれをどう活用して企業の利益に貢献してくれるのかということです。
そのためには実績よりもプロセスを強調しましょう。
どのように仕事をしてきたのかそのプロセスの詳細に第3者目線を加えて語れば、採用担当者はあなたが転職後にどのように仕事をしていくのかイメージができます。
採用担当者にあなたが仕事をしている姿をイメージさせるというのは極めて重要です。
イメージさせることができなければ内定は厳しいでしょう。
またあなたが伸び代があると思わせることができる3つのキーワードがあります。
それは謙虚・誠実・熱意です。謙虚さがあれば素直に学ぶ気持ちがあります。
誠実さは信頼を得るために必要です。熱意がなければ成長が途中で止まってしまいます。
この3つを兼ね備えるといつまでの成長し続け、会社に貢献してくれるイメージが持てます。
第二新卒として転職するときの3つのメリットとデメリット!
本章では、私が転職する時に知っておけばもっとスムーズに転職活動を行えたのにな、もっと早くブラック企業を退社できてたかもな、と思うことを第二新卒の3つのメリットとデメリットにまとめて解説します!
第二新卒で転職する3つのメリット
第二新卒のメリットとは何なのか。
一言で言えば若さなのですが、もう少し細かく見ていきましょう。
- 転職でしか入社できない企業を選択肢に入れることができる
- 異業種・異職種でも転職できる可能性が高い
- 転職先ですぐに結果(即戦力)が求められない
メリット①転職でしか入社できない企業を選択肢に入れることができる
日本には400万を超える会社がありますがその中には求人を出している会社と出していない会社があります。
さらには求人を出している会社の中には新卒を募集しておらず中途採用しかしていない会社もあり、そのような会社は多くの場合転職でしか入社することができません。
新卒の一斉採用というのは日本独自の風習で海外では空いたポジションができれば中途採用をするのが一般的です。
一斉採用は日本が高度成長していた時に適していたシステムであり、経済がかつてほど成長の見込みがない現代では適さなくなってきています。
一方海外の企業ではポジションが空いたり新たな仕事ができたら人を内外から割り当てるような仕組みが多くなります。
海外からみれば当たり前なので先進的ではないのですが、日本でもこのような形で募集をかけている企業もあり、このような企業とは転職でしか出会うことができません。
一斉採用をしている企業の中には戦略的に行っている企業もあるでしょうが、何の疑問も持たず一斉採用をしている企業もあります。
ポジションが空いたら人を募集する方が効率的なのは火を見るより明らかで、日本の企業の中では採用に関しては先進的です。
私が転職した企業はまさにポジションが空いたり、事業拡大のために若手営業を入れたりする際のみに募集をしていました。
募集する際はdodaを展開するインテリジェンスなど一般的に費用が高いと言われている転職エージェントを利用します。
良い企業が良い人材を手にすることにコストを惜まないのです。
メリット②異業種・異職種でも転職できる可能性が高い
第二新卒は社会常識とビジネスマナーを持ちつつ、まだ一つの企業に染まりきっていません。
採用側は社会常識の教育コストを抑えつつ、これからの成長に期待して第二新卒を採用します。
これから成長する可能性があるのであれば前職が異業種・異職種であることは問題視されず、これから解説する誠実さや謙虚さ、そして何よりも熱意(上昇思考)が重要視されます。
採用側の事情にもよりますが、第二新卒者は必ずしも同業種・同職種に転職しなければならないということはないのです。
異業種・異職種も視野に入れると選択肢が多くなります。
あまりに情報が多すぎると選びきれませんので転職エージェントの担当者(キャリアアドバイザー)に相談しながら転職先候補を絞っていきましょう!
メリット③転職先ですぐに結果(即戦力)が求められない
20代半ばから後半の若手社員に対してすぐに大きな結果は求められません。
むしろ熱意を持って様々なことに挑戦し多くの失敗を重ねてながら成功体験も重ねて行くであろう人の方が将来を期待されます。
もちろん即戦力になるに越したことはないのですが、第二新卒者に求められるのは中長期的に見て会社に貢献してくれる人材かということです。
転職してからは焦って結果を出すよりも基礎固めも怠らないようにしましょう。
第二新卒で転職する3つのデメリット
では第二新卒のデメリットについて解説します。
- また転職するのでは?と思われる
- 転職先の会社に新卒入社の人と給与、退職金で差がつく場合がある
- 転職して間もない頃は覚えることが多い
デメリット①また転職するのでは?と思われる
第二新卒は新卒で入社した会社を数年でやめているので(また転職するのでは!?)と思われるのは仕方のないことです。
あなたは新卒として入社した会社を数ヶ月〜数年でやめておきながら、転職後は長く勤めることを納得させなければなりません。
また転職する可能性があるのでは採用側も採用する意味がありません。
もう転職をしない第二新卒であることをPRするためには退職理由と志望動機をブラッシュアップさせる必要があります。
社会経験のない大学生が就職活動を行うと想像とは違う企業に入ってしまうことはあり得ますし、そのことは採用側も分かっています。
どれだけ懸命に就職活動を行っても新卒でブラック企業に入社してしまう人は一定数出てくることでしょう。
自分の事情を正直に伝えて心機一転新天地で末長く頑張りたい旨を伝えるようにしましょう。
- 新卒で入った企業ではどうしても自己実現ができず、転職希望先の企業では自己実現ができる。
- 新卒で入社した企業は希望する業界ではあったもののブラック企業でやむなく退職するが、正当な評価がなされる企業であれば末長くお世話になりたい
- 新卒での就職活動が甘くブラック企業に入社してしまったため、第二新卒として就職活動を懸命に行い一生をかける仕事を見つける気でいる
デメリット②転職先の会社に新卒入社の人と給与、退職金で差がつく場合がある
給与や退職金は勤続年数に応じて増えて行くのが一般的です。
年功序列を重要視しない外資系の会社や一部の日系企業には当てはまりませんが、日本にはまだまだ年功序列の会社多いのが実情。
年功序列だと転職者の方が条件が悪くなるのは必然です。
特に退職金は勤続年数による場合が多いのでどうしようもないでしょう。
しかし第二新卒は若さが武器。
給与に関しては自身の昇進スピードや会社の業績など要素は年功序列だけではなく、挽回が可能です。
デメリット③転職して間もない頃は覚えることが多い
転職した企業の規則や、商品知識、取引先のことなど入社間もない頃は覚えることがたくさんあります。
それに加えて社内の人間関係の構築もこれからその会社で勤めて行くにあたり重要です。
メモを取り積極的に仕事を覚えていきましょう。
ちなみに転職者が「前の会社では〜〜〜」というのは前の会社のことを聞かれない限り禁句です。
第二新卒が転職エージェントを利用する3つのポイント
求人を出す企業からすると転職エージェントは利用料が高い!
けどいい人材を紹介してくれるのは確かです。
正直他の転職サービスも味見はしますが今の所あまり使う気になりません。
他社の仕事仲間とたまに飲むときに人を採用するときにどうしているかという話になるときがあります。
ある会社は体育会系なので先輩後輩のつながりで入ってくる人が多くハズレがない、一度◯◯という転職サービスを利用したがあんまり良くなかった、など情報交換をするのですが、結局転職エージェントが一番良いかなということになります。
まあ最後に「高いけどね」と一言は必ずつきますが。
人材を確保するルートができていたり、転職エージェントを利用するコストが捻出できない企業は利用しませんが、多くの業績の良い会社は人材確保に転職エージェントを使っています。
業績の良い優良企業がなぜ転職エージェントを利用しているのかを理解するとなぜ第二新卒が転職エージェントを利用すべきなのかが見えてきます。
ポイント①初めての転職を全て一人で行うのは危険
転職活動は就職活動と異なります。
新卒の就職はみんなマイナビを使っていたのでなんとなく自分もそれらを使ったり、電車の中で転職フェアのつり革広告があれば行ってみたりしました。
当時は何と無く周りに流されて、それが就職活動だと思っていました。
流されすぎですよね。
でも私みたいな人って多いと思います。
転職活動を就職活動と同じように流されてやってはいけません。
転職活動の流れは以下の通りです。
求人情報の収集→選考書類を作成し応募→面接→内定
すべて大切ではありますが、この中で最も重要で時間をかけるべきなのはどれだと思いますか?
そう、言うまでもなく一番根本にある「求人情報の収集」です。
転職の経験が無く募集要項だけ見て会社選びを行えば以下のような間違った会社選びをしてしまう可能性が高くなります。
- あなたの持つ経験やスキルではちょっと内定が厳しい会社にばかり応募してしまう
- 内定が出たはいいものの実はもっといい待遇の会社から内定を得られていた可能性が高い
- いつまでたっても内定が出ない
- すぐに内定が出てもブラック企業
- 想像と違う会社に入社
求人情報の収集の仕方を間違えるとその後も全部間違えてしまいます。
そこであなたの経験やスキルや希望に合った会社をマッチングしてくれる転職エージェントが必要なのです。
転職エージェントを利用する際は転職エージェントの本当の狙いを知っておく必要があります。
転職エージェントのビジネスは成果報酬型。
転職エージェントの紹介により転職が成功すると企業から転職エージェントにお金が振り込まれます。
だからキャリアアドバイザーは必死になってあなたの転職を支援してくれるのです。
あなたのことを本当に思ってくれるキャリアアドバイザーもいるでしょう。
でももしかしたら、どこかの企業にとりあえず押し込んで転職させたら私の成績が上がる!
とあまりあなたのことを考えていないキャリアアドバイザーがいる可能性も否定はできません。
リスクヘッジのためにも3社には登録するようにしましょう。
4社以上だと4人のキャリアアドバイザーとやりとりする必要があるのであなたの管理できる範囲の数の転職エージェントに登録しましょう。
ポイント②第二新卒の求人は転職エージェントに集まる
卵が先か鶏が先かと言う話でもありますが、優秀な人を紹介してくれるから良い会社が転職エージェントに求人を出します。
もしくは良い会社が転職エージェントに求人を出しているので優秀な人が転職エージェントに集まります。
おそらくは転職エージェントの長年の営業努力の賜物なのでしょう。
その結果、転職エージェントのビジネスは高利益率にもなっています。
求人を出す企業からするとハローワークは就職困難者がいるイメージでありビジネスの最前線で戦う人がたくさんいるイメージはつかめません。
いくら求人掲載費が無料といえど第二新卒を募集したい場合には使わないでしょう。
ということは民間の転職サービスである転職サイトや転職エージェントに集まります。
これだけインターネットが普及した時代に紙媒体の求人誌に求人をのせる企業もいないでしょう。
そもそも紙媒体の求人誌はアルバイトが中心です。
転職サイトは募集要項を登録し条件に合う転職希望者から応募があり、募集要項の条件が合う人にダイレクトメールが送られて興味を引いた入りすることにより人材を募集します。
どちらかというと待ちが主体のリクルート活動です。
転職エージェントは企業側も転職希望側の間にキャリアアドバイザーが入って希望条件など様々な調整をします。
求人を出す企業が最も嫌うのは入社した人がすぐにやめてしまうこと。
だからこそ入社した人がすぐ辞めてしまってはいくら求人掲載費が無料だったりが安かったりしても意味がありません。
転職後すぐに辞めてしまうミスマッチは入社前のすり合わせが不十分であったがために起こる場合がほとんどです。
入社後すぐに辞める転職者は皆「思ったのと違った」との思いで辞めていきます。
そこで転職エージェントはミスマッチがないように、最初の段階で相性の良い企業と求職者をマッチングさせています。
それができるだけの豊富な求人情報と求職者を抱えており、マッチングさせる経験とスキルがあるのです。まさにエージェント(仲介業者)ですね。
細かなマッチングを調整してくれるからこそ利用料は他の転職サービスよりも高くなります。
しかし求職者は無料で転職エージェントを利用できます。
ポイント③転職エージェントには社員を使い捨てにするブラック企業の求人が少ない
ブラック企業の中には末端社員を使い捨てにするタイプの企業があります。
人を使い捨てにするということは人を雇う度にいちいちコストをかけてられません。
ということは末端社員を使い捨てるブラック企業は求人掲載費の無料のハローワークか求人掲載費の安い転職サービスを利用し、利用料の高い転職エージェントを利用しません。
ハローワークは求人掲載費が無料であるがためにブラック企業はおろか反社会勢力関連の企業が求人を出していた例もあります。
ハローワークは規則を守って求人を申請してきた企業を断ることはできず、ブラック企業を見分ける人員も不足しておりその状況は放置されているままです。
ブラック企業も具体的に定義されておらず線引きも難しいので行政機関がブラック企業を認定するのにも様々な意見が出てくるのでしょう。
また民間の転職サービスにもブラック企業が集まるものがあります。
それは求人掲載費が安い転職サービス。
中小の転職サービスの中には大手の転職エージェントに比べると求人掲載費が安いものがあります。
ハローワークでは求めている人材が集まらない、しかし転職サービスを利用するほど予算がない、という企業はそれらのサービスを利用します。
求職者からはどれも無料なので見分けが難しい場合もあるので注意が必要です。
求職者に各転職サービスの利用料は具体的数字では分かりませんが、企業の立場に立って考えればあなたがどの転職サービスを利用すべきかが見えてきます。
最後に
ちなみに私は一浪一留で、ストレートに大学を出ている人と比べたら2年社会に出遅れています。
しかし転職活動をする際には特に問題になることはなく、堂々と第二新卒として転職活動を行なっていました。
もしかしたら私が転職の際に利用した転職エージェントのdodaが浪人、留年の履歴がある求職者は好まない求人を紹介してこなかっただけかもしれません。
実際に浪人や留年を好まない企業があるかどうかは分かりませんが、もしそのような企業があっても求職者には確かめようがないですよね。
興味を持った企業なのであれば書類を送ってはみますが、もし浪人や留年を拒む方針の会社なのであれば書類を送るだけ無駄です。
転職エージェントを利用するメリットは全く見込みのない企業を紹介してこないところにもあります。
紹介してくれるということは転職エージェントは内定が出る可能性があると思っているということです。
このような手間を省くためにも転職エージェントを利用することはおすすめです。