監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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今思えば合わない環境で3年勤めるよりも1年以内に辞めたらよかった。
その無念はこの記事であなたの力になることで晴らしたいと思います。
本記事は入社10ヶ月目にして会社を辞めようとしているあなたの
「1年で勤めた方がいいのかな…?」
「辞めても次の会社はあるの…?」
「転職してまた合わない会社だったらどうしよう…?」
という疑問や不安にお答えします。
最後まで読めば、あなたが今の会社に留まるべきか転職すべきか結論が出ますよ!
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!

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新卒10ヶ月で退職してフリーターになるとどうなるのか

応募できる会社の幅が狭くなる
なぜなら「フリーターの人は応募ができない」という会社が存在するからです。
「もう会社を辞めたい」
そんな気持ちになると、
「とりあえず会社を辞めて、1週間くらい遊び倒してから転職活動をしよう!」
という気持ちが出てきませんか?
少なくとも私はそうでした。
しかし全く転職活動をせずに、ただ会社を辞めるのはおすすめしません。
なぜならむちゃくちゃ損だからです。
もちろん在職中でもフリーターでも応募できる会社はあります。
でもあなたがまだ在職中なのであれば、今転職活動を始めないと単純に損なのです。
在職中ということはどんな会社にでも応募できる最強の状態。
仕事をしながら転職活動、となるとちょっとしんどいと感じるかもしれません。
まずは転職エージェントに登録するだけでOKです。
退職のタイミングは転職エージェントの担当者においおい相談して決めていきましょう。
それでも
「今すぐにでも辞めてしまいたい」
「精神的余裕がない」
と思うことはあると思います。
その場合はすぐに辞めてしまいましょう。
あなたのメンタルが崩壊してしまえば、転職も何もないんですから。
フリーター歴が長いと応募できる会社の幅が狭くなる
これも会社側が「応募できるのは退職後○ヶ月以内」などと思っているからです。
何ヶ月以内なのかは会社によって異なりますが大体1ヶ月、長くて2ヶ月でしょう。
3ヶ月を過ぎると応募できる会社が極端に減ってきます。
なので転職活動をせずに退職した場合は、退職後すぐにでも転職エージェントに登録をしておきましょう。
登録をするのが早ければ早いほど、応募でいる会社の幅は広がります。
一番まずいのはフリーターから抜けられなくなること
なぜなら転職が日に日に厳しくなり、お給料は上がらず、経済的な将来が暗くなるからです。
あなたの周りにも一人くらいフリーターを続けている人がいませんか?
フリーターから抜けられなくなっている人のきっかけはほんの些細なこと。
就活で就職先が見つからずそのまま、短期離職してそのまま。
気がつけば5年10年20年の月日が経っていた、という人は少なくありません。
転職活動をせずに退職することは、フリーターから抜けられない道に片足を突っ込んでいるようなものです。
転職エージェントに登録をするだけで、求人を紹介してもらえますし社会とのつながりを感じられます。
自己肯定感も上がります。
転職エージェントに登録するだけでいいのです。
きっちり1年勤めることに意味はない

「最低でも1年」と言われることが多いので、漠然と1年が区切りと思ってしまいがち。
しかし実際には10ヶ月で辞めても1年で辞めても大差ありません。
大切なことは働き続けた期間の長さではなく、その会社に在籍することで何が得られるかです。
「仕事のコツが分かってきて、もう少し経験を積んだら一皮むけそうだ!」
という場合には、続けたほうが良いでしょう。
でも特に理由もなく
「1年は続けた方が良さそうだから…」
という理由なら、無駄な時間を過ごすだけなので別の道を探した方が得策です。
親や友達に転職の相談をして
「1年勤めてからにしたら?」
と言われたら、逆に
「1年勤めないといけない理由は?」
と聞いてみてください。
「キリが良いから」
「なんとなく…」
といった理由しか出てこないはずです。
みんなその程度の認識で「最低でも1年」を使っているだけで、根拠なんてありません。
仮に、きっちり1年勤めてから「1年頑張ったし、転職しようと思う!」と言うと、今度は「3年は勤めたほうが良いんじゃない?」と周りは言ってきます。
周囲の意見に従って転職を先延ばしにしていると、あっという間に20代後半です。
20代後半~30代になると、同じ年代の人達は実務経験や専門的なスキルを持っているので、何もできない人は転職でかなり不利。
新卒1年未満の転職は今後に期待してもらえるため、経験やスキルがなくてもマイナス点にはなりません。
だから、若いほうが有利な条件で転職活動を進められます。
今の会社で働き続けることがあなたの実力アップにつながるなら続けるのもアリ。
しかしメリットが無いのであれば、すぐに動いたほうが良いですよ。
合う合わないは入社してからでないと分からない

「入社したら思ったのと違った…」
という理由で転職を検討している人は、会社選びに失敗した自分を責めているのではないでしょうか。
だけど会社との相性は入社してからでないと分かりません。
あなた以外にも入社してから後悔している人が世の中にはたくさんいるものです。
職業体験イベントやインターンシップで現場を体験して
「一生この仕事がしたい!」
と思っても、社員として働いたら全く別の感想を持つのが普通です。
もっと言うと、アルバイトとして何年も働いた職場だったとしても、正社員になった途端に
「こんな会社だとは思わなかった…」
と後悔することもあります。
会社との相性はとにかく実際に働いてみないと相性は分からないので、絶対に合う会社に入れる方法はありません。
ひとつだけいえるのは、いくつかの会社を経験していくうちに
「ここは自分に合いそうかも?」
という勘が鋭くなることです。
だから、社会経験、転職など様々な体験でトライ&エラーを繰り返して自分の見極め力を磨くしかないのです。
そのために重要なのが「キャリアのVSOP」です。
V:20代はバラエティ
S:30代はスペシャリティ
O:40代はオリジナリティ
P:50代はパーソナリティ
と、世代ごとにやるべきことが違うという話です。
「20代はバラエティ」について、社会派ブロガーちきりんさんの説明はこんな感じです。
20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。
自分が何に向いているかはやってみないと分からない。
あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込みそれ以外のコトは見ない、触れないみたいな生活をしないこと。
中略
20代であれこれやってみるのは決してリスクなんかじゃない。
多彩な世界に触れること、バラエティを保つこと、視野を広め、見えている世界をできるだけ広げておくこと、そして大いに迷うこと、20代ではそれが大事という話。
引用元:Chikirinの日記
つまり、20代でたくさんの経験をすることが30代以降のキャリアにつながるということ。
だから、「会社選びを間違えた…」なんて落ち込む必要はありませんよ。
その経験こそが、20代のうちにしておくべきバラエティのひとつなのです。
同窓生の労働条件と比べてみる

「転職すべき会社なのかどうかの判断に迷う…」
と思っている人は、同窓生の労働条件と比べる方法を試してみてください。
同窓生はあなたとほぼ同じ学歴、ほぼ同じ年齢でしょうから、良い比較対象になります。
など、様々なことに気付ければ、今の会社が社会の中でどこら辺の位置づけなのかが分かります。
同窓生と比べて「僕の会社は恵まれてる!」と思ったのなら、そのまま会社に残ることを考えてみましょう。
ただ、条件が良くてもあなたに合っていないと社内で落ちこぼれてしまうだけなので、適性があるかどうかも確認してくださいね。
そして
「うちの会社って実はブラック!?」
と気付いたのであれば、20代の転職に強い転職エージェントに相談して、できるだけ早く職場探しを始めましょう。
厚生労働省のホームページでいろんな平均値を調べてみる

厚生労働省のホームページで
「統計情報・白書」⇒「各種統計調査」⇒「厚生労働統計一覧」⇒「7.雇用」「8.賃金」「9.労働時間」
と検索すれば、様々な平均値が見られます。
月間現金給与額を見れば、各職種の平均的な給与額が分かります。
参考までに学歴別に見た大卒の初任給は平成30年大卒者で210.2千円です。引用:厚生労働省
きちんとしたデータで裏付けをとってから転職するかどうか決めたい人も、厚労省の公表する平均値と比較してみると良いですよ。
平均値よりも給料が低い場合は、これから努力しても平均値以上になるのが難しい種類の仕事なのかもしれません。
「給料や労働条件が平均値以上=良い会社」というわけではありませんが、判断基準のひとつにはなるでしょう。
2月は4月入社に万全の準備で臨める時期

新年度が始まる4月に向けて、2月は万全の準備で臨める時期だからです。
企業の採用ニーズが最も高いのが2月!
大切なスタート時期である4月に向けて体制を整えておきたい企業は、1~3月に欠員を埋めておきたいと考えています。
そのため、1~3月は求人数が加速していき、転職市場が賑やかになる時期です。
転職活動は「良い求人がない=受け皿がない」ということなので、良い求人がなければどれだけ努力しても無駄です。
だから、普段よりも企業が採用熱を上げている2月は、逃してはいけないチャンスです。
それに、4月入社なら他の新卒者と一緒に研修が受けられます。
新人がたくさん入ってくる時期に合わせて転職できれば職場に馴染みやすいというメリットもあります。
新卒10ヶ月で退職せずに3年働いたらどうなるのか

なぜならもうやる気のない会社で働き続けてもとくな経験もスキルも身につかないから。
サラリーマンは積み重ねです。
その会社での経験や知識、人脈を積み重ねていって少しずつ一人前に近づいていきます。
しかしいずれ辞めると分かっている会社に勤め続けていると、仕事に身が入らず本当の知識や経験、人脈が身につきません。
「どうせ3年くらいで辞めるだろうな」
と考えながら働いていると、本当の意味で責任感も持って働けないのです。
5年後10年後は自分に関係のないことに全力は出せません。
ある意味楽な仕事ができるようですが、一番損をするのはあなた自身。
どうせ同じ時間を使って働くなら5年後10年後のあなたに関係する仕事を責任をもってやり切るべきです。
そのためにはあなたが心から
「この会社で頑張ろう!」
と思える会社で働く必要があります。
今の状況に甘んじてダラダラ会社に居続けてしまうと、ついには今の会社でも通用しなくなるかもしれません。
そうなると転職も難しいでしょう。
そんな負のループに入る前に行動を起こしましょう!
最後に

「1年未満で退職していい会社に転職できるの?」
と思うかもしれませんが、転職を成功させるコツは第二新卒向けの転職エージェントを使うことです。
いわゆる一般的な転職エージェントは、経験やスキルを売りにして転職活動をするので第二新卒には向いていません。
だけど、第二新卒向けのエージェントに求人を出している企業は、まさにあなたのような人材を求めています。
また第二新卒とはいえ、今のタイミングなら次年度4月入社の新卒と同じように扱ってもらえるのが最大の良さではないでしょうか?
年齢もほぼ同じ次年度新卒入社メンバーと一緒に4月入社できれば、仲の良い同期もたくさんできます。
同期入社の友人は一生付き合える関係となり、心強い仲間になってくれる貴重な存在。
新卒1年目の人は、今ならもう一度スタート地点からやり直すことが可能です。
新卒入社した会社を辞めれずにダラダラと惰性で毎日を送ってしまう人が多い中で
「転職したほうがいいのかも?」
と、早い段階で気付けたことが勝ち組への第一歩です。
第二新卒を武器にして、輝かしい社会人生活を再スタートさせてくださいね。
10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!

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