監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
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転職するときって不安ですよね?
何も成しえたことのないような若造が転職活動をしたところで拾ってくれる会社なんかあるものか。
ましてやブラック企業に勤めていた俺はろくな経験を積んでない…。
少なくとも私はそう思っていました。
実際に私は一浪一留で大学を卒業しブラック企業に入ってしまい、同世代の社会人よりも社会常識、ビジネスマナー、給与などで大きな遅れをとっていると感じていました。
しかしそれは違います。
私には私にしかない強みがあったのです。
私にしかない強みは私一人で気づくことはできませんでした。
転職エージェントdodaの担当者であるキャリアアドバイザーが教えてくれたのです。
浅い社会人経験で決めつけてしまわずにプロに相談して本当に良かったと思いました。
その結果私はホワイト企業への転職に成功します。
なぜ何も成しえてない、また同世代と比べて能力が低いと思っていた私が転職できたのか。
その3つの理由について解説します。
誰でもできる、しかしあなたにしかない強みが分かります。
無能な自分でも未経験業界に転職できた3つの理由
私がまだブラック企業に勤めていた時に転職に対して誤解していたことがありました。
転職とは有能な人ほど有利だと思っていたのです。
でも実際は違います。
募集をかけている会社に人材というパズルのピースが欠けており、転職希望者はその欠けているピースにジャストフォットする人材こそが自分であるということをPRすれば良いのです。
そのためには以下の3つが重要です。
- 経験と能力を組み合わせ、企業の求める人材に近づく
- 今の年齢
- 誠実・謙虚・熱意
①②は自分をパズルのピースに近づける要素であり、③はパズルのピースを欠けている場所に嵌めた後ののり付けの要素です。

①経験と能力を組み合わせ、企業の求める人材に近づく
個々の能力は大したことがなくても組み合わせるとあなただけの魅力になることがあります。
企業は転職市場にいる転職希望者の中で最も優秀な人を採用したいのではありません。
自社に欠けているポジションを埋めてくれる能力を持っている人材を求めており、それは必ずしも優秀な人とは限らないのです。
企業の求める人材は募集要項や企業理念などから想像することができます。
転職エージェントに登録している場合はキャリアアドバイザーに相談するとアドバイスをしてくれることでしょう。
企業の求めている人材にあなたが近づくために、あなたの前職での経験、学歴、資格、留学経験、語学力など仕事に関するあなたの全てを棚卸します。
その中から企業の求める人材に近づくための能力をチョイスします。
求める人材は企業により異なるので、応募をする企業によりチョイスする能力も変えます。
私が転職の時に考えていた私の強みは、ブラック企業の劣悪な環境でも新卒の私がほんの一瞬だけ会社でトップクラスの売上利益を出したことがあると言うことと、毎日日が暮れるまで飛び込み営業を行い帰社後や土日に会議や資料作りを行なっていた仕事量でした。
しかし転職エージェントdodaのキャリアアドバイザーの視点は違いました。
- 営業経験3年
- 理学部化学科卒業
- 第二新卒
これがキャリアアドバイザーの導き出した私の強みで、これを化学品を扱う専門商社の求人にマッチさせたのです。
私が強みと考えていた先述の強みが「営業経験3年」で片付けられてしまったのはちょっと悲しかったですが、後で考えたら営業力一本で勝負したら私は転職市場で埋もれていたでしょう。
しかしそこに理学部化学科卒であることと第二新卒の年齢が加わると、オリジナリティが出てきます。
理系卒で営業経験を持つ人材は転職市場に少ないのです。
そもそも私は部屋にこもって実験をする仕事よりかは日本全国を転勤して人と触れ合いたくて営業マンになったのです。
そんな気持ちで営業マンに就職が決まったはいいもののブラック企業に嫌気がさして転職を決意。
でもまさかこの時は理学部化学科卒が転職の強みになるなんて思いもしませんでした。
一浪一留で卒業した理学部化学科が営業経験と組み合わせることで大きな武器となったのです。
あなたの持つ経験・スキル持っているものすべてを全て出してみてください。
組み合わせ次第ではどこかの会社にジャストフィットする人材になることができます。
転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談すればさらにブラッシュアップしてくれることでしょう。
②今の年齢
年齢だけはどうしようもありませんが、あなたの今の年齢だからこそマッチする会社が世の中にはあるのです。
そしてその情報は転職エージェントに集まります。
会社は常に求人を出しているわけではありません。
40代のマネージャーが転職で抜けてしまっている会社に、20代の転職希望者ががいくらアプローチしても面接にすらたどり着くことは出来ません。
仕事が増えすぎて若い営業社員が欲しい会社に40代がアプローチしても同じく面接にたどり着かないでしょう。
会社により事情は異なり必要な認罪の年齢が異なるのです。
求人を出す理由は会社により様々ですが、私が転職した会社が求人を出していた理由は会社の次世代を担う人材の確保でした。
のちに私の上司となる面接官は50代半ば。
その上司が築き上げてきたノウハウと顧客網を引き継ぐ若手を探していたのです。
そこに第二新卒である私の年齢がマッチしたのです。
この会社はdodaの運営会社であるインテリジェンス(当時)に「営業経験を要する30歳以下」という条件で募集をかけていたのです。
更に化学品を扱うこの会社にとって私の理学部化学科卒が目に留まったのは先述の通りです。
私の年齢が31歳以上であればこの会社に転職することはありませんでしたが、見事年齢もマッチしたのです。
これはdodaが扱う非公開求人でした。
どんな会社でも人の出入りはあります。
業務拡大で若手をたくさん欲しい会社があるかもしれません。
時には中堅社員が急に退職してすっぽり穴が空いている会社もあるかもしれません。
あなたの年齢がマッチする会社は必ずあります。

③誠実・謙虚・熱意
転職後にまずは誠実に謙虚に学び、仕事に慣れたかと思われる時期でも熱意を持って成長し続ける人はどんな会社でも求められます。
私はのちに転職先の会社で採用面接も行うことになるのですが、その人のスペックは面接前に履歴書や職務経歴書で確認されています。
面接の際に退職理由や書類内容の確認も行いますが、重要視するのは誠実で謙虚な姿勢で勉強する気持ちがあるのか、ある程度で成長が止まってしまわない熱意があるかということです。
いくら熱意があっても協調性がなかったり自分や前の会社のやり方で仕事を進めようとしては困ります。
いくら誠実で謙虚でいい人そうでも成長がある程度で止まってしまっては困ります。
前職での実績ばかりをPRせずに実績を出すに至ったプロセスのストーリーの話をすればより好印象になります。
最後に
ちなみに私が転職活動を行った時に一浪一留と言うのは全く影響がありませんでした。
一留一浪よりかは社会人経験何年目なのかという方が重要なので気にしなくて良いでしょう。
転職エージェントとともにあなただけの強みを見つけ、誠実・謙虚・熱意を伝えれば良い会社に転職できる可能性は格段に上がります。
余談ではありますが、私は転職のタイミングが絶妙に幸運でした。
私が転職したのは2008年半ばで数ヶ月後にリーマンショックがやってきたのです。
リーマンショックが世界を襲った時に転職後の会社の上司に言われたのが、今だったら絶対採用してないね。でした。
もし数ヶ月転職活動を始めるのが遅かったら、会社を辞めた状態でリーマンショックに突入していたらと思うとゾッとします。
2018年は転職希望者に有利な売り手市場といわれていますが、世の中の状況はいつ変わるか分かりません。
転職を決意したなら可能な限り早く初めて早く次を決めてしまいましょう。