監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
今すぐ転職活動を開始すれば早々に内定を得られる可能性は高いでしょう。
来月になれば採用枠が埋まってしまいます。
今のうちに転職活動を始めましょう!
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私は大学を卒業後にブラック企業に入社してしまい、次の職場を決めずに退職し、フリーターになりました。
フリーターになってからは、イベント会場に机や椅子を並べるアルバイトや飲食店のアルバイト、日雇いの肉体労働のアルバイトなどを経験。
気楽に働いてその日暮らしの生活も悪くはなかったです。
もしあの生活がずっと続くのであれば、人生それでも悪くないと思っていたのですが、ずっと続くわけはなく、いつかは就職しないといけないと思いながらアルバイトに精を出します。
ある日、私は地元の友人と飲み会に行った時のこと、仕事の話題になると黙り込むしかありませんでした。
また友人が近々結婚すると報告を聞いた時には、祝福よりもご祝儀のことが頭によぎってしまったのです。
さらに追い打ちをかけるようにその日の二次会は経済的な理由により帰るしかなくなり、フリーターという自分の状況をまざまざと認識せざるを得ませんでした。
学生時代はいつも一緒だった友人たちは、普通に会社で働いており、いつの間にこんな差ができてしまったんだろうと、とても情けない気持ちに…。
この日を境に私は就職活動を開始。
初めて見ると意外と簡単に就職することができ、なんでもっと早く動き出さなかったんだろうと思いました。
本記事は私の経験をもとに、29歳という20代最後の年齢で就職しようと思っているあなたに向けて知っておいて欲しいことを5つにまとめました。
最後まで読めば、就職って意外と簡単にできるってことが分かりますよ!
30歳になると正社員になるのは難しくなる
29歳から30歳になるのは、28歳から29歳になるのとは意味が違います。
単純に30代になるからです。
多くの企業は募集をかける時に何歳から何歳までと年齢制限を設けています。
しかし求人票に年齢制限を記載してはいけません。
対象外の人から応募があると、書類選考で落とされるだけです。
そして未経験OKの求人を出している企業の中には30歳未満を一つのラインとしている企業があるのです。
30歳になっても正社員への就職はでいます。
しかし確実に狭き門になっているのです。
就職するなら29歳のうちです。
フリーターと社会人の収入は20歳から30歳はそんなに変わらないが、30歳から40歳は劇的に変わる
20代のうちはフリーターと社会人の手取りに大した差はありません。
だから20代をフリーターのままで過ごしてしまう人が多いのだと思います。
しかし少しずつ年収に差が開いてきます。
縁が切れることは余程のことがない限りないとは思いますが、どれだけ仲が良くても経済状況が違えば少しずつ疎遠になっていきます。
疎遠になると共通の話題も減りさらに疎遠になります。
久しぶりに会った時に友達は社会的地位を確立しているのに対して、自分の状態がフリーターのままだと引け目を感じますし友達も気を使うでしょう。
友達の何気ない一言に傷ついたりすることもあるかもしれません。
楽しい人生を送るためは、お金と友達と健康な体が必要です。
この3つのうち一つでもかけてしまえば心から人生を楽しめなくなってしまいます。
そうならないためにも正社員になってまずは人並みに稼ぎましょう。
ちょっとあなたが目をそらしていた現実をお見せしますね。
仮にフリーターがフルタイムで9時〜17時(1時間休み)を時給1000円で働いたとすると7000円/日、月20日労働で14万円/月、168万円/年です。
ちょっと多めに働いたり、時給のいいアルバイトだと20万円〜30万円/月、240万円〜360万円/年もそんなに難しくありません。
大卒の新入社員の初任給は手取りで16〜20万円/月、これにボーナスが付き、22歳の平均年収は約320万円ですが、29歳になると平均年収は395万円/年になります。
その後正社員の平均年収は30代になると400万円代/年、40代になると500万円代/年になります。
一方フリーターの年収は20代から変わりません。
正社員の年収を決める要素は勤続年数であったり業績であったりするのに対して、フリーターは時給でしか給料が決まらないからです。
時給2000円のフルタイムのアルバイトもなくはないですが、一生勤めるのはなかなか厳しいというのは誰よりもあなたが理解していると思います。
また時給2000円のフルタイムアルバイトをするくらいだったら正社員になった方がいいですよね。
まだスーツ買わなくていいから、今ちょっとやってみよ
就職活動ってどんなイメージを持っていますか?
スーツを着てビジネスバッグを持って街を歩いて面接に行く。
その通りです。
めんどくさいですよね。
実際ちょっとめんどくさいです。
でもあのスーツを着て面接に行くのって、結構就職活動の最後の方なんですよ。
スーツを買う前の段階は実はそんなにめんどくさくないんです。
スーツもカバンも買わなくていいし、お金もかかりません。
そのお金のかからない段階までやってみませんか?
そのめんどくさくないお金のかからないところまでの就職活動を説明します。
まず就職エージェントに登録をします。
登録をすると担当者から電話やメールで連絡があり面談の日程を決めます。
決まった日程に就職エージェントの事務所に行き面談をします。
たったこれだけです。
面談は特に準備なんかいりませんし私服でOKですし、かかるお金は就職エージェントの事務所までの電車賃くらいです。
その面談んが終わったら求人を紹介してもらうのですが、その求人に興味を持てばスーツを買って面談に行けばいいのです。
あれ?ちょっと待って!履歴書は送らなくてもいいの?って思いませんでしたか?
履歴書は送らなくていいんです。
私がフリーター時代にはそんな就職エージェントがあることは知らなかったのですが、今の就職エージェントは履歴書不要でいきなり面接、というところもあるのです。
就職エージェントとの面談では、あなたの今までの経験や仕事に求める条件などを聞かれます。
就職エージェントとの面談は、あなたを採用するかもしれない企業との面接ではありません。
特に何を言ってあなたに不利益はありませんので、勤務地はどこがいいのか、どれくらいの勤務時間がいいのか、休みはどれくらい欲しいのか、給料はどれくらいがいいのかなど、まずはあなたの希望条件を伝えましょう。
その上であなたにふさわしい求人を紹介してくれます。
結構求人を眺めるのは楽しいですよ。
意外と未経験でも29歳ならOKという求人があるのも確認ができます。
29歳フリーターだから・・・と思い込まずまずは求人を見せてもらうところまでやってみてください。
面接の最初にまだ就職するかどうか100%決めていない、と言っておけば無理に就職を勧められることもありません。
持ち帰って検討します、でもいいのです。
最後に
29歳で就職活動に目覚めたあなたはラッキーです。
だってまだ30歳になっていないんですから。
今就職活動を始めたら30代になっても40代になっても普通の生活が送れます。
しかし今就職活動を始めなければ、またしばらくフリーターを続けてしまいそうじゃないですか?次は30代後半を目前にした34歳くらいでしょうか。
34歳でも正社員になれないことはないですが、相当狭き門になっています。
今始めましょう。