監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
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10月は毎年20代の離職者が続出し、その穴埋めで優良求人が出る時期。
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私は新卒で営業としてブラック企業に入社し、3年で辞めました。
自分の就職活動が甘かったことが根本的な原因なのですが、あまりの激務、あまりのパワハラに、この会社には一生勤めることはできない、と思ったのです。
しかしいざ辞めるとなるとチビリます。
入社して3年が経ち将来に不安が募ったある日、私は友達が経営するバーで酔っ払っていました。
「俺は辞める!明後日辞める!」と宣言してその翌々日上司に辞表を出しました。
「明日辞める!」と言わずに明後日とワンクッション置いたのは私の勇気のなさを表していると思います。
そのワンクッションの1日の間に色々考えました。
前々から転職を考えていたけれど、その1日に考え抜いた結果辞める勇気が出たのです。
ブラック企業を辞めるのですらあれだけ勇気がいるのですから、普通の会社を辞めるのはもっと勇気がいるんでしょうね。
本記事は会社を本当にやめたいと考えているが、ズルズル間延びしている人に私の経験をシェアするために書きました。
最後まで読むと会社を辞める勇気を手にすることができますよ!
会社を辞める勇気が出ない5つ時
会社を辞めるのは本当に勇気がいります。
なぜあと一歩が踏み出せないのでしょうか。
あなたが今ひとつ会社を辞める勇気が出ないのはこんなことを考えたときではないですか?
自分の経験と能力を考えた時
会社を辞めるということは新しい職場を探すということ。
しかし自分の経験と能力はごく一般的なもので、自分なんかを欲してくれる会社なんてあるんだろうか?
なんか転職ってできる人がやっているイメージがある。
自分が仕事ができないとは思わないけど、今の会社でトップレベルに仕事ができるわけではない。
そもそもトップレベルの仕事ができてたら、辞めるという発想自体出てこないだろう。
自分は何を取っても普通、いや普通以下なんじゃないだろうか。
こんな自分が転職活動しても拾ってくれる会社なんてあるんだろうか?
給料が減ることを考えた時
せっかく何年か勤めて給料も上がってきたのに、転職したら給料はリセットされるのかな?
年収が今以上に下がるのはちょっと勘弁だけど、転職で年収が上がる人っていうのはどういう人なんだろう?
すごい業績を提げているバリバリ仕事ができるビジネスマン?
とても自分の年収が上がるなんて想像もできない。
転職したら年収が下がるかもしれないのは、退職する勇気が出ない一番の理由かもしれない。
ブラック企業に転職することを想像した時
今の会社も嫌だけど、今の会社よりも条件が悪い会社に入ってしまったら嫌、というか最悪だ。
勤務時間が異常に長かったり、パワハラが当たり前だったりする会社は意外とあるらしいと考えると、尻込みしてしまう。
今の会社でも給料は出てるわけだし、案外世の中こんなもんかもしれない。
そんなに状況が変わらないんだったら無理に転職することもないか。
知り合いの中で状況が最悪というわけでもないし。
でも一生この会社にいるのはちょっとありえない。
お世話になった人や取引先への迷惑を考えた時
今の会社に長く勤める気はもうないわけだけど、関わった人全員が嫌いなわけではない。
むしろ好きな人もたくさんいるし、お世話になった人もたくさんいる。
今取引先と進めている案件も自分にしかわからないことがあるし、今もし辞めたらものすごく迷惑がかかるんじゃないだろうか?
転職の仕方自体が良くわからない時
転職している人はたくさん見てきたけど、みんなどうやっているんだろう?
ハローワーク?知り合いの紹介?転職サイト?
会社に転職してきた人には聞きづらいし、今度友達に聞いてみようかな。
なんだか転職ってめんどくさそう。
退職・転職する勇気が出る3つの方法
あなたの悩みはありましたか?
退職するときに悩むのは何歳でも誰でも一緒です。
25歳の人が30歳になっったら自信満々で転職活動できるわけではありません。
転職する人はみんな不安と向き合いながら、勇気を持って前に踏み出しているのです。
いまいち勇気が湧いてこない人はこの3つを考えて実践してみてください。
私はこの3つを考えて転職活動に踏み切りました。
それでも不安は消えませんでしたが、転職することに希望を見出せたのは間違いまりません。
今の会社の先輩や上司のようになりたいかを考える
10年20年後のことは誰にも分かりません。
しかし数年後の自分であれば、あなたの先輩や上司を見れば高確率で分かります。
あなたは数年後にあなたの先輩や上司のようになっていたいですか?
その答えが、退職するべきか否かの一つの理由です。
ブラック企業での私の上司は、自身ではろくに成績も上げずに部下に偉そうに怒鳴り散らす人でした。
またお客さんには半分騙してでも売り上げさえ上がればそれでいいという人でした。
その上司だけではなく、社内全体的にそんな人が多く社風だったのです。
このまま会社に長いこといると、少なからず影響を受けてしまう。
このままだと人(お客さん)を騙してしまうかもしれない、自分がやっていることはあの人よりマシだと思い、自分を宥めるようなこともしたくない。
私は上司や他の先輩社員を見て強くそう思い、転職の道を選びました。
1〜2ヶ月先を具体的にイメージして、今やるべきことを実行する
今の会社にいることはもう我慢ができないんですよね?
でも退職・転職は怖い。
人間先が見えないと怖いものです。
ある程度の保証は欲しいものです。
だから万が一に備えた保険なんかが売れるんでしょうね。
万が一悪い事が起きても大丈夫、その保証が欲しいんです。
しかし退職・転職した先のことは保証はされません。
でも1〜2ヶ月先のことであれば、考えて行動をすれば実現します。
もし今あなたが転職活動を始めれば、2カ月後には新しい職場で希望に燃えて働いているかもしれません。
それを強くイメージしてみましょう。
ということは1週間後には求人票を見比べており、2週間後には興味を持った求人に応募をして面接の日程調整をしています。
3~4週間後にはいくつかの面接を受けており、1カ月を過ぎることには数社から内定が出ているでしょう。
でも今始めなければ、明日も1カ月後も2カ月後も1年後も今日と同じ日の繰り返し、末路はあなたの先輩や上司です。
退職直前の私がイメージしていたのは、転職先でバリバリ営業で業績を上げて同期や先輩と切磋琢磨しながら働き、週末や連休には旅行や趣味を大いに楽しむ姿でした。
日本全国、アメリカやアジアにも出張で飛び回り国際的なビジネスマンとして働いている自分の姿を、休みにはボリビアのウユニ湖やアメリカのグランドキャニオンなどに旅行している姿を明確にイメージしました。
それを実現するには今の会社では無理であることを確認済みでしたので、実現するためには転職するしかありません。
するとそんな未来が欲しくてたまらなくなりました。
退職・転職の怖さよりも未来への期待が上回ったのです。
あなたも楽しい未来を想像してみてください。
プチ転職活動をやってみる
それでもなかなか退職・転職の勇気が出てこないですか?
であれば転職活動を本格的に始めなくてもいいですから、プチ転職活動をやってみましょう。
プチ転職活動は今の会社にいながらでも、十分に行う事ができます。
その方法とは転職エージェントの面談に行くことです。
転職エージェントの面談に行くと、いくつかの求人を紹介してもらえます。
その求人の中で気になる求人があれば本格的に転職活動を始めたら良いのです。
転職エージェントを利用すれば収入が下がらないのか、あなたにあった企業なのかは高確率で分かります。
ちなみに内定を勝ち取る事ができる人はバリバリ仕事ができる優秀な人ではありません。
自分の強みを分析し、企業が求める人材像を正確に把握し、企業が求める人材は私ですよ!とPRできる人に内定が出るのです。
あなたの強みの分析、企業が求める人材像は転職エージェントが面談で教えてくれます。
もし転職エージェントに相談しても良い未来が描けなかったのであれば、転職活動そのものをやめてしまえば良いのです。
本格的に転職活動をしようと思ったのであれば2〜3つの転職エージェントに登録をしてリスクヘッジをすることも忘れないでおきましょう。
私は転職エージェントのdodaを利用して、普通だと思っていた私の経歴でも組み合わせ次第では魅力的になることを教えてもらいました。
また取引先への迷惑も相談した際には、人が辞めるのは大なり小なり迷惑がかかるのは事実であるが、それは会社として考えるべきことであるとも教えてもらいました。
もちろん迷惑がかからないよう退職までに自分がやるべきことは全てやったつもります。
その上で迷惑がかかったのであれば、それは会社の仕組みや考え方に問題があるのです。
なぜなら会社は法人、法律上「人」と認めている存在だからです。
あなた個人が取引先に迷惑をかけるのではなく、人が辞めても取引先に迷惑がかからない体制を整えていない会社に問題があるのです。
最後に
不安を持って退職・転職するのは当たり前のことです。
しかし不安と同じ以上の量の希望を持ってプラス思考で転職に臨めば転職活動はうまくいきます。
今より状況が悪くなる可能性はゼロではありません。
しかし今始めなければ何も変わらないのです。