『テクノプロ・キャリア』はエンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
エンジニアの求人を扱う転職エージェントの中には、エンジニアの技術や業界のことを深く理解していない担当者が少なからず存在します。
『テクノプロ・キャリア』の担当者は技術の動向や職種や役割の違いを理解しており、多くのエンジニアと接してくれいるため、必要以上の説明をしなくて済みますし、よりあなたにふさわしい求人を紹介してくれます。
テクノキャリアのホームページ機能を利用して求人を検索したところ、総求人件数は800件弱あり、各種業界や職種の求人も幅広く取り揃えています。
東京を中心とした関東地域が52.2%、でその他の地域も満遍なく保有しています。
年収は600万円代が25.6%と最も多く、800万円代が23.0%、700万円代が18.9%、1000万円以上の求人も10%以上あります。※2019年5月31日調べ
記事中にこれらを見やすいグラフにまとめました。

【ここがポイント!】
転職の際にはリスクヘッジのために2つ以上の転職エージェントに登録をするのは鉄則です。
ものづくりエンジニアに特化した『メイテックネクスト』、ITエンジニアに特化した『レバテックキャリア』、総合転職エージェントでありながら全てのエンジニアの求人も豊富に扱う『リクルートエージェント』などにも登録をしておきましょう。
『テクノプロ・キャリア』の口コミ・評判
大手の家電関係の開発部に10年勤めていましたが、海外メーカーにシェアを奪われており苦戦を強いられていました。
30歳の年に中国上海のエキシビジョンに出店した時に、海外、特に中国の家電メーカーがほぼ同じ性能で価格は半分でした。
ひと昔まではロースペックの製品に限られていたのですが、今はボリュームゾーンの製品についても技術的に追いつかれています。
今日本メーカーの優位性が保たれているのはハイエンド製品のみといっても過言ではなく、それもそのうち追いつかれるかもしれません。
開発コストがかかる上にボリュームゾーンではないハイエンドは海外メーカーは作らないかもしれませんが。
その展示会での危機感は中国と日本の家電量販店に行くと肌で感じることができます。
ちょっと前まで日本製品が一番いい場所においてあり、海外メーカーは端の方に有るか無いかだったのですが、その位置が逆転しつつあります。
その後、私は日本に帰り、若輩ながらも改革案をいくつも提案しました。
しかし全ての案は品質保証部で却下されてしまいます。
品質保証部は改革案を承認した結果、商品に問題が、特に市場でトラブルが起これば自分たちの責任になるので、改革案は承認せず、基本的には事なかれ主義なのです。
しかしそんな縦割り組織では海外メーカーには勝てません。
この案が通らなければ退職しようと密かに思いながら出した改革案が不採用になった日に『テクノプロ・キャリア』に登録をしました。
どうせ転職するのであれば、家電業界のように防戦一方の業界ではなく、果敢に海外市場で戦っている市場がいいと思い、担当者にいくつか教えてもらいました。
日本が世界で叩けている業界はいくつもありましたが、その中で特に興味を持ったのがブロックチェーンと自動車と電池でした。
ブロックチェーンがものすごく面白いと思ったのですが、30代半ばに差し掛かったエンジニアがゼロから勉強するのは難しく、少しは知見を活用できるリチウムイオン電池の業界に絞ることにしました。
『テクノプロ・キャリア』の担当者は家電業界と電池業界の違いを詳しく教えてくれ、自分が将来にわたって電池業界で働いていけるんじゃないかというイメージが湧きました。
面接では、私の改革案がなんども棄却され転職するに至った話をしましたが、第一志望の面接官の方にその話を気に入ってもらい、内定をいただくことができました。
電池業界でも海外勢は強いですが、日本メーカーも負けておらず、品質保証部も含めて会社全体で勝負をしている感じがします。
『テクノプロ・キャリア』の求人の質と年収
『テクノプロ・キャリア』のホームページに掲載されている求人を集計しグラフ化しました。
※2019年5月31日調べ
【年収別求人件数】
【地域別求人件数】
【業界別求人件数】
【職種別求人件数】
『テクノプロ・キャリア』の拠点
本社 〒106-6135 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズタワー35階
青山オフィス 〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館10F
『テクノプロ・キャリア』と一緒に使いたい転職エージェント
転職の際は2社以上の転職エージェントを使うのが鉄則です。
『テクノプロ・キャリア』以外にもエンジニア専門の転職エージェントはありますし、エンジニアに特化していない総合型転職エージェントもエンジニアの転職に力を入れています。
選択肢を多くするためにも2つ以上の転職エージェントに登録をしておきましょう。
メイテックネクスト

製造系エンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
20代、30代、地域では関東一都5県、と中部・関西の一部の求人が多く一般転職からハイクラスまで幅広く取り揃えています。
運営会社は理系学生の就職サービスも展開しており、エンジニア系の仕事を全世代においてサポートしています。
レバテックキャリア

IT/Web系のエンジニア、クリエイターに特化している転職エージェントです。
東京を中心とした関東、大阪を中心とした関西地域の求人が多くはなりますが、名古屋を中心とした東海や福岡を中心とした九州地方の求人も順次増やしていっています。
リクルートエージェント

エンジニアだけではなく、あらゆる業界・職種・年代・地域の求人を網羅しています。
エンジニアに特化していませんが、SE・ITエンジニアも製造系のエンジニアも十分すぎるほどの求人件数を保有しており、エンジニアの転職では無視できない求人件数です。
SE・ITエンジニア求人件数:72,126件(公開求人 21,487:件、非公開求人:50,639件)
エンジニア(設計・生産技術・品質管理)求人件数:36,876件(公開求人:11,819件、非公開求人:25,047件)
最後に
転職サービスを展開する企業からすると、エンジニアは真面目な方がほとんどで特に大切なお客様だそうです。
他の業界には登録をして面談の日程も決めたものの、当日になって連絡も無しに面談に来ず、そのまま連絡が取れなくなったりするなんてこともあるそうです。
またエンジニアは一般の職業に比べて年収も高い傾向にあり、転職エージェントへの実入りも大きいのです。
念の為転職エージェントのビジネスモデルを簡単に説明しておきます。
転職エージェントの紹介によりあなたが企業に転職したら、その企業から転職エージェントにあなたの年収の15~30%が支報酬として払われます。
『テクノプロ・キャリア(TECHNOPRO Careers)』の場合は理論年収の35%とちょっと高めの設定です。
よほど自信があるのですね。
だから求職者が転職エージェントを利用する場合は無料なのです。
転職した直後に転職者が退職してしまうと、転職エージェントは報酬の一部や全額を返金しないといけないといったような規定を設けています。
転職エージェントを利用するのであれば、転職エージェントのビジネスモデルも理解しておきましょう。