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厨房の中は無茶苦茶だ!調理師を辞めたい・転職したいと思う時に知っておくべき5つのこと

料理人という響きがカッコいいので、仕事を聞かれた時に「料理人やってます!」と答えるのって誇らしいですよね。

それに、自分が作ったものをお客様が嬉しそうに食べてくれると、やっててよかった!と感じるでしょう。

でも、料理人をしているとその喜びが帳消しになるほど辛いことがあるのでは?

先日、料理人をしている友人の話を聞く機会があったのですが、会社員には想像もつかないような世界で驚きました。

彼もハードな環境に疲れたと言って転職エージェントを使って転職活動をしているようで、私にも相談があったのです。

今回はそこでの会話を元に、調理師を辞める時に知っておくべきことについてまとめました。

もし、料理人としての人生に限界を感じているのであれば、今までの経験を活かしてより良い環境に身を置ける方法が書いてあるので参考にしてくださいね。

一生は嫌かも・・・。サービス業、特に厨房の中は日本でもトップレベルのブラック環境

料理人はお客様のために料理をする仕事なので、自分が満足するかどうかよりも、お客様のお口に合うかどうかが重要。

どれだけ高いスキルがあっても、まずいと言われたら終わりです。

飲食業は「お客様は神様」の精神で動いているサービス業なので、ブラックな環境になりやすいのが特徴。

サービス業は基本的にブラックになりやすいと言われていますが、厨房の中はローカルルールが蔓延しており、日本でもトップレベルのブラック環境なのです。

力のある人間が全ての権力を握っていて、「俺がそう決めたから!」という根拠のないルールに振り回されながら働くことになります。

トップになれれば地位も権力も得ることができますが、下っ端は人間以下のような扱いをされることも珍しくありません。

それに、上司の指示で事実を隠して働かないといけないこともあるんですよね。

例えば、床に落ちてしまった食品があってもロスを減らすために、そのまま提供する…など。

他にも、食品衛生的にどうなのかということがたくさんあります。

ここで逆らったり内部告発なんかしたら、すぐクビになってしまうので、不正をしていると分かっていても、犯罪まがいのことに手を貸さなくてはいけません。

肉体的にハードなだけでなく、精神的にもブラックな環境なのが厨房の中の世界です。

若いうちはがむしゃらにやれば何とかなるかもしれませんが、一生この環境で頑張り続けられる人は一握りの人だけでしょう。

肉体や精神を病んでしまわないうちに何らかの対策を考えたほうがいいと思います。

もう少しちょうだいよ・・・。調理師の給与は決して良くない

調理師は国家資格です。

だから、国家資格保持者になれば一生食べていける!と思って資格を取る人もたくさんいます。

でも、調理師の平均年収は43歳で331万円、調理師見習いの平均年収は263万円、見習いの調理師は月収12万円前後なんです。

長時間労働をしてこれですから、時給換算したら恐ろしい低賃金になると思います。

調理師が国家資格になっているのは、安全に食品を提供するという意味合いが大きいので、国家資格があるからといって、美味しいものが作れるわけではないんですよね。

トップレベルの料理人になれれば大金持ちになれますが、一般の料理人は低賃金で、お客様にペコペコしながら働いているというのが現状です。

せっかく国家資格保持者になっても、この給料では家庭を持つのが難しいと感じることもあるでしょう。

それに、これでは働くためのモチベーションが維持できません。

料理人としての仕事に誇りがあり、お客様を喜ばせたい!という熱意があっても、現実的に生活していけなければ、仕事を続けることが難しくなってしまいます。

労働環境優先なら外せない!調理師続けるなら個人店より大企業や公共施設

料理人としての仕事は好きだけれど、労働環境に耐えられないと思った時には、一流シェフになる夢は諦めて、大企業や公共施設の調理師になることをおすすめします。

料理人になる人の夢は自分の店を持つことだと思いますが、成功するかどうかは博打のようなものです。

夢を追って個人店で修業を続けるのもアリですが、限界を感じているのであれば、大企業や公共施設で調理師として働くという選択肢があることを思い出してください。

大企業や公共施設なら労働者としての権利が保障されているので、個人店とは比べ物にならないほど労働環境が整っています。

個人店しか経験したことがない調理師なら拍子抜けしてしまう程だと思います。

やりがいという意味では個人店に劣るかもしれませんが、大企業や公共施設で食事を提供する仕事も、食べた人から「美味しかった!」「ありがとう!」と言ってもらえますよ。

「厳選!飲食業界向け転職エージェントランキングと100%使い倒す3ステップ
」では飲食業界での転職について解説しています。

厨房から出てみる!飲食業界で別の職種に付くことも検討する

料理人としてはもう十分にやり切った!という思いがある場合は、厨房を出て別の職種に就くことを検討してはいかがでしょうか。

調理師免許を取って一生厨房で過ごすと覚悟を決めていたかもしれませんが、少し視野を広げると飲食業界で別の仕事をすることができます。

同じ飲食業界なので、今までの経験を生かすことができますし、調理師の経験がある人を欲しがる企業はあります

調理師的には当たり前のことも、普通の会社員には分からないことばかりなんです。

だから、調理師としての経験を活かして働きたい場合には、飲食業界で別の職種の中からやりたい仕事を探してみてください。

厨房を出たら思わぬ才能が開花して、会社員として活躍できる可能性もありますよ。

ブラックな環境に耐えたならいける!全く別の業界で別の職種

もう料理人人生に悔いなし!と思える方は、全く別の業界で別の職種にチャレンジしてみてください。

別の業界ということは、全く違う職業に就くということです。

一見無謀なチャレンジに見えるかもしれませんが、私がこの方法をおすすめするのは、ブラックな環境を経験している調理師の方だからなんです。

普通の会社員しか経験のない人には、こんな無茶な方法はおすすめしません。

だけど、厨房を経験している人なら、別業界へ転職して苦労することになっても根性で乗り越えられます。

若いうちにブラックな環境で耐えたというのは、何物にも代えがたい貴重な財産です。

望んでブラックな環境に入ったわけではないにしても、厨房で耐えられたということは相当のストレス耐性がついているはず。

だから、別業界で右も左も分からない状態になっても、料理人経験者ならガッツでやっていけます。

人並み以上にやる気があるので、もしかしたら古株の社員よりも良い成績を収められるかもしれませんね。

別業界にまで転職の幅を広げれば、過去に料理人以外に夢見た職業に就くことだって可能です。

もう一度夢を見ることができれば、残りの人生も楽しめますよね。

転職エージェントに行けば、たくさんの業界の求人を見ることができるので、もう一度職業選択をするチャンスだと思って、あなたがしたかった仕事を探してみてくださいね。

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