ホテル業界を辞めたい!ホテルマンが転職するために知っておくべき5つのこと

私は仕事柄、出張で日本中のホテルを利用したり、たまの海外出張で海外のホテルを利用することがあります。

いつも年末年始に地元で集まる仲間の中に、 大卒でホテルマンになった友人がいるのですが、毎年彼の話が結構エキサイティングで楽しみにしています。

アジア系の外国人観光客がホテルの廊下で宴会を始めたり、日本人客からもリモコンの使い方が分からないというような連絡がフロントまで来たり、チェックイン時間を過ぎてキャンセル扱いになったことをメールでも留守番電話でも知らせた上で泊まるところがないと暴れだす逆がいたりと、毎年毎年新しいエピソードを持ってきてくれます。

しかしそんな彼もついに転職。

今は彼の地元の地方都市の商社の営業をしています。

彼の地元は大手の電機メーカーや自動車関係の工場が多くそれらがすべてお客さんです。

彼の今のお客さんはそれらの会社の購買担当。

彼曰くサラリーマンのお客さんなんてホテルのお客さんに比べたら常識的過ぎて仕事がやりやすくて仕方ないそうです。

また年収も何十万も上がったと言って喜んでいました。

この記事ではそんな彼の経験をもとに、ホテルマンが転職するために知っておくべきことを5つにまとめました。

最後まで読めばホテルマンのあなたがどうしたらより良い転職ができるのかが分かりますよ!

ホテルの平均年収は高くない

ホテル業界の平均年収はおよそ300万〜400万円です。

平成29年度の平均年収が432万円(男性531万円、女性287万円)であることを考えるとホテル業界の平均年収は決して高くありません。

ある程度継続して勤務をすれば年収は上がっていきますが、不規則な生活であったり、わがままな宿泊客の対応など、業務内容がハードである傾向があります。

シフト制の仕事は時間を搾取されている

ほとんどのホテルはシフト制で仕事をしています。

多分あなたのホテルもそうですよね。

24時間ホテルには誰かがいないといけない状況。

そういう業態ではシフト制にせざるを得ません。

シフト制の中で働いていると気づきにくいのですが、 シフト制というのは働く人の時間を大きく搾取します。

ホテルマンたるもの各時間帯の仕事を全て知っておく必要があります。

同僚の急病で急遽出勤しないといけなかったり、急な退職で出勤に数が増えたりすることもあるでしょう。

そのために睡眠時間が短くなってしまったり、本来休みなのに休み明けの仕事のために睡眠調整をしなければいけなかったり、遠出ができなかったりすることもあるでしょう。

たとえ残業が全くなかったとしても、多くの時間を仕事に割いていることになります。

これをホテルマンの宿命と言ってしまうとそれまでなのですが、プライベートの時間がどれだけ搾取しているかと考えると、ものすごく時間をロスしています。

もしあなたが就業時間が朝9時から夕方5時までの仕事に転職をすると、冗談抜きで一週間が半日以上増えるような感覚に襲われるでしょう。

でもそれは時間が増えたのではなく元々そうだったのです。

シフト制の仕事はプライベートの時間を搾取されています。

客と接する機会が少ない仕事がたくさんある

ホテルはお客さんを選ぶことが極めて難しい仕事です。

ましてや超高級ホテルでもない限り、日本人から外国人まで様々な人を受け入れなければなりません。

たちの悪いお客さんが来ても一期一会なのが唯一の救いですが、定期的にそのようなお客さんは現れます。

しかし世の中には多くの仕事があり、その中にはお客さんと接する機会がものすごく少な仕事があります。

お客さんと接することがない仕事の代表例は工場の作業員

最初仕事を覚えるまでは先輩や上司に仕事を教えてもらう必要がありますが、一旦仕事を覚えてしまえばその後はひたすら黙々と作業をするだけ。

休憩時間とお昼ご飯は人と喋ってもいいですし一人で過ごしても構いません。

他にもトラックの運転手は、勤務時間のほとんどを運転に費やします。

荷受けと荷下ろし以外はほぼ運転です。

システムエンジニアはその技術をまずは習得する必要がありますが、仕事の多くの時間はパソコンに向き合ってシステムを構築します。

最近では、20代であれば未経験でもシステムエンジニアとして採用する企業が増えてきています。

そのような企業はゼロからシステムエンジニアとしての技術を教えてくれるのです。

給料をもらいながら手に職をつけられるっていいですよね。

人と接することに疲れたのであれば、人と接する機会の少ない仕事を検討するのも一つです。

ホテルの接客スキルがあればBtoBビジネスは余裕

あなたはホテルマンとして様々なお客さんと接してこられました。

言葉の壁がある外国人客、 酔っぱらってろれつの回らないサラリーマン、 マナーの悪い人もたくさんいたでしょう。

ホテルマンのお客さんの多くは個人客です。

会社として宿泊をしていたとしても、ホテルはリラックスする場所なのでわがままになるお客さんが多くなります。

まあ私なんかに言われなくても、あなたの方が当然よく分かっていますよね。

ここで私がお伝えしたいのは個人客相手の B to C ビジネスができるのであれば、法人客相手の B to B ビジネスなんか余裕でこなすことができるということです。

法人客相手の仕事というのは、 相手もこちらもサラリーマン。

もし非常識なことをしてしまえば、自分の評価もさることながら会社の評価も下げることになります。
例えばホテルのお客さんがみんなホテルマンだったらどう思いますか?

みんな礼儀正しく、マナーもよく、お互い気持ちよく過ごせると思いませんか?

B to B ビジネスとは基本的にこういうことです。

ホテルマンとして数々のわがままな個人客を相手にして来たあなたであれば、法人客相手のビジネスはノーストレスで行うことができます。

転職は転職のプロを利用する

冒頭に紹介した彼は、転職エージェントを利用して転職しました。

転職エージェントとは、転職したい求職者と求人を出している企業をマッチングする民間のサービスのことです。

ハローワークは国が提供する求人サービスですが、社会的セーフティネットワークの役目が大きく、民間の転職サービスでサービスを受けることができなかった人が利用することを目的としています。

民間の職業紹介事業等では就職へ結びつけることが難しい就職困難者を中心に支援する最後のセーフティネットとしての役割を担っています。また、地域の総合的雇用サービス機関として、職業紹介、雇用保険、雇用対策などの業務を一体的に実施しています。
※ハローワークのホームページより

よってホテルマンを含むサラリーマンが転職をする場合は転職エージェントを利用するのが一般的なのです。

転職エージェントを利用する際のポイントは、あらゆる業界・職種・年齢向けの求人を扱う総合型転職エージェントから1~2つ、あなたの年齢、あなたが転職したい業界や職種に特化した特化型転職エージェントから1~2つ、計2つ以上の転職エージェントに登録をすることです。

複数の転職エージェントに登録する理由は以下の通りです

  • より多くの求人にアクセスできる状況を作る
  • よりあなたに合った担当者に巡りあう
  • 転職エージェント同士を競争させる

参考までにおすすめの転職エージェントをご紹介しておくのでもし転職するのであれば登録をしてみてください。

もしすぐに転職する気はないけれども、 自分が転職するとしたらどんな会社に転職できるのか自分の市場価値を知ってみたいという場合でも相談を受けてくれます。

【総合型転職エージェント】

転職エージェント名 特徴
リクルートエージェント 求人件数No.1
doda 求人件数No.2
マイナビエージェント 20代30代の求人をメインに扱う
パソナキャリア 転職後年収アップ率67.1%

【特化型転職エージェント】

転職エージェント名 特徴
ウズキャリ 20代の求人に特化
レバテックキャリア エンジニア系の求人に特化
Foods Labo 飲食業界に特化
工場求人ナビ 工場求人に特化

最後に

ホテル業界は2020年のオリンピックに向けて活況を迎えます。

佳境を迎えるところかホテルの数が足りなくて、民泊サービスもどんどん規制が緩くなってきています。

オリンピックが去った後の日本のホテル業界はどうなるのでしょうか。