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日本に帰りたい!上海赴任経験者が語る中国駐在が嫌で転職したい時に考えるべき3つのこと

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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今回は中国赴任の経験のあるMさんからの寄稿です。

Mさんは私と同じくブラック企業からホワイト企業への転職に成功。

しかしその後望まない中国赴任を経験し苦労されました。

その経験から今中国に赴任していて日本で仕事がしたいと考えている日本人へのメッセージを書いていただきました。

それではご覧ください!

順風満帆だったホワイト企業での毎日に暗雲が立ち込めました。

中国赴任の辞令が出てしまったのです。私は何度も中国各地に出張で行っていましたが、生理的に受け付けない国だな、と言う印象でした。

嫌で嫌でしょうがありませんでしたが、会社と何度か押し問答があった後に変なサラリーマン根性を出してしまい結局上海に赴任することとなりました。

上海で待っていたのはブラック企業とはまた一味違う毎日。私は精神的に参ってしまいました。

中国に赴任している日本人は皆中国が好きであったり、住めば都と思い込もうと自分を騙している人たち。

中には中国人の家族を持つ人もいるので、中国の愚痴は日本人同士でも言いにくいものです。

かと言って日本に一時帰国した時に日本に住む日本人に話をしたところで共感は得られません。

私は精神を病んで結局中国赴任後2年で会社を辞めました。

今中国に赴任する日本人の数は一時期ほどではないとはいえ、今後もなくなることはないでしょう。確かに海外赴任は出世コース。

しかし仕事とはいえあなたの貴重な人生の時間を数年も嫌いな国、興味のない国で過ごす意味はどれほどあるのでしょうか。

中国赴任は仕事だけでなくプライベートも中国です。

無意味な時間を過ごさないためにもあなたが興味を持ち楽しく時間を過ごせる場所で時間を過ごしたいと思いませんか?

あなたの赴任期間は延長される可能性がある

中国赴任する時に会社に赴任期間については何と言われましたか?

大体が3年、5年と言われているはずです。

しかし実際にその期間で終わるかどうかなんて行ってみないと分かりません。

あなたが日本に戻るということは日本から後任者が来るということです。

あなたが中国行きが嫌であったように、あなたの後任者として白羽の矢が立った人も中国行きは嫌です。

中国に是非赴任したい!なんて人聞いたことありますか?

中華圏は海外赴任地でも最も人気が低く誰も行きたがりません。

後任者が決まらない間に半年1年とズルズル赴任期間が延びるということはよく聞く話です。

やっと後任者が決まったかと思ったら公認予定者がウルトラCをかまして「やっぱり行きません」となり、後任者選定をゼロからやり直すなんてことも聞いたことがあります。

3年と聞かされていた赴任期間が気がついたら5年6年になったという話はあなたの会社でも十分にあり得るのです。

赴任期間が延びた本人はしょうがないと言っていますが果たして本当にこれはしょうがないのでしょうか。

人によるとは思いますが、本当にその場所が嫌で嫌でしょうがない人にとっては拷問に近い感覚です。

遡っていえば、日本での後任者に仕事を引き継いているときは自分への判決文を自分で読んでいるようなもので、それを読み終わると自分は懲役に行くんだ(行きたくもない国に3年も仕事しに行くんだ)・・・という感覚だったのを覚えています。

実際に私は中国赴任期間は刑務所にいる気分でした。

まあ刑務所に入ったことはないのですが、たまたま獄中記の本を読んだらあまりに共感が得られる部分が多くてびっくりしました。

仕事には興味あれど大前提が興味のない国、無理やりやらされている作業のようでした。面会は唯一の楽しみでたまにある一時帰国。

接待でほぼ必ず行かなければならないKTVなんて何が面白いのかわからない本当に嫌な時間でした。

そんな時間が数ヶ月どころか数年延長されるかもしれないなんて考えただけでもゾッとしますが、実際に事前に会社に言われていた年数で帰れるかどうかはその日がやってこないことには分からないのです。

あなたはまた中国に赴任する可能性がある

数年の我慢と意を決して中国に赴任したのもつかの間。

私が中国に赴任して取引先のお偉いさんへ挨拶に行った時に言われた一言が忘れられません。

「来ちゃったね」

一度海外赴任したらもうあなたはあなたの会社において海外要員です。

また中国で一度仕事をしたら中国についてある程度知っている訳ですから、あなたが日本に帰ってまた知見を積んだら今度は責任者として赴任させられる可能性があります。

また先述の通り中国は不人気です。

社内でも一度中国赴任の経験がある人を責任者として送り込むのが良いだろうという空気が漂います。

タイだったらどれだけ良かったか・・・。

なんて思っても中国に赴任した後ではもう遅いのです。

実際に私が接した中国で日本の会社の海外支社の社長(総経理)は若手時代に中国に赴任していた人が圧倒的に多かったです。

中国にいながらでも転職活動はできる

一度中国に来てしまったらその歴史を消すことはできません。

海外赴任は栄転。

その会社での出世コースであることは間違いないでしょう。

しかし同時にあなたは中国要員。

今後の人生を中国と大きく関わりながら行きて行くことになります。

それに何の抵抗も無いのであればそのままその会社で出世街道をひた走れば良いと思います。

でもこの記事にたどり着いたあなたはどこか引っかかっているんですよね?

帰国を願い出れば帰国させてくれるケースもあると思いますが、もう出世は望めないでしょう。

中途半端で帰国するのであれば海外赴任そのものを赴任前に断っておくべきです。

これ以上ちゅごくが本当に本当に嫌だ!と思うのであれば転職というのも一つの選択肢です。

転職活動は中国にいると日本にいるときほど容易ではありませんが、方法はあります。

その方法とは転職エージェントを利用すること。

転職エージェントへの登録は海外からでもできます。

このとき転職エージェントは日本国内ので転職者をターゲットにしている転職エージェントを選ぶということです。

転職エージェント各社は海外、特に中国にも支社を出している場合が多いですが海外拠点は現地の転職サービスとして機能しています。

日本で働きたい場合、もしくは中国以外の国で働きたい場合は日本国内での転職エージェントを利用するのです。

転職エージェントに登録をするとあなたの担当となるキャリアアドバイザーから連絡が来ます。

本来であればキャリアアドバイザーと面談してカウンセリング(打ち合わせ)を行うのですが、海外に住んでいると中々面談するのは難しい状況です。

日本に一時帰国した時に面談するか、電話でカウンセリングを行います。

希望すればスカイプでも対応してくれると思われます。

面談後はキャリアアドバイザーがあなたのキャリアとスキルと希望に合った求人を紹介してくれます。

書類選考に通ったら面接です。

面接の日程は中々調整が難しいと思いますが、旧正月や国慶節など、中国が休みで日本は休みでない時期だと双方スケジュールが組みやすいのでおすすめです。

最後に

自分に素直でいてほしい、と思います。

無理に興味のない国で人生を無駄に過ごして欲しくありません。

海外赴任の要因に抜擢されたあなたは優秀です。

ちょっとお国柄が合わなかっただけです。

あなたのその優秀な能力を発揮できる会社は日本にはいくらでもあります。

日本にいながら海外とやりとりが多かったり海外出張があったりとグローバルに活躍することも可能です。

転職エージェントには数万社からの求人が寄せられており、その中にはあなたが満足いく仕事ができる会社はきっとあります。

ABOUT ME
監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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