ノルマもう無理!カーディーラー(自動車営業)から転職したい人が知るべき3つのこと

私にはカーディーラーで営業職を10年以上やっていた山村(仮名)という友人がいます。

彼とは家族ぐるみで度々釣りやキャンプに行く間柄。

そんな彼から度々転職について相談されていました。彼がいつも言っている愚痴は以下のようなものでした。

  • 個人のわがままなお客さんとのやり取りがもう嫌だ
  • 毎月のノルマがきつい
  • 土日に休みたい

山村は、お客さんとの信頼関係なんてものに喜びは見出せない。もう人と喋らない仕事がいい、とも言っていました。

車の営業の世界って大変ですよね。

毎月ノルマがありやっと達成したと思ってもまた新しい月になってリセット。

今月こそ頑張ろうと思ったところで、先月からの見込み客が競合に取られたりする。

今から新しいお客さんを見つけて今月中に契約ってほぼ夢物語。

入社間もない頃のやる気はいつの間にか消え失せれて昨日と同じ毎日の繰り返し。

私はかつてブラック企業で地主や物件オーナーに事業提案を行う営業職で毎日クセの強い個人客に飛び込み営業をしていたので、山村の気持ちが身に沁みるほど分かりました。

私はその後、個人のお客さんを相手にするB to Cビジネスの営業の世界から法人のお客さんを相手にするB to Bの世界に転職しました。

別に楽になったわけではありません。

しかし理不尽なことを言われたり、休みの日にお客さんから連絡が来たり、毎日遅くまで働いたりすることは無くなりました。

要は頑張りがいのある環境に転職できたのです。B to Bビジネスが全てこのような状況なわけではありませんが、B to Cビジネスと比べると理不尽な状況は少なくなります。

なぜならお客さんもあなたと同じくサラリーマンだからです。

私の転職経験をもとに山村にアドバイスした結果、彼はB to Bの営業の世界に転職しました。

その彼が転職1ヶ月に語ったことの要約です。

  • 法人営業がこんなにストレスなく働ける環境だとは知らなかった
  • 社内も取引先もいい人ばかりで何か裏があるんじゃないかと思うくらい
  • 早く帰れる日が度々あり、何をしていいか分からない

2018年に転職したばかりなので、転職が成功したかどうかはこれからの彼次第という部分もありますが、滑り出しは上々のようです。

もしあなたがカーディーラーの営業職で一生この仕事をやる気がないと思っているのであれば本記事に書いてあることを知っておいてください。

あなたに向いている仕事は他にあるのかもしれません。

①ワガママな個人客のいない営業の世界がある

世の中の会社の営業職が相手にする顧客は大別して個人と法人に分かれます。

いわゆる個人営業と法人営業です。

個人営業はあなたが散々経験して来た世界です。

まともなお客さんも多いですが、車1台買っただけで偉そうにフン反り返ったりクセの強いお客さんもいます。

一世一代の買い物で大枚はたいて買うお客さんもいれば、いい車をサラッと買って行くもしくはサラッと買って行くフリをするお客さんなど経済状況、仕事、性格などが多様なお客さんがいます。でもここは私なんかよりもあなたの方がよくご存知ですよね。

一方法人営業ですが、取引先の99%がサラリーマンです。

お客さんと言っても直接お客さん自身の懐が痛む訳ではありません。

早く帰りたい、と思っている人も多くいます。

もちろん仕事に真面目な人は値下げ交渉をして来ますが、感情的になることは極めて稀です。

買う立場の方が上という考え方のお客さんもいることはいますが、個人のお客さんの独特さに比べるとしれています。

個人のお客さんで鍛えたハートは法人営業に移ると強みを発揮します。

②チームプレイ営業の世界がある

営業成績が給与に反映されるインセンティブの個人営業の世界はどうしても一匹オオカミの世界になってしまいます。

どの会社でも部署があり上司部下の関係がありますが、一匹オオカミの世界だと部署に来た良い案件を上のポジションの人間が独り占めすることができます。

なるべくそうならないように公平に振り分けるよう心がけていると会社や上司は言うでしょうが、個人の成績が給料に反映される一匹狼の世界ではなかなかその通りにはなりません。

会社全体の業績が下がろうとも個人の成績がなければ給与に反映がないためです。

良い成績を維持するためには営業個人のノウハウが共有されることはほとんどありません。

私が勤めていた会社では、私の上司が比較的簡単に販売できる商品を上司が独り占めしており、その商品の販売権が私にもあることすら知らされていませんでした。

他の部署でも同じようなことは頻発していました。

一方チームプレイの会社では個人の成績が下がることはチームのひいては会社の業績が下がることを意味します。

会社全体の業績が下がることを防ぐために実績を出した人はそのノウハウを惜しみなく会社全体で共有します。

インセンティブ制度は無いために個人で突出した成績を出しても給与に直接の反映はありませんが、ボーナスや昇進に関わります。

ノウハウや最新情報を共有することは評価に繋がります。

一匹オオカミの世界からチームプレイの営業の世界に転職すると、まあ気持ち良く仕事ができることにビックリします。

社内で同じポジションの社員は一つ上を目指すライバルではありますが、会社全体の業績を向上させるための仲間でもあります。

会社に一体感があるので、ギスギスしたむき出しのライバル心ありません。

③そもそも営業から離れてみる

個人営業の世界に疲れてもう営業自体をしたく無いと言うのであれば、営業職から離れることをお勧めします。

全く違うキャリアになるので年収が下がる可能性は営業職に転職するよりかは大きくなりますが、それがあなたの幸せに繋がるのであれば迷わず違う業界に飛び込むべきです。

一生いまの世界でいることを想像してみてください。明日も明後日も1年後も5年後も今と同じです。恐ろしいですよね?

未経験の職種に転職するのであれば早いに越したことはありません。

またゼロからの挑戦になりますが、営業職の経験は以外と何事にも活用できるものです。

営業職はビジネスの基本であるビジネスマナーや支払いについて理解していますし、多様な取引先とやりした経験を活用できます。

職人、工場勤務、フリーライター、アフェリエイト、投資家、運転手、警備員など人と関わらない仕事は意外とあるものです。

冒頭で紹介した私の友人である山村は工場求人ナビで工場で働くことを真剣に検討していました。

いるだけで苦になる職場に一生居続けるのであれば思い切って未経験業界に飛び込むのも一つの手段です。

最後に

あなたが今いる自動車業界は68兆円を超える超巨大市場。

一つの世界だけで仕事をしているとそれが全てのように思えてきます。

しかし世の中は広い。今あなたの目の前にあるスマホ、パソコンでも出来上がるまでに数千社が関係しています。

まずは世の中にどんな業界があってどんな職種があるのか。

それを知るのが転職への第一歩です。あなたが手に持っているスマホさえあれば転職活動は開始できます。

まずは世の中にどんな求人があるのかを探してみるだけでもやってみてはいかがでしょうか。

その上で今の会社にいる方が良いと判断したのであればそれで良しです。

狭い世界を全てだと思っていると、知らぬ間に損をしていることもあります。

いろんな業界や仕事があると知った上でベストな道をあなたが選ぶことをおすすめします。