【管理人の転職体験談3/6】ブラック企業でついに限界がきて脱出した話

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サイト管理人しんすけ

ブラック企業からホワイト企業に転職した経験を持ち、今は面接官も務めています。 求職者と採用担当者の両方の目線で求職者の悩みを解決し、転職サービスを客観的目線で評価します。

ブラック企業に入社してしまうと会社を辞めるにしてもブラック企業に新卒の切符を使ってしまい、ろくな社会人経験をしていない自覚のある私は辞めるのがとてつもなく怖いことに思えました。

しかしブラック企業にいては未来は見えません。

周りの上司や先輩は私の未来です。

とてもあんな風になりたいとは思えません。

辞めなければいけないけれどこんな私がまともな転職などできるのだろうか。

そんな葛藤を抱えながら東京の街を目的もなく彷徨うのは辛かったです。

この記事では私がブラック企業に勤めて3年目に退職に至った経緯とその決意した理由についてリアルにお伝えします。

東京への転勤

東京に転勤したばかりの私は会社の寮に入ります。

給料は安かったですが、家賃が安かったのでどうにか生活はできていました。

東京の下町にある日の差し込まない古く狭いワンルームマンションです。

人間住む場所も大切だと体感しました。

家賃がかからなくとも暗くじめじめした場所では気持ちが明るくなりません。

辞めるまであと1年です。

ブラック企業に染まった東京支店に1年勤務

東京は何か違うかもという淡い期待は転勤後1週間もしないうちに裏切られます。

新しい上司には毎日のように、会議や資料作りは時間外にやるものだ、売上がないのであれば帰ってくるな、と連日言われこれが社風というものかと身に沁みました

しかしその上司も営業成績は芳しくないようでした。

なぜ自分が成績を上げていないのにそんなに強く言う事ができるのかすごく不思議でしたが、おそらくは今まで自分が言われてきたことを部下に言っているのだろうなと思っていました。

私の上についた二人の上司に共通しているのは会社にいるときや飲み会のときはどこにでもいる普通の人であることです。

おそらく長い間ブラック企業で働いているうちに、いつのまにかブラックな仕事が常識にすり替わっているのだと思います。

やはり東京に来ても何も変わらないか、というのが転勤後1週間も経たないうちに思った事でした。

東京には同期の社員も何人かい他たのですが同期が集まってする話といえば辞めた同期のその後や転職の事ばかり。

たまにお互いの上司の話をしたりもしました。

ある同期の上司はお酒が大好きで仲の良い社員と毎日飲み歩いているとのことでしたが私の印象は(うちの給料でよく毎日飲み歩けるな)という印象でした。

しかし衝撃の事実を同期から聞かされます。

毎日その上司たちはコンビニでお酒を買って公園で飲んでいるというのです。

最初飲み歩いていると聞くとネオン街かと思いましたがネオン街とは程遠い公園のベンチで毎日飲んでいるというのです。

上司や先輩社員は若手社員の未来とも言える存在ですが、その未来が連日公園での飲み会では夢も希望もありません。

顧客は騙され、長年勤めている社員は部下を怒鳴り散らすも夜は公園で酒を飲み、新入社員は会社をさるか上司と同じような道を辿るのかと思うと、この会社は一体誰が得をしているのかという疑問が湧いて来ます。

それはおそらくこの会社のオーナー社長の一族です。

オーナー会社とは社長が自社株をすべて持っている会社のこと。

社長が創業者である場合が多いのですが、私の勤めていた会社はまさにその典型的なオーナー会社。

社長は入社の際のオリエンテーションの挨拶以降会社を辞めるまで言葉を交わすことはおろか一度も顔を見ることはありませんでした。

私がオーナー会社というものを知ったのはこの会社に入ってからです。

他のオーナー会社がどうかは分かりませんが、聞くところによりと会社の上層部の人間でも社長の言うことは絶対でみんなイエスマン。

尾ひれが随分付いているとは思いますが、2年以上会社にいると姿の見えない社長のエゲツない噂話を耳にします。

会社の利益はすべてオーナー一族に吸い上げられ働いている社員には必要最低限の給与しか与えられていないんだろうなとなんとなく思っていました。

しかし一新入社員がその証拠を目にすることはありませんので想像の域を出ません。

会社を辞めると決めた5つの理由と決意した瞬間

転職後に私がブラック企業を辞めた理由をまとめたところ以下のようにまとめることができました。

ブラック企業を辞める時に感情的に辞めたわけではありませんが、(この5つの理由があるから会社を辞めよう)などと冷静に分析はできていませんでした。

  • お客さんを騙してしまうかもしれない
  • 給与が少なく上がる余地がない
  • プライベートの時間が極端に少ない
  • 同世代と開く社会人としての差を感じる
  • 自分がなりたいような魅力的な先輩がいない

「お先に失礼します。」

これは同期が会社を辞めるときに同期に対して言う言葉でした。

私が入社して3年目、私の同期の新卒離職率は70%を超えており30人いた同期はいつの間にか1桁になっていました。

同期に限らず先輩後輩の離職率も高かったです。

そのような状況で私も転職を考えるのは自然な流れでした。

今思えばこの頃は随分と精神を病んでいたと思いますが、当事者はなぜか自分が病んでいる認識はありません。

今症状を再認識するとほぼうつ病だったと思います。

ある日営業に出るため会社を出て山手線に乗りましたが、どうしてもお客様に訪問する気になれずそのままグルグル山手線に乗っていたこともあります。

目的もなく大都会東京をさまようのは人生でもトップ3に入る辛さでした。

でも率直に辞めるのは怖いと感じていました。

ブラック企業に入ってしまい気がつけば同窓生との社会人としての差が付いている状況。

こんな自分が転職活動などして拾ってくれる会社があるものかと言う気持ちがありました。

しかしこの会社にい続けると(そのうち人を騙してしまうのではないか、でもこの会社に居続けるのあの上司のようになってしまうかもしれない)と心は荒んでいき、転職を考えるようになります。

東京に半年ほどしてある事実に気づきます。

その上司は課全体で売るべき販売しやすい商品と商圏が新たに出来たにも関わらず、全て自分の売り上げにしてインセンテブを独り占めしていたのです。

私が日々新規開拓で飛び込みやらテレアポをやっている中、上司は会社にいれば勝手に注文書が流れてくるような仕事の売上利益を全て自分のものとしていたのです。

その売上利益は上司のみの給料に反映されます。

売りやすい商品を営業経験豊富な上司が販売し、新規開拓営業は部下にやらせる状態でしたが、本来であれば上司と部下がやるべき仕事は逆です。

営業マン個人の成績しか評価されない会社の体制の結果ではありますが、これを知った時に上司と会社への愛想が尽きました。

北関東で目の当たりにした騙された顧客(Aさん)、所長がただ怒鳴り散らすだけの会議、公園で連日コンビニで買ったお酒を飲む先輩、手柄を独り占めにして難しい仕事を部下に押し付ける上司、少ない給与と休日、言葉も交わしたことのない社長、書けばキリがないですがこの出来事をきっかけに早く辞めて次に行かなければ自分の人生が立ち行かなくなるかもしれない危機感がMAXになり転職を決意しました。

その後、数少ない休みの日曜日に転職活動を行いますが、毎週日曜日が休みがあるわけでもなく、また毎日の激務で思うようにはかどりません。

腰を据えて転職活動をするためにまず会社を辞める決断をしました。

あのままずるずると会社に残っていたら転職は成功しなかったと思います。

私は「お先に失礼します」と同期に挨拶し会社を去りました。

最後に

あなたがもし転職を考えているのであれば、まずは在職中に転職活動を行なってください。

その上で転職活動が捗らなければ退職してから転職活動を行うことをお勧めします。

私は退職してから本格的な転職活動を行いましたがこれは最終手段です。

当時の私がそこまで考えれていたわけではありませんが、今思えば危ない橋を渡ったと思います。

人生どうにかなる部分もありますがあえて危ない橋を渡る必要はありません。

あなたには私と同じ過ちを繰り返して欲しくはありません。

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