【管理人の転職体験談1/6】ブラック企業を見つけてしまった就職活動の話

社員どころか毎朝来るヤクルトのおばちゃんに対しても怒鳴り散らす上司、謎の社風「会議は時間外」、お客さんを騙してでも売り続ける上司、入社式以来顔を見たことのない社長、次々といなくなる同期、など今思えば本当にブラックでした。

なんでこんなブラック企業で働くことになったのか。

その原因は私の稚拙な就職活動でした。

あなたにはこんな会社では働いて欲しくない。

私がブラック企業に入社するまでの一部始終をお伝えします。

あなたがブラック企業に入社してしまわないために参考になれば幸いです。

ブラック企業に就職を決めてしまった就職氷河期の就職活動

私が卒業した大学の偏差値は中の上で、理学部化学科。

特に化学の道に進みたいと思っていた訳ではなく一浪で受かった大学の中で一番偏差値が高かったために選んだ大学と学部でした。

学生時代は遊び呆けてて一年留年したとはいえ未だによく卒業できたもんだと思います。

理系学部だった私が就職したかったのは全国転勤のある営業職。

研究室にこもる仕事よりもいろんな場所でいろんな人と触れ合う仕事がしたかったためです。

と言うと少しカッコつけているように聞こえますが、まあこれはこれで本音です。

学生時代ろくに勉強してこなかった私が進めるほど化学の道は甘いくはなく、研究職をはじめとする化学に携わる仕事に就けるだけの知識と経験の下地が無かったのも事実です。

私が就活をした年は就職氷河期最後の年でしたが私は見事1社目で内定を勝ち取りました。

しんすけ

しんすけ
この就職氷河期に1社目で就職を決めるとは俺もなかなか優秀だな!

と思いその後の就職活動はさほど尻すぼみにやらなくなりその1社目にお世話になることになりました。

そしてそれが3年に及ぶ悪夢の始まりでした。

合同説明会(就職フェア)で出会ってしまったブラック会社

今も大差はないかもしれませんが、当時の新卒の就職活動は以下の3つが主流でした。

  • 就職エージェント
  • 大学の就職課からの紹介
  • 合同説明会(転職フェア)

私は就職エージェントのリクナビとマイナビに登録。

気になった会社に応募して書類選考を通った会社に面接に行きながら、それとは別にどこかで合同説明会があると積極的に参加するという就職活動を行なっていました。

大学の就職課はたまには行っていましたが、ネットを通してサービスを受けられる転職エージェントや会場に行くと1日で何社も話が聞ける合同説明会に比べると不便だと感じていたのでほとんど活用していませんでした。

合同説明会とは東京ビックサイトや大阪ドームなど大きな会場に新卒者や転職者の募集を行っている会社と就職・転職希望者が一堂に会する就職イベント。

会場入りするとその合同説明会専用の複写式の履歴書に記入します。

その履歴書を訪れた各ブースの採用担当者に渡すのです。

合同説明会は朝イチから会場入りするとかなりの数の会社の採用担当者から説明を対面で受けることができるため効率がいいと考え、よく足を運んでいました。

この頃の私は2〜3回合同説明会に参加し十数社の説明を受けたり転職エージェントのサイトでいくつもの会社を見ていましたが、特に目を引く会社はありませんでした。

今思えば目を引く会社が無かったのではなく、当時の私に良い会社を見分ける能力が無かったのです。

社会経験の無い私にはブラック企業なんてものはあるにはあるが自分に関係無いと思い込んでいました。

そんな私がある日参加したちょっと小さめの合同説明会の会場を歩いていると派手な色にキャッチーな文言が書いてある看板が目に入ります。

しんすけ

しんすけ
ちょっと気になるな

と思いブースで担当者の話を聞いたところ全国に事業所があり様々な事業や機械を販売している会社で新卒の営業社員を募集しているとのことでした。

資本金も多く、事業所は日本全国とアジア数カ所、従業員は300人を超えており、扱う商品の数は多岐に渡ります。

全国転勤があり営業マンとして様々な地域の人と触れ合える。

自分の希望する仕事です。

ブースにいる説明員から会社の説明を聞いていると興味が湧き、その旨を伝えるとその場で面接が決まりました。

ちょっと目立つブースが気になり話を聞いたら面接が決まったという流れです。

家に帰ってから持ち帰った会社案内やホームページを熟読し面接対策を開始します。

専務による一次面接で内定獲得!

後日面接のためその会社の本社に訪問した私に待っていたのは取締役専務1人による面接。

いきなり専務が出てきたのはちょっとびっくりしましたが、こんなものなのかなとも思いました。

社会経験のない大学生の感覚はこんなものです。

私はとにかくやる気といろんな場所でいろんな人と触れ合いたいことと様々な商品を扱っている会社の営業マンに非常に興味があることをを伝えました。

専務からの質問は転勤に対して抵抗が無いことと内定を出したら間違いなく入社するのかという2点。

全国転勤は好都合、内定を出したら間違いなく入社するかとの問いに対して就職氷河期の就職希望者は「はい!」と答える以外ありません。

面接時間は30分も無かったと思いますが、あっけなく内定をもらい本社を後にしました。

こんなにあっさりと内定をもらえるものなのかと少しは思いましたが、当時の私は疑いよりも喜びの方が大きくあまり深くは考えませんでした。

その後転職エージェントを通して面接にたどり着いた会社で2〜3社面接を受けましたが内定は出ず、どんどん気持ちが

しんすけ

しんすけ
就職氷河期だし他の会社受けても多くは受からないだろう。1社受かってるわけだし残りの大学生活遊びたい!

という感じに傾いていきました。

職活動は行っていましたが内定もあるからと活動が疎かになっていきました。

そうして残りの大学生活を満喫し、ブラック企業への入社日を迎えます。

今私が就職活動中の私にアドバイスをするのであれば

タラレバの話ですが、もし今私の目の前にリクルートスーツに身を包んだ私が目の前にいたらブラック企業の実態とブラック企業に就職する可能性があることを伝えると共に以下の3点をアドバイスします。

(雇ってください!)ではなく会社を見定める気持ちで就職活動を行う

謙虚さの中に自分を高く見積もる気持ちも合わせ持ち就職活動を行いましょう。

特に就職氷河期に就活をしていると(就職できればどこでもいいや!)という空気が就職活動者の中に蔓延します。

実際に私が就職活動を行なっていた時期はそうでした。

2018年は売り手市場なので就職活動者は比較的強気で就職・転職活動を行うことができますが、それでも既卒(就職が決まっていない卒業者)の人は一定数出てきます。

そのような状況だったら実際に(どこでもいいから雇ってください!)という気持ちになってしまいます。

しかし入社した企業がブラック企業だったら多くの時間を浪費し、良い教育も受けられないため新社会人として給与面・スキル・経験で大きく出遅れることになります。

このような事態にならないよう、後悔の無い会社選びを心がけましょう。

私が働くのにふさわしい会社かというくらいの気持ちでも良いと思います。

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最低限の選別は行い、なるべく多くの会社の面接に行く

多くの企業の面接を受けると選択肢も広がりますし、(ちょっとこの会社はおかしいかな)というようなことにも気付いたりします。

私は面接への進み方や面接の様子、本社内の汚さなどに対してその場で何かおかしいと疑問を抱くことができませんでした。

今思えば就活当時の私が10社20社と面接をその後も続けていれば、(そういえば内定をもらった1社目は面接への進み方や面接での質疑がちょっとおかしいかな?)と、その会社がブラック企業であるヒントもしくは答えがあったはずです。

私のように1社受かってもブラック企業だったら後の祭り。

複数社受かっていれば選択肢は広がりますし、就職活動をやりきった結果であれば後悔はありません。

万が一不幸にもブラック企業に入ってしまった時は今までの就職活動の経験を転職活動に活かすことができます。

最後に

私がブラック会社に入社してしまった一番の原因はこれからの人生の多くの時間を捧げることになる会社選びを舐めていた結果だと思います。

あとちょこっと運も悪かったかもしれません。

先述の通り私は卒業した学部である化学科関係の仕事が嫌で全国転勤のある営業マンになりたいと思いました。

3年後、この経歴が私の運命を変えることとなるのですが、それは読み進めていただければ出てきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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