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転職すべきは今た!27歳(男)が未経験の異業種に転職するために必要な3つのこと

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント

新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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私が転職をしたのがまさに27歳。

新卒で入社してしまったブラック企業に3年勤めて心が病んで退職し、その後ホワイト企業への転職に成功しました。

私は1浪1留していましたので4年生大学を現役入学しストレートに卒業した人と比べると2年社会に出遅れていたことと、ブラック企業特有の社風に若干染まりつつあることを自覚していたため、こんな私でも拾ってくれる会社はあるものかと不安の中転職活動を行いました。

結果的にホワイト企業に転職できたのでよかったと思いますが、一歩間違えていればまた違うブラック企業に転職していたことも十分考えられます。

ブラック企業から転職してもう7年以上経ちますが、今だからこそ分かる27歳で転職する時に考えるべき心構えについて3つにまとめました。

①比較対象を持ち自分の会社と自分のポジションを確認しよう

私が転職する時に考えたことはこの会社に勤め続けたらどうなるのか、ということでした。

もしブラック企業に勤め続けると待っている未来は私の上司や諸先輩のような姿。

私は絶対に受け入れることができませんでした。

どのような会社であったかはこちらの記事にまとめています。

比較対象がなければ今の会社が良いのか悪いのか分かりません。

特に新卒で入社して数年だとその会社が社会の全てと思ってしまうことすらあります。

定期的に学校の同級生など同世代の友人と働き方について情報交換をすることは重要です。

もしかしたら時間でも質でも負けていないのに年収を比べると100万円も違うなんてことは良くあります。

その要因は様々で一概には言えませんが、数ヶ月も生の情報を集めていると自分の会社を客観的に見れるようになります。

少ない給料、会議は日が沈んでから、土日出勤当たり前で代休の概念は無し、有給を取るという概念がない、上司が部下を怒鳴り散らす、お客さんを騙すような売り方。

ここだけ見ると明らかにブラックですが、この会社に入社してしばらくは(世の中こんなものなのかな)とも思っていました。

しかし同級生や他社の同じ世代の話を聞くにつれ明らかにブラック会社であることを確信したのです。

物事を客観視するためにはたくさんの情報が必要です。

医師は正常なレントゲン写真をたくさん見ているので以上のあるレントゲン写真を選別できます。

部活で野球を熱心にしていた人は毎日バッターボックスに立っていたので、テレビでピッチャーが投げたボールがカーブかフォークか分かります。

あなたの会社がブラックかどうか見分けるためには、長く務める価値のある会社か見分けるためには、様々な会社の生の情報を集めるのが一番です。

私が転職活動で面接に行った際に前職での勤務状態の話をすると苦笑する面接官がほとんどでした。

(本当にそんなブラック会社ってあるんだ)という感じです。

転職した会社の面接官にあとで聞いたところによると、(そんな状態で3年も働いたんだったら多少の根性はあるのかな)とも思われたそうですが、私が(世の中こんなものか)と思っていた会社の常識は転職先からすると苦笑されるほどおかしなことだったのです。

比較対象が無いまま転職した友人の話

24時間営業の有名ファーストフード店に正社員で勤めている友人がいました。

その友人はアルバイトの面接や教育をしながら複数店舗の責任者として店舗を駆け回る毎日の中でも実績を出している頑張り屋さん。

その友人はある日、念願のマイカーを購入したのですがそのことを会社に知られた後に待っていた現実があまりにひどいものでした。

マイカーがあれば電車を気にしなくても良いので早朝や深夜のシフトを入れられたり、店舗間でのモノの搬送に使われたりしました。

これではマイカーなのか会社の車なのか分かりません。

そんな彼も会社に嫌気がさし、転職を決意します。

彼が転職したのは一般家庭を顧客とするB to Cの営業マン。

労働時間はなんと朝8時半から夜の9時10時まで。

今まで24時間のいつ働いているか分からない状態と比べると家族との時間も持てるしいい職場だと喜んで働いていますが、私から見ると超ブラック企業からちょっとマシなブラック企業に転職したように見えましたし一般的に見てもそのように映ると思います。

彼は知人の紹介で転職先を決めたそうですが、その際に人に相談したりはほとんどしなかったそうです。

前の会社よりマシだからこれでいい、ではとてももったいないことになりかねません。その友人が転職したのは私が転職する前だったので、当時の私は何もアドバイスすることはできませんでしたが、今であれば良い方向に導けるのではと思います。

いまの彼はある程度今の職場に満足しているのであえて何も行っていませんが、もし彼が再度転職を検討することがあるのであれば世の中には選択肢がたくさんあることを伝えたいと思っています。

あまりデータ集めばかりに時間を取られてもいけませんが、あまりに盲目的に転職活動を行うと、せっかくもっと条件の良い会社に転職できるかもしれないチャンスを棒に振ることがあります。

転職サイト、転職エージェント、合同説明会(転職フェア)、ハローワークなどを利用すると様々な会社があることを知ることができますのでこれらは最大限利用しましょう。

いわゆる情報弱者になってはいけません。

客観視ができないとチャンスをチャンスと捉えられなくなることもあり得ます。

自分の会社の良いところと悪いところを洗い出すことにより転職する価値があるかどうかが見えてきます。

②20代の転職でPRするのはとにかく伸び代

さあいざ転職!と思って履歴書や面接で実績ばかりをPRしてはいけません。

27歳は長くて5年、私は3年の社会人経験しかありませんでした。

社会人人生は40年以上あります。

40年の社会人生のはじめの3年は結果よりもプロセス。

3〜5年の社会人経験でどんな実績を出したのかではなく、どう出したのかというのが重要なのです。

27歳を採用しようとする職場は即戦力もさることながら、長い目で見て会社を成長させてくれる人を求めています。

そのためには結果を出したということよりも、仕事を正しい手順で進めることができるのか、トラブルに真摯に向き合って対応できるのか、誠実に謙虚に学び続ける姿勢があるのか、そして何よりも向上心を失わない熱意があるのかということが極めて重要です。

違う業界・職種に転職したとしても正しい努力ができるのであれば数年のハンデは27歳という若さでいくらでもカバーできます。

そのために今まで携わってきた業務でどのようなプロセスを踏んできたのかをまとめましょう。

③キャリアアドバイザーを信じる

キャリアアドバイザーに全力で頼ることは転職活動を成功に導く上で極めて重要です。

転職の際は転職エージェントを積極的に利用しましょう。

転職エージェントに登録するとキャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が付きます。

キャリアアドバイザーは転職希望者と求人を出している企業をマッチングさせるプロです。

転職エージェントは「比較対象を持ち自分の会社と自分のポジションを確認しよう」で解説した自分と会社のポジションを知るための比較対象を持っています。

その中であなたの希望と経歴ならどの会社にフィットするか経験則から導いてくれます。

キャリアアドバイザーは年がら年中転職希望者と対峙しているので、あなたも面接が終了した後である程度タイプ別に振り分けられていると思われます。

転職エージェントによっては得意とする業界があったりキャリアアドバイザーにも様々な人がいるのでリスクヘッジのため3社に登録しておくことをおすすめします。

2社ではちょっと少なく、4社では4人のキャリアアドバイザーとのやりとりが面倒だと思い3社に落ち着き、最終的にはdoda1本に絞りました。

私はブラック会社で転職活動を行う時間がないほど残業と休日出勤が多かったので一旦退職してから転職活動を行っています。

仕事をしていない状態で転職活動を行うとなると中だるみしたりするのですがdodaはキャリアアドバイザーがしつこいほど電話やメールで連絡があり、私の中だるみを正してくれました。

私が熱心なキャリアアドバイザーに転職活動の中だるみをただしてもらった話

他の転職エージェントのキャリアアドバイザーも良い人でしたが、dodaのキャリアアドバイザーは特に親身に対応してもらいました。

ある日dodaから電話がかかってきて「先日行かれた会社の説明会いかがでしたか?」と聞かれました。

中だるみ真っ只中だった私は会社説明会に行ったもののあまり興味が持てず途中からほとんど聞いていなかったしメモすらも取っていませんでした。

「あまり興味が持てませんでした」と回答した私に「〜〜〜の理由で新井 誠さんならあの会社に興味を持っていただけると思ったのですがどんなところに興味が持てませんでしたか?」「会社の雰囲気はどんな印象でしたか?」「どんなことを質問されましたか?」と畳み掛けられます。

私はほとんど具体的に答えることができず電話を切りました。

この電話の後私が思ったのが(キャリアアドバイザーに見放される!)ということでした。

キャリアアドバイザーは転職希望者がどこかの会社に入社して定着したら成績になるので、熱心な転職希望者に注力するのは当たり前です。このやりとりだったら熱心に転職活動を行なっているようには感じてもらえません。

何のコネもツテもない私がキャリアアドバイザーに見放されたら転職の選択肢が大きく減ってしまいます。

今思えば説明会に行った会社にもキャリアアドバイザーにも失礼な話です。

その後、私は転職活動に腰を入れ直します。

dodaからとある会社を紹介され興味を持ったので面接に行き、その会社にぜひ入社したいと思いました。

その会社の面接の前に他の会社で内定を得ていたのですがこの会社の方が興味があったので内定を蹴った旨も伝えました。

その後面接に無事通りSPIを受けることになりました。

SPIを受ける会場はオフィス街の一角のビルの中。会場にはパソコンが並んでおり、私と同じようにSPIを受けにきた人がパソコンの前に座って回答しています。

問題に対してa,b,c,dの4択から回答を選択する方式です。

私もSPIを開始しますが半分ほど進んだところで急にお腹が痛くなってしまいました・・・。

試験官にトイレに行くことを申し出ますが途中退席が認められず、もし途中退席したら再試験も受けられないとのこと。

とても我慢できなかったので、マウスを連打し4択の回答を全てaで回答しトイレに駆け込みました。

もう完全に落ちたと思いました。

dodaにその事情をキャリアアドバイザーに相談したところ、その会社と掛け合ってくれてもう一度SPIを受けられることになりました。

その後もう一度SPIを受けることが許され、最終面接まで進むことができ見事その会社に入社できることとなりました。

最後に

キャリアアドバイザーと信頼関係を作ることは転職活動を行う上で重要です。

キャリアアドバイザーももちろん人間なのでやる気のある転職希望者に対して良い転職をしたもらいたいと思うのは当然の心理。

キャリアアドバイザーを味方につけ優行きな転職活動を行なっていってください。

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監修・執筆 新井 誠|人材採用コンサルタント
新卒でブラック企業に入社し3年勤務したのちに転職。転職後は専門商社の人事部で15年勤め100名以上の採用に携わる。2017年に独立してからは人材採用コンサルタントとして200社以上の人材採用に関わる。
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